「後段ようやく本題」必死剣鳥刺し 重さんの映画レビュー(感想・評価)
後段ようやく本題
豊川悦司扮する海坂藩物頭兼見三左ェ門は殿とともに能を観ていた時、側室を斬り捨てたため家中は騒然となった。
冒頭シーンからいきなり山場だね。あとから顛末を振り返っていく展開だが、これはオーソドックスな方が良かったのではないかな。女に狂った殿は誰の言う事を聞かなくなったといった不始末を長々と見せられるのも果たして如何なものかな。やっと新たな展開になったと思えばまた出来の悪い殿の登場だ。腹も立つわな。でも後段ようやく本題がやって来たよ。厳しいラストシーンだったね。
コメントする