「せっかくの格言もアホっぽい人の口から出たものだと台無しに」海の金魚 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
せっかくの格言もアホっぽい人の口から出たものだと台無しに
2010年の作品
今から15年前の作品
賀来賢人20歳!若い
柄本時生20歳?今も当時もあまり変わらない
柄本時生の年齢なんてあってないようなもの
おそらく柄本時生と入来茉里はこの作品で出会い友達として交際ししばらくしてから結婚し2年後に離婚している
監督は『チェスト!』『リトル・マエストラ』『カノン』『レッドシューズ』『レディ加賀』の雑賀俊朗
脚本は『モテ女キ』の塚田耕野
鹿児島県の錦江湾で毎年行われている「鹿児島カップ火山めぐりヨットレース」
ヨットの事故で友人を亡くしたことがきっかけでヨットを辞めていたキヨミだったがヨットで暮らす変わり者のミオとの出会いで再びヨットを始める
キヨミらは地元のヨットレースに出場する
設定脚本演出ともにダメ
入来茉里と田中あさみの演技力も良くない
ミオはおそらく共感しているヘミングウェイの格言の数々を披露しているんだろうが唐突だからことごとく滑っている
良いこと言っているようでアホっぽく知性を感じない
キヨミがミオとヨットで時間を過ごし朝帰りするのだがその時の片山メグミの「ブルー」の歌詞が鬱陶しい
俳優の台詞に被せてくるんじゃないよ
大川隆法の映画じゃあるまいし
配役
父を亡くし不法係留ながらもヨットで暮らす長田ミオに入来茉里
ヨットの事故で友人を亡くした石黒キヨミに田中あさみ
クラス委員の伊勢ケンイチに賀来賢人
ヨットの事故で亡くなったキヨミの友達の恋人の寺岡マサルに白石隼也
若い漁師の兄貴分の南ヨウスケに柄本時生
水族館で獣医をしながらヨットレースに出場する朝井出皐に吉瀬美智子
キヨミの父に髙嶋政宏
キヨミの母に芳本美代子
若い漁師の川島に小島よしお
ヨットの事故で亡くなるキヨミの友人の野上セイコに麻宮美果
担任教師に宮下純一