劇場公開日 2011年1月7日

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「体温上昇!」アンストッパブル(2010) Blueさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0体温上昇!

2010年11月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

プレビューからも伝わる 緊張感。 でも「期待しすぎてはダメだ」と自分に言い聞かせ 冷静な気持ちで鑑賞。 …ぜんぜん冷静でいられません、ドキドキの連続で体温上昇! 内容こそ違えど、昔観た『スピード』を思い出させる作品。 実際に起こった出来事を基に作られたと聞いて ますます興奮しました。 また、シリアスなストーリーなのに ところどころウィットにとんだセリフが飛び交ったり、エンディングのキャスト紹介(実際の人物についての記述)の一番さいごは 笑えました。

米北東部のペンシルバニアで、大量の化学薬品とディーゼル燃料を搭載した貨物列車が、整備ミスにより 無人暴走してしまう。 ベテラン機関士のフランクは、初めてコンビを組むウィルとともに 暴走列車を止めようと奔走する(作品情報より抜粋)。

フランクを演じた デンゼル・ワシントン。 彼の作品で“ハズレ”を見つけるのが難しいほど (私とは)相性が合います。 今回もちょっと疲れた ベテラン機関士を好演。 男気で、心やさしいオッサンを演じさせたら おそらく右に出る者はいないでしょう。 今回は演技だけでなく スタントもこなして大活躍!

フランクと乗り合わせる車掌(コンダクター)・ウィルに クリス・パイン。 イケメン・モンチッチは、ケンカっ早い・皆に馴染めず 突っ張ってる“はみ出し者”役が お上手。 心やさしいという点でフランクと通じ合い この列車事件に挑むというシーンでは 胸が熱くなりました。 モンチッチ、カッコイイ☆

フランクとウィルを頼みの綱に 列車を止めるため本部(事務所)から指示を送るコニー役に ロザリオ・ドーソン。 上司から圧力をかけられる 中間管理職。 聞き取りやすい英語、彼女の演技も よかったです。 『7つの贈り物』でウィル・スミスと恋に落ちる エミリーを演じた彼女。意外と?若い 31歳。

その他、脇役の皆さんも よかったです。 コニーの上司・ガルビンを演じた ケビン・ダンは、『トランスフォーマー・シリーズ』で シャイア・ラブーフのパパを演じていた人です。

効果音もそうですが、撮影方法(カメラアングル)も 暴走列車を体感できる迫力で 臨場感あります。 ビッグ・スクリーンでの鑑賞を お勧めします☆

Blue