「私ならシネコン・ウォーカー。」ザ・ウォーカー ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
私ならシネコン・ウォーカー。
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観るまでどういう作品なのか情報を入れなかった。
本を守って、ひたすら西へ歩き続ける男。ハテ…?
あれ、ひょっとして?という中盤辺りの朗読の内容で、
あ、、、そういう、、、作品だったのか^^;と理解した。
うーん。。どうだろうか。好き好きが分かれそうだ。
友人曰く、とても退屈な作品だったと教えてくれた。
うん、分かる気がする^^;なんかつまり、抑揚がない。
映像や背景にはとても凝っているのだが、肝心の
物語そのものに色をつけても良かったんじゃないか。
(つけられないのを前提に言ってみてますが)
殺陣?まがいのアクションは鋭い。銃使いもハデだ。
なのに話が地味で仕方ない^^;不思議な作品だった。
確かに世界にたった一冊になってしまった(おそらく)
彼らだって過去に何度も読んだのであろうその本を、
世界の終りともいえる陰惨な世の中にもう一度!!
というテーマはよく分かる。それによって支配できる
という欲もあれど^^;こうなったら世の中をなんとか
纏めていかないと?せっかく生き残った人類でさえ
破滅の一途を辿ることが見え見えだからだ。
G・オールドマンにみすみす盗られるわけにもいかず、
なんとか西果ての目的地まで…というラストのオチが
いろいろ突っ込みたくはなるものの、巧いとは思った。
デンゼルの神々しい気骨を帯びた演技が感動を呼び、
思い返すと、確かに観応えある物語でもあるのだが、
でも…好き好きかなぁ。というのが正直な感想である。
(ソラーラはなかなか良かったですね。眠気も飛んだし)
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