「これでもか!と言うくらいのアクションシーン!!」トランスフォーマー ダークサイド・ムーン りりーさんの映画レビュー(感想・評価)
これでもか!と言うくらいのアクションシーン!!
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「トランスフォーマー1」では、日本のおもちゃがハリウッドへ渡ると、こんなにもスゴイ映画になっちゃうんだ!!と感心したものだった。
それが、今回で3作目。
1よりも2が良くて、2よりも3が凄かった。
60年代の米ソ宇宙開発競争が、実は月面に不時着している異星の宇宙船が目的だったというもの。
確かに、宇宙開発は、戦略的意味合いが大きかったのだから、現実をうまく取り入れたものだ。
2度も命がけで地球を救ったサムが、今は就職浪人というのも、面白い。
物語の主題は、信頼と裏切りか。
恋人や友人のために、命をかけてしなければいけないこと。
外から来た者を締め出す人間を皮肉っている。
簡単なストーリーなので、字幕をしっかり読んでいても、よくわかる。
脇を固める3人の俳優さん。
ジョン・タトゥーロ、大胆不敵な不幸せ者を濃く演じた。
ジョン・マルコビッチ、偏屈なジコチューで、興味津津の上司を好演。
フランシス・マクドーマンド、男勝りで豪胆な手腕はさすが。
サムパパやサムママも、いつもどおりの優しさ。
皆、笑いを添えてくれる。
アクションシーンは、大満足!!
激しいカーチェイス。
高層ビルの倒れ方。
ガラスや瓦礫の割れ方、飛び方。
人間のブッ飛ばされ方。
墜落していく戦闘機からの、スカイダイビング。
すざまじい戦いの中での、ストップモーションも一味添えていた。
確かに、3Dは良かった。
でも、私としては、飛んでくる瓦礫や銃弾を、思わず避けてしまうような3Dが好き。
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