「黒い玉とは何だったのか?」GANTZ PERFECT ANSWER ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
黒い玉とは何だったのか?
前作に引き続いてBlu-rayで鑑賞。
原作とは全く異なる展開に向かっていく本作品です。
原作の「GANTZ」が大好きで、大きな期待を持っていた実写化前後編です。
根っからの映画好きの自分は、常に人が演じる実写化に好意的です。(まぁ、中には不満の多い作品もありますが)
漫画やアニメとは、また違う形での作品だと思って楽しんでます。
「GANTZ」に至っては、アニメも映画も原作とは異なる展開に進み、これはこれで楽しませてもらいました。
とは言え、原作のラストシーンを実写化してほしいという想いもあり、いつかリメイクされないかなって気持ちもあります。
さて、本編ですが、「GANTZ」の柱であるエロの部分が全くありませんが、アクション映画としてメチャクチャ面白かった一本です。
クライマックスの偽加藤との死闘も勿論ですが、電車内での戦闘シーンも最高です。
一般市民も巻き込んでの銃撃戦から始まり、ニュータイプのチャンバラへと進んでいく。
これが後の「るろうに剣心」へと繋がっていったんだろうと思うと感慨深いものがあります。
因みにこの作品の公開当時、始めて綾野剛という役者さんを知りましたが、鬼気迫るものを感じました。(今回、再見で気づいたのですが、本田美優ちゃんも出てたんですね。ビックリ)
ラストシーンに関しては、批判的な意見が多いようですが、自分は好きですね。なるほど、こんな終わりかたもあったのか。って感じで楽しませてもらった一本です。
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