「モリエールの喜劇脚本家としての苦悩」モリエール 恋こそ喜劇 人生万歳さんの映画レビュー(感想・評価)
モリエールの喜劇脚本家としての苦悩
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モリエールは石膏像としてしか知らなかったが、、、。
主演がなによりもいい。味のある俳優。胡散臭い髭と髪型、相対して品のある笑みがぴったりな俳優。又、他の俳優もかぶりがなくいい配置。女優がなにより綺麗。
加えて、主軸としての題材は緩い割りには緊張感のあるシナリオであった。
構成も意外性あり上手。
特にフィナーレがお気に入りだ。
モリエール自身の経験を元に書かれた喜劇を見る、彼の心情は辛いだろう。だからこそモリエールのシナリオは深みがあったのかもと思えた。劇中で“不幸な出来事には喜劇の側面があるのよ”という台詞をモリエールは言われる。悲劇的な出来事こそ天才喜劇家モリエールの強みなのかもしれない、と感じた
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