「あえていうなら「裏ヤマト」」SPACE BATTLESHIP ヤマト solcovさんの映画レビュー(感想・評価)
あえていうなら「裏ヤマト」
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この映画は森雪の瞳のアップから始まり、森雪のロングショットで終わる。
つまりはそういう映画なのだ。
彼女の「命」との向き合い方は、ヤマトの旅を通じて少しずつ変わって行く。
彼女を中心に据えたことで、オリジナル版が内包していた「命のあり方」というテーマが鮮明になった。
ただし、「ヤマト」ではない完全に新たな物語として作った方が良い結果になっただろうとは思う。
この映画には、オリジナル「ヤマト」のイメージを塗り替えるほどの力はなかった。そういう意味で、これは「裏ヤマト」なのだ。
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