「少し中途半端かな…」SPACE BATTLESHIP ヤマト こばこぶせんさんの映画レビュー(感想・評価)
少し中途半端かな…
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映画界の構想力が足りなくなっているのか、リバイバルや原作付の映画、アニメの実写化などが本当に多いなあ。ハリウッドだけかと思っていたら、邦画にまで。
実写化と名のついたVFXは、映像に圧倒されるか、作品を笑うかするために見に行く。あとは、子どもの時見てたアニメを、金かけて作ったらどうなるだろうという、金持ちの道楽的な視点をもって見る。ヤマトに関しては、笑うために見に行った。
印象としては、少し中途半端な感じ。VFXもすごいような、ちゃっちいような。笑いということでも、大爆笑ができず、失笑をしてしまうような。
違和感を感じていたことをいくつか(違和感をもつのは実写化の宿命)。
○古代と森雪のラブシーン(?)っているのか?
子どもの頃から品のない話で盛り上がる場合、ヤマト船員の下の世話は?ということが話題になったが、今回はモロに扱っていた。話の流れは忘れたけど、緊急事態の時にアレって…、しかも子どもができちゃうなんて…。なぜか、女になった佐渡先生が、もう少し若かったらどうなったかな?
○山崎努の演技
他のレビューにもあったけど、やる気が見えない。病気が末期だから故の、気怠さを演出した演技であれば分かるが…。口のクチャクチャも、薬の服用を演出しているのだということが後から分かったが、少し不快だった。
○アナライザー強すぎ
ふだんはコンパクトな状態で、戦闘モードの時に、ふだん我々が知る姿になるのはおもしろいのだが…。戦闘モードのアナライザー強すぎ。急に体も大きくなったりして。最初から大きくなって戦っていれば?
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