「最強だらけの頂上サバイバル」プレデターズ しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
最強だらけの頂上サバイバル
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"金曜ロードSHOW!" で2回目の鑑賞。
プレデターの、己を極限まで鍛え上げてやろうと云う願望が臨界点に達したようである。地球から最強クラスの人類を選抜し、訓練惑星へ転送。彼らを狩りまくる壮絶な儀式が始まった。
集められた面々の素性はレパートリーに富んでいる。無作為に選別されたらしく、国もバラバラだった。軍人役にエイドリアン・ブロディが配されているのには驚きだ。まさか彼がこのようなB級モンスター・アクション映画に出るとは⋯
ブロディはシュワちゃんと違ってかなりの細マッチョだが、戦士としての勇ましさは全く負けていなかった。プレデターたちの行動や理念を冷静に観察して戦う様は、獲物を追い詰める狩人そのもの。プレテターと大差無いように思えた。
日本の最強代表がやくざと云うのもアメリカンなジャパン・イメージで楽しめた。日本刀を使ってのプレデターとの一騎打ちが堪らなくカッコいい。ルイ・オザワは剣道経験者だそうでキレキレの殺陣を披露しており、様になっていた。
ジャングルで繰り広げられるプレデターとの死闘は1作目への回帰を思わせる。両者が生存本能と闘争本能を剥き出しにしたバトルに血湧き肉躍った。
[余談]
プレデターにも種族があって、抗争していると云う設定がとても面白い。プレデターVSプレデターの戦いは壮絶で、手に汗握る名場面だった。
*修正(2025/11/10)
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