「【ドストレートなムネアツ青春ボクシング友情映画。市原隼人さんの運動神経の良さや、明らかに過酷なトレーニングを積んで臨んだと思われるボクシングシーンに魅入られる作品である。】」ボックス! NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【ドストレートなムネアツ青春ボクシング友情映画。市原隼人さんの運動神経の良さや、明らかに過酷なトレーニングを積んで臨んだと思われるボクシングシーンに魅入られる作品である。】
■幼なじみの天才ボクサー・カブ(市原隼人)に憧れ、恵美須高校のボクシング部に入部した優等生・ユウキ(高良健吾)。
苛められっ子だったユウキは、カブのサポートを受けながら努力を重ね実力をつけていく。
そんな二人を見守る心臓の弱い丸野智子(谷村美月)。
- カブは彼女の事を丸豚などと失礼極まりない呼び方をするが、好きだという事がバレバレである。ー
そんな中、カブはユウキにマサカの敗退。(継続は力なり。)
そして、退部。
だが、ユウキの頑張りと丸野智子の若き死を経験したカブはコーチ(筧利夫)に頼みこんで、ボクシング部に復帰する。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・久方ぶりに鑑賞したが、市原隼人さんが可なりトレーニングをして臨んでいる事が分かる。勿論、高良健吾さんも。
ー お二人とも、好きな俳優さんなので、嬉しい。その、武士を思わせる面構えが好きなのである。-
・カブが復帰後、ユウキのためにトレーニング相手になるシーンも良い。
ー そして、ここでカブが最強の敵、サウスポーの稲村と対戦するユウキのためにサウスポーになる事が、最後半効いてくる。-
・稲村と対戦する事になる、カブとユウキ。カブは善戦するが破れ、稲村とユウキの決勝戦。押されがちだったカブが取ったファイティングスタイル。それは、ユウキの為に練習してきたサウスポーであった。
<今作は、カブはユウキにマサカの敗退をしても、カブはユウキとの友情を重んじ、自らユウキの練習相手になるシーン等、ムネアツである。
そして、久方ぶりに鑑賞すると、市原隼人さんの運動神経の良さや、明かにトレーニングを積んだと思われるボクシングシーンに魅入られる。
稲村を、コーナーに追い詰めての凄まじいラッシュは、相当過酷なトレーニングをしていないと出来ないのではないかな、と思った作品である。>