「昭和ネタ満載」劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル hanakioさんの映画レビュー(感想・評価)
昭和ネタ満載
TVでいいかな、と思いましたが、子供のころに見たギャグが満載。
ストーリーはさておき、出演者の特徴を生かしたギャグや昭和のギャグが
醸し出され、笑えました。(笑)
DVDが出たら、もう一度細部のこだわりも見て、もう一回笑いたいな、と
思った映画でした。
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vivienさんのコメント
2010年5月10日
深夜ドラマの頃から観ている者としては、
「あ~出演者みんな売れちゃって。もう続きはやらないかなぁ~?」と思っていたのです。
が!
大スクリーンで観られるとは!!!
細かいギャグも大きいと見易い!
初日舞台挨拶へ行ってきました。
他の方もおっしゃっているでしょうけれども。
マジメなことを言うと。
人間が集団になった時に醸成される「空気」(「空気読め!」のあれ)こそが、本当に恐ろしいですよね。
皆が間違っていて自分だけが正しい時だってあるかも知れないのに。
これは村上春樹の「壁と卵」発言とか、一連の作品のテーマにもなっている気がします。
もちろん、親密な集団(ムラ)での伝統の中には合理的な行事なんかもあると思いますが。
そこを冷静な山田奈緒子(仲間幸恵)が「するっとまるっと!」見通してくれるのが爽快。
(でも彼女にも霊能力者としての力が…で、葛藤している。)
あと、権威に弱い大衆の危うさも描かれていて。
(上田次郎=阿部寛を通して)
堤監督はそういうことを、
ベタなギャグで包んで警告し続けているように思えます。
今回の作品でも、根底に流れているテーマやなんかは変わりません。
ゲストに合わせたギャグが用意されました。
仲間さんが更に美しくなっています。
観ると、上田人形が欲しい!!と思うかも知れません。
「お約束」ゴトを外さないで続けていることに、
★1つ追加して4つ★です♪