劇場公開日 2010年3月20日

「怒りと魂がこめられた作品」息もできない リンダさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5怒りと魂がこめられた作品

2010年12月10日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

興奮

「クソ野郎」「クソアマ」……「イカれ野郎」「あばずれ」……
と汚い言葉と殴る蹴る・・・が飛び交う作品。題名の通り息もできない位、衝撃的でした!!(/_;)

韓国の裏の世界や表面的に見せない家庭事情…・・最後いくつか主人公サンフンが変わろうとしているのも胸が痛くなったり色んな意味で感動しました。

『家族の前ではキム・イルソン気取りかよ』と使った言葉(国際的に大丈夫か?と心配(;^_^A)

『人を殴る奴は、自分は殴られないと思ってる。』

胸につきささる言葉でした。

制作・脚本・監督・主演・編集を1人5役を務めたヤン・イクチュン。

あくまでも、自分自身の為に作ったとアピールするこの作品。

監督自身も家族との関わりにずっと悩んできて、吐き出さなければ、と思った事から制作が始まったらしい・・・・。

そんなヤン監督の創作の源は“怒り”だという。その言葉どうり同作には、個人、家族、社会、そして国家へ向けた激しい“怒り”がみなぎっている。

家族と暴力と愛に関する物語。

ヤン監督のインタビューの内容を見て、より深く考えさせられた。

『シバラマ』(略;クソ野郎)
『シーバルロマ』(略;クソアマ)
覚えてしまった(笑)

リンダ