「よくある手法だが・・・」月に囚われた男 Mt.ブルーさんの映画レビュー(感想・評価)
よくある手法だが・・・
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むか~し、TSUTAYAのレンタルで観た事あり、凄く良かった記憶があり、U-NEXTでSFで何か観たいな〜と検索してたら、出てきたので、久しぶりに鑑賞。
いや〜良かった。淡々と進むのがよく、過剰な説明も無く、演技で察しろ的なところもグッド!映像も使い回しと思われる所もあるが、気にならない、小道具類もちゃんと作られている上でのストーリーテリングがシッカリしている良質なSF映画です。
派手な爆発とかなくても魅せてくれます。(笑)
クローン同士なのに、微妙な性格の違いも最初のDNAのセッティングみたいな部分と起こされたばかりの元気なクローンと弱っていくクローンの心情も相まって役者の演技が光る!!
弱ったクローンが、死ぬところもアッサリしてて、過剰に引っ張らないのが、察する演技でグッド。
この手の作品では、よくコンピュータ(ガーディ)は、真実に気づかれると敵対的な行動になりがちですが、気づかれてもサポートしてくれる、でも、人情的な意味合いではなく、サポートするというプログラムに従っているだけ、だから最後に「新しいサムとやっていきます。」と逃げるサムに言うところが、機械である事を印象付ける。
評価が高いのも納得の作品です。
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