「刑務所の中のアリス」バイオハザードIV アフターライフ しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
刑務所の中のアリス
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"バイオハザード(実写映画)" シリーズ第4作。
"日曜洋画劇場" で3回目の鑑賞。
原作ゲームは未プレイ。
冒頭、雨の渋谷で、アンデッド中島美嘉と戦うアリス。中島美嘉はトンだハリウッド・デビューになったなぁ、と呑気に思っていたら、重大なことに気づく。前作で世界はT・ウイルスのせいで荒廃し砂漠になったとか言っていたはずなのに、渋谷には普通にビルが残っている。どうやら他の都市もそうみたいだ。前作の設定は無かったことになったのだろうか。だとしたら、なんともいいかげんな話だなと思った。
安住の地「アルカディア」を目指すアリスの旅は、紆余曲折を経て、ロサンゼルスの刑務所へと変転した。刑務所からの脱出、つまり「プリズン・ブレイク」だから、ウェントワース・ミラーをキャスティングしたのだとしたら、製作側のお遊びにもほどがあると云うもの。だが嫌いじゃない(笑)。
アルカディアが実は…な展開は意外で、ようやくアリスも束の間の安息を得られたかに見えたが、本当に束の間過ぎた。
突如としたオスプレイ編隊の襲撃によって絶体絶命のまま、次作へ続く。なんともニクいクリフハンガーであった。
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