劇場公開日 2009年12月5日

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バグダッド・カフェ ニュー・ディレクターズ・カット版のレビュー・感想・評価

全47件中、1~20件目を表示

5.0この世界観

2023年12月30日
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鑑賞方法:VOD

若い頃に観て、音楽と映像はずっと心に残っていたけれど、どんな内容だったかは忘れてしまっていた。
ヤスミン、こんなに魅力的な女性だったか!(豊満なボディが好まれるということも、実感として理解!)
それはさておき、この世界観、今は忘れられたものがたくさん詰まっていると思いませんか?

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もんくーる

4.5タイトルなし

2023年12月27日
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鑑賞方法:VOD

BGMについて考え直すきっかけになった。
車のシーンはカースピーカーから流れる音楽がそのままBGMだった。
カフェの中ではピアノを弾く人がいて、その弾いてる音がBGM。
その他、ヘッドホンから漏れる音楽だったり、ラジオから流れる音楽だったり。
この映画は安易にBGMを映像に後乗せしていなかった。
BGMが全くないシーンは、どうゆう氣持ちで観るか強制されない自由さがあって好き。
時々、印象的なシーンで素敵な”後乗せBGM”がかかる。
矛盾してるようだけど、その時ちょっと嬉しくなる。

映像も超氣に入っている。
古いアメ車、バイク、ノスタルジックで素朴でオシャレ。
黄色いポット、コーヒー、黒人、赤ん坊、ブーメラン、手品、絵、虹など意味もなく登場させているわけではないだろうから、その意味について考えるのも面白い。

本作はオリジナル版(150分)と異なり、追加シーンがある168分バージョン。
オリジナル版では二人の主役女性のレズビアン説があったが、男女の恋愛シーンが追加されたので曖昧になった。もしかしたら両性愛者かもしれない。答えが視聴者に委ねられている感じで大好きな映画。

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Don-chan(Daisuke.Y)

5.0いわずと知れた名作、日本では見納めになりそうとのことで、あわてて鑑...

2023年12月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

いわずと知れた名作、日本では見納めになりそうとのことで、あわてて鑑賞です。

公開当時の記憶は、埃が積もるほど朧気ですが、
あの特徴的な主題歌 Calling You、声の伸びで、ぶわっと色々思い出してきました。

いい意味で、アメリカ的(大らか、親密、褒めるときは大喝采)かつ、ドイツ的(誠実、律儀、徹底的)、人々の良いところが詰まっていますね。

劇場で観れるうち観てよかった、貴重な体験になりました。

p.s. コーヒーは、私的には欧州のほうが好きかなあ…。
作品の終盤では、ドイツもアメリカも違和感ないちょうどよさが見つかったのですね。

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woodstock

3.0なんとなく避けてた作品だけど 微妙に、私のツボを外しててちょっと苦...

2023年12月7日
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鑑賞方法:VOD

なんとなく避けてた作品だけど
微妙に、私のツボを外しててちょっと苦手だな。

怒鳴る女亭主、寓話的なぬるい良い話感がなんか嫌だな。
現代的な感覚でいうとシスター・フッドものでもあると思うんだけど、、、しっくりこず
登場人物のワザとらしい顔演技も、嫌。

でもジャスミンを演じるマリアンネさんの佇まいやファッション、ちょっと無表情でチャーミングなの人物像はよかった。
でもジャスミンの存在は色々都合良すぎると思う。

リアルな世界の人が望む、ドラえもんの様な存在と捕らた方がしっくりくる。

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madu

4.0人疲れしたときに、また立ち寄りたい

2023年10月13日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

難しい

幸せ

前提として
・パーシー・アドロン監督の他作品は未視聴。

苦いコーヒーが飲みたくなる。

劇的な内容ではないし、ストーリーにどんでん返しがあるわけでもない。だからこそ生まれるこの安心感。
ジャスミンが少しづつ受け入れられたように、自分たちまで居心地が良くなっていく。日常の先にある、ちょっとした異空間。

カメラで映そうとしたもの全てに意味があって、わざわざ説明しないけどちょっとずつわかっていく感覚がまた良い。こういう映画、最近観なくなったかも。
描いてない部分って、観客が勝手に補完するんだよね。少なくとも補完したくなる映し方だった。
だからなのか、"小さな奇跡"みたいな言葉でこの内容をまとめられると違和感がある。奇跡……というべきだろうか?

コーヒーの好みの話とかすごい好きだな。序盤とやかく言っていたのに、終盤でお互いを受け入れ合う変化が、コーヒー一つで描かれていてグッとくる。

観たら、誰か一人は好きになって帰れる映画。自分の場合はデビーとかルディとか。サルもいいね。
家族よりも、ちょうどよい距離感。友達というかなんというか……

都会で人疲れしたときとか、たまーに帰ってきたくなる。そんな作品。

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NandS

5.0最初はなんだかなあ

Mさん
2023年10月11日
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と思っていたのに、いつの間にか登場人物みんなが好きになってくる不思議な映画。

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M

2.5苦手なタイプ

2023年9月18日
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文学的で詩的な表現がふんだんに使われるタイプの映画。
不自然に感じてしまう感情は捨て、
こちらから迎えに行かねばならない。
好意的に見れば内容も雰囲気も素敵な映画なんだろう。
が、自分としてはそれでも眠くなってしまう。

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マルボロマン

4.5砂漠のオアシス

2023年9月18日
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乾いた砂漠に降り立った一人の女性。徐々に受け入れられ、『Calling you』の絶妙なトーンも効果的に周りの人々をそして自らを潤していく。
人生における大切なものを語りかけられているような感覚で素晴らしい。

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Iwarenkon

3.0癒し

2023年4月16日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

パズルのピースが合うように、ふとしたことがきっかけで人生が大きく変わっていく。

そんな奇跡のような出来事を描いた素敵な映画です。
ストーリーはあって無いようなものです。

旅人が、つまずいた先で腰を落ち着け、幸せの輪が広がっていく。
そんなお話です。

小説や、物語では説明不能。
100の言葉より、ひとつの映像が雄弁に騙ってくれる。
音楽や、手品、絵画などを含んだ総合芸術。

映画じゃなきゃ、表現できないテーマですね。

2014.6.30

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うそつきカモメ

4.5期待して見ない。B級映画と思ってみた方が。

2022年11月27日
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鑑賞方法:DVD/BD、VOD

初めて見たときは、良さがさっぱりわからなかった。ただ、曲と風景だけが印象に残っていて、「わからなかった」ことを確かめたくてもう一度見た。
ストーリーは単純。
曲が最高。 ノスタルジックな雰囲気を楽しめる人にはいいかも。
ストーリーとして描かれないもの、「このシーンはこれを表しているのか」と想像しながら見ると色々と楽しめる。
一つ一つのシーンをじっくり味わいたい人向け。

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6月の鯨

4.52回目は疑問点を確認しながら見た

2022年10月26日
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鑑賞方法:VOD

難しい

▪️ジャスミンの 旦那に嫌気が差した理由を探した結果
・粗雑な運転や動作 ・空き缶ぶん投げる
・用足し後 建物をガーンと蹴る 無意味な乱暴な行動
・ジャスミンに泡が飛ぶようわざと缶を開ける 子供じみた行動 (ジャスミンもイラッとしてビンタする)
・誤発進なのか車をバックしてぶつけた しかも三回も(コント⁈ ) コレが限界の最後のトリガーだったっぽい
・タバコが許せん
・黄色ポット置いていったのはせめてものジャスミンの為なのか?それともジャスミンのポットで こんなものいらねぇ だったのか?

▪️二つの光
旦那のもとから去り 道を歩き出した時に空に光が二つあった。(2回目で気づいた) ジャスミンの部屋の絵に描いてあったやつ。コックス曰く 太陽が宇宙エネルギーの鏡に反射しているとの事。
二つの光の間にジャスミンが立ってる描写が幾度か印象的な効果音と一緒にサブリミナル的なカットで出てくる。ビジョン。後にジャスミンは二つの光のタトゥーを入れる。この光に何かを感じたのだろうか。何を表しているのか? 自分はどう反射しているか?「私のビジョンね」とは?

▪️空き缶片付け
ジャスミンもブレンダも イライラして最悪な気分の時なのに 散らばった空き缶を片付ける。そこに何となく女性の役割的な、片付けなければならないという事が染み付いている虚しさ?悲しさ?しんどさ?とにかく言い表せない感情を覚えた。

▪️ブレンダの気持ち解る...
不甲斐ない旦那、自分の好きな事だけして遊びの金をせびる娘、赤児の面倒もみずに息子が弾くピアノの音も騒音に聞こえる。
子供達の手伝いもない。自分だけが働く。洗濯物も赤児の面倒を見ながら。旦那が拾ってきた黄色ポットすら絶対排除したいほどガミガミ怒鳴るのは易怒性の精神疾患になる程に悪い状況が続いてるのが原因だと思った。無理もない わかる

▪️ジャスミン
受け入れてもらえない時期のひとりぼっち感
カフェに入るも皆んなが「よそものが来た」という雰囲気になり。部屋に戻りひとりで 旦那の荷物の中にあったマジックグッズをいじる他なく。この時ジャスミン泣いてた( ; ; )わかるよ...
だけどコックスさんは話しかけてくれたし、保安官が職質に来た時も背後から葉っぱ持って手を振って挨拶してくれて思わずジャスミンが笑顔になったから良かった。
旦那と一緒の時ではわからなかったけど、赤児やフィリスへの応対がとても愛情深くて。
買い出しメモ書きや掃除や子守りはブレンダがいっぱいいっぱいだったのを手伝ってあげようとしてたんだなぁと思った。

掃除=生活。ここで暮らそうという。
きっちりセットしたヘアースタイルが徐々にほどかれていく。観光客から住人へ。
心の様子の表現。
ブーメランが飛ぶシーンごとに。
物流交通が過ぎるシーンのたびに。
人物との交流も少しずつ進む。

▪️カヘンガ
「ブレンダさん そんなんじゃダメですよ」 という見守り人でもあったと思う。遠くから双眼鏡で見てた謎の旦那も。

▪️コックス
コックス目線のジャスミンはキラキラ輝いててスローモーションだった。本当の恋だと思う。絵は、本当にアーティストとしてなのか スケベ心が若干あったのかは私には解らない。
ジャスミンがサロモのピアノに聴き入ってる時、椅子ごとだんだん近づいて行った後で、跪き手を差し出し プロポーズの仕草のような動きが。恋心が愛情にまで進んだビジョンが浮かんだのか。プロポーズのセリフが事務的に見えるのは ジャスミンにはその気持ちは無かったら...など 相思相愛の確信が持てずに、自信持ってハッキリとうまく言えない感じなのかな?と思った。

絵が進むたびに、カフェが賑わっていくたびにジャスミンが変わっていく。服装も。絵の構図の大胆さも。正直その辺でとどまって欲しいと思ったところで保安官再登場。(初見、マジックで客の持ち物をスリして、そこまで悪どく変わってしまったのかと思った...スリの噂が保安官の耳に入り逮捕に来たのかと思ったけど違った...)

ジャスミンが帰ってしまった後の喪失感が物凄い。

黒電話が鳴る。もしもし?どこからかけてるの⁈ (ガチャガチャガチャ!) ローゼンハイムからだわ...
ブレンダさん 自分で電話切りましたよね

▪️デビー
無関心を装うも鏡越しでジャスミンを見ている
仲がよすぎるわ、と出て行く 謎

▪️異文化への描写
・ブレンダの初見に人喰い的なカットが入る(ドラム缶で煮られるジャスミン)偏見
・手の中は白いのね
・カフェ客の財布を「日本製ね」と小馬鹿にする。当時の日本製の位置付けはどんな感じ?

ミュージカル調のマジックショーは少し異質に感じてしまう。静かに進んでいた雰囲気がガラッと派手に。

見た後 不思議な気分になる
静かに見たい良い映画

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助六

4.5凄くありきたりの話なんだけど、なんでこの映画好きなのか?忘れていた...

2022年9月4日
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鑑賞方法:VOD

凄くありきたりの話なんだけど、なんでこの映画好きなのか?忘れていた。随分しばらくぶりで見たが、やっぱり、面白い。思い出した。何を語っても、ネタバレになるので、何も語らないが。是非、最後まで、絶対に最後まで見ることだけをお薦めする。エンドロールの『コーリング・ユー』をじっくりと味わおう。
バッハが好きな黒人少年がもう少し活躍してもらいたかった。本当に弾けるようなので。また、ショーをミュージカル仕立てにして、もう少しやってもらいたかった。

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マサシ

4.5なんだかつい見入ってしまった

2021年12月25日
スマートフォンから投稿

笑える

楽しい

CSの映画チャンネルと鑑賞
まったく見るつもりはなかったのに、遠くからドイツ人の太ったおばさんが荷物引きずりながら歩いてくるシーンでなぜか見てしまった。

ながら見だったので、いつかまたちゃんと観たい。

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映画鑑賞初級

5.0一体感

2021年11月9日
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自然と人との一体感を味わえる唯一無二な時の流れを楽しめる映画のように思います。

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大粒 まろん

3.0時代感

2021年6月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

郊外のうらぶれたモーテルに、さまざまな事情で集まった人たち。
偶然の産物だし、何か劇的なことが起きるわけじゃないんだけど、
いつの間にかみんながちょっとずつ幸せになっていく。
ジャスミン・ブレンダの2人はもちろん、ピアノが好きな自分を認められた彼も
将来が見通せず遊び呆けるしかなかった彼女も、
きっと一歩前に踏み出せた彫り師の彼女も、実は画家だった彼も。

すごくチルな感じの作品なので、お好きな具合のコーヒーでも飲みながら
リラックスして見るのがあってるんじゃないかと思う。

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mar

5.0この出会いはまさしく「コーリング ユー」

2021年3月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

知的

《お知らせ》
「星のナターシャ」です。
うっかり、自分のアカウントにログインできない状態にしていまいました。(バカ)
以前の投稿の削除や取り消しもできないので、
これからは「星のナターシャnova」として
以前の投稿をポチポチ転記しますのでよろしくお願いいたします。
==============
随分以前にレンタルで観ているはずだけど
あの怒りん坊のカフェの奥さんのことはざっくり忘れてました。(笑)

なんせ主人公のドイツ人のおばさんの印象が強くて
どうしてもそっちへ目が行きますが改めて観直して、
ああこの二人の映画だったんだ!感じました。

特に悲惨なことも衝撃的な事も無いのだけど
人生はふとした事でいかようにも転がってゆく。
その展開が可笑しくも奥深い〜

テーマ曲の「コーリング ユー」のように
出会いや幸運は呼ばなきゃダメ!なのかも〜〜

生き方をほんのちょっとだけ変えてみたい人や

平凡な日常からちょっとだけ違うものが観たい人にお勧めです。

で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては

途中の展開からまるで「風水かい!」と
突っ込みたくなるように話は進むのだけど
人生や生き方も時には掃除と片付けが大事なんだろうな〜

主人公のドイツ人のおばさんは周りを少しづつ変えていくけど

おばさん自身もちょっとづつ変わっていく。

そのちょっとづつの表現が良い。
ちょっとづつが重なっていくことで

こんなに全部が変わるんだ!!そこがステキ!
これならもしかしたら私にも何かが訪れるかも?みたいな〜

怒りん坊奥さんにカフェを追い出される超ダメダメ亭主が
時々、遠くからカフェを眺めて
「おおブレンダ!」と呟くシーンが
何度かインサートされているのだけど
それがだんだん滑稽になってくる。(笑)

物を使った細かい振りも多いのでそこを見逃さずに
じっくり観てください。
じっくり観れば観るほど可笑しみと親しみの持てる
良い映画だと思いますよ。

★また観るなら?「三年後くらいにまた映画館で」
(自分がどう変わったを重ねながら〜)

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星のナターシャnova

5.0人恋ふる時

2021年3月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

幸せ

萌える

不具合のオンパレードから始まる。
 斜めの画面。
 色味が自然ではなく、加工された映像。
 ぎすぎすした喧嘩。
 取り残された(見切りをつけた)女。
 コーヒーマシンが壊れたカフェ。
 客を追い出そうとするモーテル。
 がらくたと埃。
 濃いコーヒーと薄いコーヒー。
 顔も観たくない男の荷物と完璧にセットされた髪型。
 なぜか、正装して掃除をする女性。
 他にも、他にも。
なぜ?この組み合わせ?
監督の隠されたメッセージを探してしまう。

この版は、監督が「最初に編集した『ファースト・ディレクターズ・カット』と呼ぶべきもの」で、「全てのカットの色と構図(トリミング)を新たに調整した」ものだそうだ(監督へのインタビュー記事から)。

主題歌が流れる時、胸の奥が痛くなり、涙が流れそうになる。
心の底から絞り出すように叫んでいるようで。
「ほう」と、ため息にも似た息を吐きたくなる。
(人生の)砂漠に一人残されたような、そんな気分に襲われる。
心がかき乱される。

断捨離って大事なのね。
 ジャスミンは初めは気難しい夫人だったのに、間違えて夫のトランクを持ってきてしまったこと、それを受け入れざるをえないところから変わっていく。ガチガチのスーツから段々とラフな服装に変わっていくところとジャスミンの心の変化がうまく饗応していく。
 ブレンダはかってにジャスミンに掃除され…。
 人生の中で遊ぶことを覚えたジャスミン、そんな彼女に巻き込まれていくブレンダ…この辺の描写・演出が小気味よい。

ラストのジャスミンの選択が粋。その顔の少女のように煌めいていたこと。
いつの間にか、心のオアシスになる。
不思議なマジック。

小気味の良い映画です。
 なのだけれど、切ない主題歌。人とのつながり・人との絆。その人が必要とする程よい距離。
 そんなことを心の奥からえぐり出し、再確認できる映画です。

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とみいじょん

3.5名作

2021年3月1日
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鑑賞方法:VOD

知的

幸せ

人物像と風背景

ホッコリする感じ

じっくり観たいですね。

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褐色の猪

5.0生きる歓びを知る旅

2020年12月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

オリジナル(アメリカ版)、完全版(ヨーロッパ版)、そして今回のニューディレクターズカットで三回目の上映ですね。
完全版は見逃していたので、今回はどうしても観たかったんですよこれが。
で、やっぱり素晴しい。
今回トリミングなどもいじってるらしく、独特な鮮やかな色調がさらにビビットな感じになってました。
自分も最初に観たのが20年前位(2020年現在からは30年前)なので記憶が曖昧ですが、赤の色調がより前に出ていたように感じました。
観たらわかるのですが、本当に他の作品には見られない、独特な美しい色調を映し出しています。
そして久しぶりに聞いた「Calling you」は本当に素晴しい。
きっと誰もが一度は(数あるカバーも含めて)耳にした事があると思います。
また、歌の入れ方が本当にうまい。
このOPのタイミングは「カリ城」と同じくらい大好きです。
小さな街での心の触れ合いと、生きる歓びを知る旅。
観賞後、素敵な旅行をしたような気持ちになれる、とても大好きな作品です。

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白波

3.5心のオアシス

2020年5月31日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

疲れた心に染みわたる一服の清涼剤のような作品。
荒涼とした砂漠の中にある、これまたうらぶれた一軒のカフェ。
カフェのマダムが訪れる人々を癒す作品かと思いきや、その逆だったのですね。

終盤はハッピーすぎるミュージカルのようになってしまったけれども、仕事や人間関係や日常生活に疲れているときにお薦めです。
美しい映像や音楽はさることながら、細かなディテールも改めてチェックしたい。
また時間を置いて、疲れたときにでも見たい作品です。

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ピンクマティーニ