「わがままゼウスくん。」パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
わがままゼウスくん。
はぁ、原作は児童文学…。
お父さんが子供の為に作ったお話…ということは
確かに軽くいい加減(いい意味で)な作りになるかも。
監督がC・コロンバス、ということでついハリポタと
比べたくなるが、そんな間でもなくよく似ている…^^;
ただ話の重みで比べると、あちらの方がしっかり系。
こちらは軽やかで主人公の葛藤もほとんど感じない。
素直に自分が「デミゴット」であることを受け入れ、
冥界ににさらわれた母親を助けに行く…という設定。
最近のファンタジー映画はゲーム感覚なものが多く、
そういう設定にしないと今の子供達は観ないのかな。
神器をゲットし強くなるとか、真珠を三つ集めるとか、
こう…徐々に攻略していく感じ。そのうちヘンシ~ン
したりして!?様々な訓練を受けて成長する彼らだが、
現代に生きていても、やはり剣術が必要になるのか?
彼はポセイドンの息子なわけだから、やはり水攻撃、
ザッパ~ン!攻めがいちばんお薦めな気もするけど^^;
一撃だし?(実はああいうシーンがもっと観たかった)
まぁ…それなりに色んなのが出てきて(大雑把すぎか)
大人もそれなりに楽しめる作りにはなっている。
私はもちろんseanビーン目当てで観に行ったのだが、
やっぱり我儘な神ゼウスだった(爆)全能の神のくせに、
稲妻を盗まれたあげく、それをパーシーのせいにする
なんて、とんでもない神様なのだが彼なんで許せる^^;
いかにも真面目~に演じている彼が観られて良かった。
さらにはS・クーガン^^;あら、確かにミック・ジャガー系。
P・ブロスナンもB・T・ジャクソンも下半身で楽しめる…
U・サーマンは似合いすぎ^^;でも怖くはなかったなぁ。
あれだけ弄られちゃうと…(エンドまで席は立たずに)
というわけでキャラクター重視で気軽に楽しめる作品。
(あら、原作で主人公は12歳?でしたか。5歳上乗せ^^;)