「雰囲気を味わうだけでした」月に囚われた男 はむちんさんの映画レビュー(感想・評価)
雰囲気を味わうだけでした
ケビン・スペイシーはロボットの声で出演だから、ひょっとして登場人物はサム・ロックウェル1人なのか?下手すれば淡々としてて退屈な映画に思えてしまうかもしれないし、どうなのかな...そんなこと思いながら観始めました。
案の定、宇宙系によくある流れで退屈だったが、目覚まし時計の音(曲)がチェズニー・ホークス / The One And Only で少し嬉しくなった。マイケル・J・フォックス / ドク・ハリウッドを思い出した人も居ると思うんだけどな。
映画自体は、あらすじを読まないと何のため月に滞在してるのか、わかりにくい気はする。「2001年宇宙の旅」みたいに少しずつ異変がある展開に思え、空間や余韻に浸るような感じ。
「二人」になってからは少し面白みは出てきたけど、クローンだったら宇宙じゃなくても作れる内容と思っちゃって、個人的には引き込まれる程じゃなかった。何か特筆する現象があるわけではなく、脱出して会社のやり方に背く、真相を突き止めるような流れ。アクションやハラハラドキドキは無なので、私にとっては昔の曲を思い出しただけで、あくまで雰囲気を味わう映画でした。
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