スター・トレック イントゥ・ダークネスのレビュー・感想・評価
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リーダーの立ち振る舞いは参考に。ただ映画としては拍子抜け。
「1よりもよい」との評価が多く、宣伝も大々的だっただけに期待していたのだが完全に拍子抜けだった。こりゃ1と比べ物にならない。
カーンの「悪さ度合い」なんて全然伝わらない。完全なる悪という触れ込みだったはずなのだが、、、。ポスターのキャッチコピー「人類最大の弱点は、愛だ。」も何を指していたのやら。
ただ相変わらず「若くしてリーダーになった者の立ち振る舞い」は非常に参考になる。メンバーにどんどん指示を出していくところなど惚れ惚れする。ただ観るべきところはそれだけだった。
「カーーーーーーーン」 の元は確か『スタートレックII カーンの逆...
前作よりも、はっきりと面白かった。
NHK BS4Kで16日(土)放送のものを録画視聴。
誰が本当の敵なのかが二転三転し、敵が確定してからも緊迫の駆け引きが続く。手に汗握るカウントダウンやアクションシーンも盛りだくさん。そして、展開はスピーディーでありながらも、置いてけぼりをくわずに、ちゃんと乗っかれる。なのに単純すぎてつまらんということは全くなく、観終わって「面白かった!」と素直に言えるあっぱれな作品。お見事です。
カンバーバッチの存在感が半端なく、説得力抜群。カークやスポックが青臭く見えてしまうほど。けれど、その若さがきらりと光り、肯定されるのはちょっと胸熱。
ちょこちょこ散りばめた伏線は見え見えではあるけれど、不自然な説明セリフはなく、自然な形で「見せて」回収していくところが好印象。
夏休み最終日に、昼からビールを飲んで鑑賞するのにピッタリでした。面白かった!
自己犠牲と役割分担の物語
スタートレック初体験!
大迫力
【J.Jエイブラムス監督がその確かな実力を発揮した作品。ベネディクト・カンバーバッチのカリスマ性が悪役を演じても色褪せない事を証明した作品でもある。】
― 今作は、スタートレックシリーズでも、特異的な位置にある作品であろう。ー
・クリス・パイン演じるカークも、ザッカリー・クイント演じるスポックも、今作では、ベネディクト・カンバーバッチ演じるジョン・ハリソンに圧倒されていた。
・今でも、今作の印象はカンバーバッチが演じた圧倒的なパワーと頭脳を持つ悪役、ジョン・ハリソンの姿が強く残る。
・そして、今作の監督は”J.Jエイブラムス”である。「M:i:Ⅲ」で監督デビューし、「スタートレック」を経て、「SUPER 8/スーパーエイト」で、着実に実力を身に着けて来た。
<今作を経ての、その後の彼の活躍振りは万民が知る所であろう。>
<2013年8月24日 劇場にて鑑賞>
過去鑑賞
前作より俄然楽しめた!
調査隊から軍隊へ?
宇宙を舞台に、転送装置でいろいろな星を探検するSF海外ドラマとして一世風靡したのは、自分が中学生の頃。メイナード・ファーガソンのトランペットによるテーマ曲も懐かしい。
そんなスタートレックが,2009年にJ・J・エイブラムスによってリニューアルされた続編。カーク船長をクリス・パインが演じ、相棒スポックをザカリー・クイントが務めた。クリスについては、ドラマのカーク船長に比べて若すぎて違和感を感じたが、ザカリーについては、ドラマのスポックと瓜二つで、正に適役。
そして、本作の悪役を務めるのが、まだ若々しさが残るベネディクト・カンバーバッチ。最近は正義の味方の役が定番になっているが、あの風貌から、主役のクリス以上の存在感の悪役ボスを見事に演じている。
ストーリーは、カーク達は、未開の惑星を火山噴火の危機から救うが、火山の火口に取り残されたスポックを救う為に、多くの宇宙規則を破ってしまう。地球に戻ったカークは、エンタープライズの船長資格を剥奪される。
そんな折に、ロンドンでテロ爆破が起こり、その首謀者のジョン・ハリソンは、艦隊本部までも襲撃する。テロリストとなったジョンを追って、カークは再びエンタープライズに乗り込む。そして、ジョンを捕らえるのだか、そこには、意外な陰謀が隠されていた…。
謎の惑星や宇宙船、未来の地球、戦闘シーンなどは、さすがにエイブラムス。リアリティのある壮大なシーンを次から次へと繰り広げている。宇宙船が街に突撃するシーンは、9.11を想起した人も多いだろう。
今度、新しいシリーズが、また動き出すという話も聞いている。『スター・トレック』は、『スター・ウォーズ』と並ぶ、SFアクション・ファンタジーの金字塔とも言える。
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