「子供は親の「モノ」じゃない。」プレシャス おりこうさんの映画レビュー(感想・評価)
子供は親の「モノ」じゃない。
最後迄しんどい映画だった…けれど、今もどこかで誰かに(この映画同様の現実が)起きている事なのかもしれない…またしても、どんより。
主人公は親以外にも、酷い仕打ちを受けますが、やっと帰った家で待っているのが、自分の母親があの人なら…と考えただけで、良からぬ想像しか浮かんで来なかった。
最後にもう一度、母親を許すチャンスを与えたプレシャスは、母親よりもずっと、大人だった。
プレシャス、名前負けしてない。
自分(親)が産んだ子を、自分(親)が愛さないで、誰が愛してくれるんだ?
親が我が子を守ってあげられなくて、どうすんだよ。
愛する・守るどころか、言葉や暴力で傷付ける始末。(フライパンで殴るとか、傷害事件でしょ。)
はぁー…酷い母親だったわ本当に。
振り返ることなく歩き出した彼女(プレシャス)には、愛すべきベイビー(家族)がいる。
もう大丈夫。
二人のこれからの人生に幸あれ。
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