ボックス!のレビュー・感想・評価
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青春と友情。努力と才能。
ボクシングを通じた青春、友情、別れ、挫折、再起、敗北、勝利etc これでもかってくらい熱い要素まみれな映画。 昔守ってあげてた弱虫が敵になっても、自分より強くなってても、カブとユウキの関係性が変わらないのが良かったな。 全体的にバランスの良い構成だったと思う。 ただ、マネージャーのノートをカブ、もしくは部員全員が読むシーンがあっても良かったかも。
原作を読んで
ボクシングジムに実際に通い出したが、映画が先なら通っていなかった気がする。 市原隼人はじめ、演技は素晴らしいし面白いのだが、やはり、原作に比べると時間の制限がある映画の辛い所で、どうしても薄っぺらく感じてしまった。
俳優市原隼人の王道的作品
市原隼人による、市原隼人の為の脚本、配役、だった。 まさに王道作品。 つうか、彼以外では違和感が出る位彼の映画。 青春っていいなあと思える青臭い、バタバタスポーツ映画です。 脚本にひねりが合って面白かった。 最後まで結構、手に汗握って観てしまいました。 いやー、良いね青春。 俺も久しぶりにジョギングでもして体動かそうっと(笑)
原作本、買っちゃった!!
すみません、 初めて市原隼人さんの芝居、 巧いと思ったんですけど(苦笑) いやぁ、クライマックスシーン。予期せぬ落涙ですわ!! 〈 本物同士だから、わかりあえること 〉 ほぼ順撮りで撮影したそうです。 だからでしょうね、ボクシング部に 時間を経つにつれて一体感が増してきたのは。 順撮り作戦、大成功です(笑顔) 一番のキーになると 思っていたボクシングシーン。 一瞬CGの入る場面がありますが、 完璧と言っても過言ではないと思います。 サンドバックを叩いたあと 汗で背中から湯気をわきたたせる 高良さんファンには堪らないカットの 肉体美が示すとおり、市原さんともども、 ボクシングについては体作りから相当な 練習量を積んできたのではないでしょうか。 まるで本物のボクシングの試合のようにサマになっていました。 ◇ ◇ 2人以外のキャストは気にしておらず、 谷村美月さんが登場してきて素で驚いたのですが、 役にあわせて、ふっくらさせたのかもしれませんね。 しかし、映画が進むにつれ 気持ち、ほっそりとしていったのは これぞ、プロ役者根性と思ったのですが、気のせいでしょうか(苦笑) ◇ ◇ 李監督とは、 やはり相性がいいようです。 『てぃだかんかん』そして、今作。 すごく一人一人の人を撮るのが上手いです。 市原さんを初めて巧いと思ったのも監督の手腕でしょうし、 高良さんの、このような役柄も初めて観ました。ちょっと『ソラニン』に似ているかも。 細かいエピソードの積み上げ方 親友とライバルの心の揺らめき 真のライバル同士の駆け引き そしてそこに至る伏線の張り方 余白があるように見せかけておきながら 余白は一切なく、すべてが意味のあるシーンとなり クライマックスで見事な大輪の花を咲かせてくれる。 きっちりと計算されているのでしょうが、 計算しているように見せないナチュラルさが李監督作品の最大の魅力です(笑顔) ☆彡 ☆彡 この2人の組み合わせ。 是非、他の映画でも観てみたいです。 是非、是非、実現をお願いします(笑顔)
この映画を作った監督、会って見たい!!
二人のボクサー、一人のコーチ、主人公を大切に想う女の子。まあ単純、でも本気で若い役者が作り上げた映画の勢いが詰まってました。 市原隼人に、これからも不良である事、爆発力を失わないでほしい!と願わせる作品。
王道
単純でしたね~よくある映画です。青春映画の良い所を寄せ集めた感じでした。小説を大分カットしてる所も嫌でした。でもね~ピンポンやバッテリーといった王道の青春映画も年に1回は必要ですね。内容は逆に単純な方が良いかも。観てて元気が出ます。内容じゃなく気持ちの映画、疲れている人向けですね。
熱くないボクシング
幼馴染がやがてライバルになるボクシング映画となれば、 通常熱いドラマになる。でも、今はスポ根や燃える時代ではない。 「ボックス」はさりげなく物語が展開する。 カブに思いをよせる女子マネージャーは二度目の入院で ひっそりと死んでいく。 優等生のユウキはボクシングの才能を開花させるが、 超高校級の無敗のモンスター稲村に敗れる。 ドラマチックにするならユウキは失明するか、体に障害を残し、 カブが稲村を倒し観客は感動する。 しかし、「ボックス」はボクシングを始めて1年も経たないユウキが、 高校三冠の稲村に勝てるわけがないという現実をつきつける。 それもあっさりと。 カブと稲村の対戦も両手ブラリ、クロスカウンター、 幻のパンチといったスーパーテクはない。 カブのパンチが稲村の胸にあたってKOという現実にはありえない展開。 それでも感動するのは、このシチュエーションが永遠不滅ということだ。 ラストはボクシングをやめてハワイでお好み焼き屋を開業したカブ。 「神様のパズル」では物理学と寿司。 市原には、こんな組み合わせが似合う。
市原隼人の息遣いが…
映画化されるときいて、原作を読んでいました。高校ボクシングのルールなど映画だけでは、分かりにくいのではないかと思いました。▼吹替えなしのボクシングシーンにこだわったというのはわかりますが、役者の息遣いが、しんどそうでした。顔の演技と息遣いがミスマッチなのは残念。
市原隼人くん、君の関西弁はなかなかだ!!
6/9 観賞 関西色濃厚なこの映画。 ほかの地方の人が喋る関西弁(特に東京圏の人のセリフ)は、 気持ち悪くてとても聞けたものではないが、 所々変なところはありながらも、巻き舌満載の関西弁で熱い気持ちを怒鳴る(?) 市原隼人君の関西弁は、大変すばらしい。 ほかのキャストも関西人関係で固めてくれたお陰で、 きしょく悪い思いをせずに映画を堪能できた。それだけでもポイント高し!! 高良健吾君もよかったです。 ストイックな中にも勝気な一面を覗かせる難しい役どころを好演していたと思います。 原作は未読ですが、こういうの無条件で好きです。 それは、多分私がオバチャンだからでしょう。 ああ、帰らざる青春。幼馴染なんて居ないし。 基本的に良い映画だと思いますが、2人のライバル、栄養ドリンクこと稲本とのクライマックスでのラウンドシーン。 長回しで、クレーンか何かを使ってのカメラワークなのでしょうか? ちょっと目が回って、酔いそうになりました。 観賞後、さわやかな気持ちになる映画です。
男の友情に幻想を持ってしまう
2度泣きました。ひとつはよく番宣でもでてくるラストの「だいじょうび~」のポーズの時。あとひとつは「カブがここまでの男とは思わんかった」とボクシング部顧問に言わしめた、あのシーン。 ああ、またしても、男同士の友情に熱い幻想を抱いてしまうではないか!ウチの長男にも0歳の保育園の頃から苦楽を共にしてきた幼なじみがいるで。ヤツラもひがな鼻くそばっかほじっているように見えるけど、実はここぞ、という時に熱い友情を発揮するのかしら、どきどき。 うれしはずかし、青春の映画でした。花丸でしょう!
予想通りの展開
予想通りの展開でした。最後は、TBSらしくなっていました。 大振りのパンチは良くないと思いました。プロボクシングになるところまでは描かれていません。また、最後の終わり方が一部予想を反しましたが、皆さんはどう思いますか?
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