「絵に描いたような善人」しあわせの隠れ場所 いもりりさんの映画レビュー(感想・評価)
絵に描いたような善人
金持ちが、スラム育ちの学生を引き取る話。
大して面識もない青年を養子に迎えようとする出来すぎ感。
実際裏があるのではと批判される。
ただ、仮に裏があっても動機がなんでも、人ひとり救ったことに変わりはない。
一方でそれを偽善と批判する人々は誰も救えていないし何も生み出さない。
どちらが善でどちらが偽善だろうか。
アメリカではセレブがやたらと慈善事業に積極的で、一種の文化ともいえるが、
日本にそういう風潮はない。その辺の違いを考えさせられる。
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