「本物のクリスチャン」しあわせの隠れ場所 movie mammaさんの映画レビュー(感想・評価)
本物のクリスチャン
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サンドラがちょっぴり強引ながらも、ひとりの黒人の男の子を家族と同じように息子として扱い、差別の残るアメリカで堂々とその子のために行動し、分け与える姿がかっこ良かった。余裕がなければできないことだけれど、サンドラも娘のリリーコリンズも、はっきりと白人主義者に意見を言ったりマイケルを庇っていて、中途半端なお金持ちの偽善ではなく、行動の伴ったクリスチャンそのものだった。実の親の事も大切に思うマイケルの気持ちも無碍にしない。マイケルは進学にあたりそれが善意か疑問を投げかけられるけれど、最後には自信を持って、家族と同じだからと答えるところは、サンドラや家族の行いは本人も家族と思えるほどだったのだとより感動。
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