劇場公開日 2010年4月24日

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「子供は親の「モノ」じゃない。」プレシャス おりこうさんの映画レビュー(感想・評価)

1.5子供は親の「モノ」じゃない。

2016年5月25日
フィーチャーフォンから投稿

悲しい

怖い

最後迄しんどい映画だった…けれど、今もどこかで誰かに(この映画同様の現実が)起きている事なのかもしれない…またしても、どんより。

主人公は親以外にも、酷い仕打ちを受けますが、やっと帰った家で待っているのが、自分の母親があの人なら…と考えただけで、良からぬ想像しか浮かんで来なかった。

最後にもう一度、母親を許すチャンスを与えたプレシャスは、母親よりもずっと、大人だった。

プレシャス、名前負けしてない。

自分(親)が産んだ子を、自分(親)が愛さないで、誰が愛してくれるんだ?

親が我が子を守ってあげられなくて、どうすんだよ。

愛する・守るどころか、言葉や暴力で傷付ける始末。(フライパンで殴るとか、傷害事件でしょ。)

はぁー…酷い母親だったわ本当に。

振り返ることなく歩き出した彼女(プレシャス)には、愛すべきベイビー(家族)がいる。

もう大丈夫。

二人のこれからの人生に幸あれ。

おりこう