ボックス!のレビュー・感想・評価
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ピンポンに遠く及ばず
内容は、まんまピンポンだけどピンポンに遠く及ばず
市原隼人好きな人には申し訳ないけど、演技というか、せりふの言い回しというか、ややしつこすぎる
ゆうちゃんやマルブタの憧れる強さが感じられない
高良健吾は好演しており、その他の部員たちもよかったが、ライバルもよくわからんし、マネージャーも薄っぺら。二時間もある映画なのだからもうちょっとほりさげてほしかった
市原隼人の息遣いが…
映画化されるときいて、原作を読んでいました。高校ボクシングのルールなど映画だけでは、分かりにくいのではないかと思いました。▼吹替えなしのボクシングシーンにこだわったというのはわかりますが、役者の息遣いが、しんどそうでした。顔の演技と息遣いがミスマッチなのは残念。
男同士の友情っていいね!
稲村に負けて一度はボクシングをやめたカブちゃんが、
親友のユウちゃんに負けた時は、彼のために練習パートナーになった…
男同士の友情っていいなぁと思いました。
ボクシングのシーンも迫力がありあっという間の2時間でした。
市原隼人くん、君の関西弁はなかなかだ!!
6/9 観賞
関西色濃厚なこの映画。
ほかの地方の人が喋る関西弁(特に東京圏の人のセリフ)は、
気持ち悪くてとても聞けたものではないが、
所々変なところはありながらも、巻き舌満載の関西弁で熱い気持ちを怒鳴る(?)
市原隼人君の関西弁は、大変すばらしい。
ほかのキャストも関西人関係で固めてくれたお陰で、
きしょく悪い思いをせずに映画を堪能できた。それだけでもポイント高し!!
高良健吾君もよかったです。
ストイックな中にも勝気な一面を覗かせる難しい役どころを好演していたと思います。
原作は未読ですが、こういうの無条件で好きです。
それは、多分私がオバチャンだからでしょう。
ああ、帰らざる青春。幼馴染なんて居ないし。
基本的に良い映画だと思いますが、2人のライバル、栄養ドリンクこと稲本とのクライマックスでのラウンドシーン。
長回しで、クレーンか何かを使ってのカメラワークなのでしょうか?
ちょっと目が回って、酔いそうになりました。
観賞後、さわやかな気持ちになる映画です。
男の友情に幻想を持ってしまう
2度泣きました。ひとつはよく番宣でもでてくるラストの「だいじょうび~」のポーズの時。あとひとつは「カブがここまでの男とは思わんかった」とボクシング部顧問に言わしめた、あのシーン。
ああ、またしても、男同士の友情に熱い幻想を抱いてしまうではないか!ウチの長男にも0歳の保育園の頃から苦楽を共にしてきた幼なじみがいるで。ヤツラもひがな鼻くそばっかほじっているように見えるけど、実はここぞ、という時に熱い友情を発揮するのかしら、どきどき。
うれしはずかし、青春の映画でした。花丸でしょう!
男なら闘志を抱け。
今作のカブとユウキの関係を観ていると、
どうしてもあの「ピンポン」を思い出してしまう。
同じスポーツとはいえ^^;まるでジャンルが違うが
話の骨子は本当によく似ている。…というか、
こういう話だから皆納得するんじゃないかと思う。
ベタなスポ根。大いにケッコー♪私は大好きだ。
冒頭からグイグイ惹きこまれた。テンポがいい。
李闘士男、という監督。この名前は本名だそうだ。
ボクシング好きの父親から命名されたらしい^^;
もうおそらく撮ることが運命だったんだろう(爆)
最近では「てぃだかんかん」なんてユル優しいのを
撮っていたが、いや~!だんぜんこっちのがイイ!
どう見てもそのスジにしか見えない市原くん^^;
(一瞬エグザイルかとも思ったけど)
あの濁声に巻舌喋りが威勢のいいカブにピッタリ。
対して品の良い高良健吾^^;もユウキに相応しい。
天才肌と努力肌のぶつかり合いは、往々にして
まず天才が負け、最後にまた勝つ。というまるで
ロッキーのテーマ♪が流れてきそうな話の流れが
見え見えだが、やはり一度は挫折を味わわないと、
本当に大切なものが何なのかが見えてこない。
しかもまだやんちゃな若い頃に自ら転べ!なんて
指示したところでどうせ聞いてなどくれないもんね。
彼をじっと見つめるコーチ役の筧利夫が秀逸で、
終始サングラスをかけていて表情すら見えないのに
ものすごく心情が伝わってくる。巧いよなぁ…^^;
紅一点の(あ、他にもいるけど^^;)谷村美月。
可愛かったなぁ~。この子の描き方もイイ。
これまた有りがちなヒロインとはいえ、懸命に
カブをサポートする姿に、まさか!?が重なり、
ラストには涙がこぼれそうになった。誰かの為に
ボクシングをやるんじゃない!とはいえ、その
誰かがいたからここまでやれたという自負がある。
何でも自分でやれる、のような自信に駆られた
人間にはこういう感謝の心の方も学んで欲しい。
そして清水美沙、宝生舞、香椎由宇。それぞれの
持ち味をしっかりと演じ、特にお母ちゃん役の
宝生には「え!もうこんな歳になったんか!?」と
あまりのハマり具合に泣けてきてしまった^^;
あのお母ちゃんにしてあの息子。ホント運命って。
泣いて笑って興奮して。水分も取らず^^;
ジーっとスクリーンに釘付けになってしまった。
あ~お好み焼き食べたい(爆)
(南国でお好み!?まぁたい焼きも似たようなもんか)
青春!!
天性の天才カブと努力の天才ユウチャン!!
幼馴染の男の友情!!
わかりやすい青春映画でした。
展開はかなりよめたけど、そんなところも含めてありでした!!
個人的に、マネージャーの話が(病気について)薄くて残念。
高良さんに助演男優賞を!!w
幼なじみって、いいね。
勉強はできないけれど、腕っ節に自信のあるカブ。
すごく勉強はできるけれど、いじめられっ子のユウちゃん。
小学4年生の時に、離れ離れになって以来の再会。
でも、二人の友情は、ちっとも変っていなかった。
「ユウちゃんを、ずっと守る」
強くなったユウちゃんを、素直に喜べるカブ。
自分の弱さとの戦い。
心配してくれる友達。
幼い頃から、二人して、子供なりに、世間と闘っていたんだね。
いいな~。篤き友情。
人間って、自分のためは当たり前でも、友のために頑張る、そんな時に、ものすごく力がでるのよね。
冒頭の電車内のシーンで、一気に話に入り込んでしまった。
ボクシングシーンは、ひょっとしたら見るのがツライかもしれないな~なんて心配したけれど、痛いっ!!と感じながらも、最後までしっかり釘付けになって見た。
市原君、すごく練習したんだね。
心臓病で亡くなったマネージャーのマルブタの言葉。
「私が亡くなったら、天使になってリングのカブを見守るの」
みんなと一緒に、涙が流れた。
久しぶりに見た、宝生舞さん。
市原隼人君のお母さん役とは、ちと可哀想と思ったけれど、母子家庭の大阪のおかんを好演。
栄養ドリンクとカブがあだ名をつけた稲村の、目つきのイヤラシさも良かった。
そして、学校に居付いている犬君とうさぎも可愛かった。
予想通りの展開
予想通りの展開でした。最後は、TBSらしくなっていました。
大振りのパンチは良くないと思いました。プロボクシングになるところまでは描かれていません。また、最後の終わり方が一部予想を反しましたが、皆さんはどう思いますか?
市原隼人がボクサーに大変身!大熱演!ただカントクちょっとボクシングに入れ込み過ぎですよ~。
まずは、冒頭カブが電車の中で、幼なじみのユウキを助けるべく、悪ガキ相手に鉄拳を振る舞うシーンが痛快です。圧倒的強さに、大阪弁で愛嬌たっぷりに啖呵を切る市原隼人の魅力が、一気に画面を埋め尽くしました。
李闘士男監督だけに、カブのはちゃめちゃなやんちゃぶりは、『猿ロック』のサル以上。笑いもたっぷり取ってくれました。
そして何よりもすごいと思ったのは、市原の体躯。『猿ロック』の時から、明らかに鍛え上げられて、いかにもボクサーという身体を作り上げていたのです。
そのために数ヶ月の特訓に耐えて、気合いのため頭を坊主刈りにして、本気でボクシングに取り組んだ作品です。特にシャドウボクシングをしているとき、その凄みが画面から伝わってきました。風を切るような素早いパンチなんです。その直向きに打ち込む姿は、マネジャーの丸野友子がカブのそれを見て、『「オレはここにいるんだ!」と主張しているみたい』と感じた意味が、ストレートに伝わってきます。
市原がガチンコで、ボクシングに体当たりしているだけに、ラストの強敵との対決シーンは、ど迫力。撮影ではヘッドギアはつけたものの本気で打ち合っており、李監督は「間違いなく『あしたのジョー』より強い!」と太鼓判を押したそうです。
ボコボコに打ち合っていて、今までのボクシング映画でここまで本気モードで殴り合っているのはないでしょう。最後の2分間は1カット1テイクになっていて、これはもう永遠に残る名シーンだと折り紙つけたくなりますね。
ところで、試合を知り抜いているとしか思えない、カット割りの細かさと適切なカメラワークに、これは相当なボクシングオタクが、製作に関わっているのに違いないと直感しました。そしたら何と、李監督自身が、幼い時からジムで鍛えていたそうです。
市原もボクシング・マニアだそうです。だから本作には、手抜きのないボクシングが演じられたわけです。
ただ本作は、製作者のボクシングオタクぶりが過剰すぎて、李監督らしいコメディタッチが影を潜めて、ひたすらボクシングを魅せる方に視点が変わっていきます。(要するに、急につまらなくなります。)
その原因として、考えられるのは、ちょっと監督が入れ込み過ぎたのではないかと思います。そのためストーリー展開のツメが甘くなってしまいました。
例えば、カブがたった一度の敗北で、落ち込んでしまいボクシング部を離れてしまいまうシーン。それによって、話の軸がユウキのボクサーとしての成長に移ってしまい、見ている方は、カブに感情移入してきたのが急な主役交代で、混乱してしまいました。いじめられっ子だったユウキのサクセスストーリーだったのかと思ったくらいです。
そして、マネージャーの智子を不治の病で殺してしまうタイミング。これちょっと早すぎます。だいたい登場している間は、とても不治の病とは思えないくらい元気な子だったので、余りに唐突でした。
智子が生きていたら、カブのボクシング復帰へのモチベーションも変わっていたことでしょう。
感動のラストシーンではありましたが、学生プロレスの『ガチ★ボーイ』のラストと比べると、何のために戦うのか、戦って何が変わり、何を得られるのか。戦いのモチベーションが見えなかったことが残念です。ストーリーなんて二の次で、ただ熱い試合を魅せたかった。「どうだ、ボクシングはすごいだろう!」そんなボクシングオタクの賞賛する声が、聞こえそうな終わり方でしたね。
その反面、面白いのは本作での教訓。ボクシング天才児のカブが、終盤でいじめられっ子だったユウジに敗北するのです。カブは、あしたのジョーに似て、努力を嫌う一発屋でした。そんなカブに憧れて、ボクシングを始めたユウジは、才能がなかった分、練習に打ち込んだのです。凡人といえども、バカの一つ覚えで、努力を蓄積していくと、天才を凌いでしまうのですね。そしてカブの弱点を見抜き、見事に打ち込んでKOしてしまうのです! 積小為大。才能がなくても努力すると報われるものです,。
カブもこれには、相当ショックだったようです。
ただその失敗によって、カブも自分のスタイルやスタミナの少なさを反省して、一発屋を卒業。手数の多いボクシングスタイルを身につけるです。
ただの仲良しでなく、心を鬼にして向き合うことが出来るカブとユウジの関係は、羨ましいくらい、深い絆で結ばれていたのです。
感動はするけれど、何か物足りなさを感じてしまう作品でした。そういえば、ラストのボクシングシーンで、カブを応援する観客の中に、ひと目見ただけで分かる大物がいました。大声を張り上げている姿が様になっている、その人とはなんと亀田興毅(本物)でした。
爽やか青春、友情、そして夢
試写会にて・・
最初「キッズ・リターン」的な感じ?
と思いましたが、全然爽やかでよかった。
カブ役の市原も好演だったし、
弱虫優等生のユウキが、ボクシングを通じて
どんどん変わっていくのも上手かった。
友情があるが故、打算的な試合をせず、
勝っても負けても、変わらぬ友情を育む2人が
ホントよかったです。
カブが、ユウキとの試合後の泣くシーンは
ググッときてしまいました。
カブのおかん役の宝生舞やコーチ役の筧利夫も
笑えるキャラで楽しめましたし、
本当に殴りあったという試合のシーンは、
かなり気持ちが入り込めます。
是非、劇場で!という感じではありませんが、
友情ものが好きな方には、オススメです。
エンドロールまで観ましょう!
幼なじみ、二人の若者の友情物語、青春グラフィティ
幼馴染二人の高校生ボクサーの友情物語。
やんちゃな天才肌と弱虫な努力家、
このふたりが体をぶつけ合い成長していく。
二人の成長と強豪ボクサーへの挑戦を軸に、
周りの人間が絡んでいく。
笑いあり、ジーンとくるところあり。見ごたえ十分。
ラストの展開、盛り上げ方も満足のいくものでした。
エンドロールもエピローグ付きで最後まで楽しい。
観終わったあとは何かすっきりしたさわやかな気持ちになりました。
青春っていいですね。
市原さんは役作りのために、
四か月間にわたってボクシングのトレーニングに励んだと聞きました。
その甲斐あってボクシングシーンは見ごたえあり。
それなりに様になっていた。なぐられると本当に痛そう。
勿論、ボクシングだけでなく、カブ役もハマっていていい演技でした。
大阪弁も、周囲に愛されるやんちゃぶりも。
いい魅力出してましたね
また、ユウキ役の高良さんも、ボクシングを全く知らない弱虫高校生が
努力と練習によって才能が開花していく姿をうまく演じていた。
演技指導もあったと思いますが、本当に徐々にうまくなっていった感じがでていた。
英語教師役の香椎さんとボクシング部顧問役の筧さんはいい味をだしていた。
特に、筧さんのボクシング部顧問はクセのある渋い役をうまく演じていましたね。
ただし、一点だけ
主役二人の友情にからんでくる押しかけマネージャーの存在ですが……
ユウキとの友情に重心があるため、カブの心の成長にマネージャーの存在は影が薄い。中途半端な位置。
重みを持たせるのであれば、特訓メニュー?を使ったエピソードをもう少し厚くすると、バランスがとれたかもしれない。
何にしても私の好きなパターンでしたね。
期待通りの泣ける笑える楽しい映画。
すっきりする青春映画でした。
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