劇場公開日 2011年4月23日

「ちいてん、雰囲気は原作と合っているけど、わけわからなすぎ、70点(ガンツ風評価で書きました)。」GANTZ PERFECT ANSWER Push6700さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ちいてん、雰囲気は原作と合っているけど、わけわからなすぎ、70点(ガンツ風評価で書きました)。

2014年3月21日
PCから投稿

悲しい

興奮

原作とはかなり違うけど、要所要所を抜き取って、つなぎ直している「カイジ」みたいな映画。

全体的に雰囲気は合っているけど、原作もよくわからないストーリーなのに、それをつぎなおし、さらに無理やりオチをつけているため、さらにわけがわからなくなってます。

よかったところは映像、演出ともにバトルシーンです。

CGは少なめだったけど、いろいろ工夫されていて、よかった。

特に、地下鉄での黒服星人(?)戦は、役の人が原作のイメージに合っていたし、アクションもかっこよくてよかった。

よくなかったところは、ところどころ入っている泣かせるシーンです。役者さんの演技のせいか、演出が足りないせいかよくわからないけど、いまいち乗れなかった。

特によくなかったのは、前作でもいろいろな人が書いてたけど、多恵ちゃんが吉高さんではかわい過ぎること。

顔の作りはなんとなく似てるけど、きれい過ぎてなんか変。

多恵ちゃんをメインにするなら、地味な女の子の純愛みたいものを盛り上げていかなければだめだろうと思った。

テーマ的には、原作にはないセリフだけど、敵キャラが言っていた「おまえ達は何も守っていない、ただ黒い玉に踊らされて戦っているだけだ。」という台詞が印象に残ったけど、特に全編で強調しているわけでもなく、よくわからなかった。

全体的には、前作でも書いたけど、一作目に詰め込みすぎて、やるところがなくなったような感じでした。

例えるなら、週刊誌で連載しているマンガに追いつきそうになって、オリジナルストーリーでしのいでいるテレビアニメってところかな?

どうせやるなら、いっきに大阪編までやってほしかった。

Push6700