「*シュール」ヤギと男と男と壁と Blueさんの映画レビュー(感想・評価)
*シュール
ベトナム戦争の時にアメリカに実在した エリート超能力部隊を描いたコメディー映画ですが、どこまでが事実で どこからがフィクションになってるのか 検討もつかないほどおバカ(爆!) それを真面目に演じてくれるところが、笑えました。
ジョージ・クルーニー演じる 元特殊部隊と、ユアン・マクレガー演じる ジャーナリストの絡みを中心に ストーリーが展開します。 ジョージがユアンに対して「俺はジェダイ・ウォーリアーなんだ」と告白する部分は、ユアンの 『スター・ウォーズ』のイメージも重なってかなり笑えました。ジョージの車の上でヨガ・シーンも、プレビューで観てたけどまた笑えたし。
その他の俳優さんたちも、“その歳で”よくこんな映画に付き合ったもんだと感心するほど名演技でした。特にケビン・スペイシー、計算高いアホの役が面白かったです。
あと、壁と闘う将軍役のスティーブン・ラングは、『アバター』の暴れる大佐役でも大活躍してましたね。壁に向かって(通れると思って)走りこむってのは、いくら演技とはいえ勇気がいったと思います、エライ(賞賛☆)
事実かどうかは別として、【シュールな笑い】を欲してる方にお勧めの一本。
*シュール…現在の日本では、奇抜で難解なギャグや絵を表現したり、不思議な性格の人を形容したり、不可解な状況に置かれた際に使用される。 単に 現実離れしているだけでなく、現実を皮肉った、シニカルなものを指すことも多い。
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