「化学と宗教なんだな~。」シェルター りりーさんの映画レビュー(感想・評価)
化学と宗教なんだな~。
サスペンス物特有の、最初は何が何だかわからない展開で、始まる。
それが、話が進むに従って、少しずつ明らかになっていく正体。
前半の細かな点が、後々「そうだったのか~」に繋がる。
化学と宗教。
相容れないものの代表だ。
平均的日本人の私は、宗教を信じていいるわけではなく、”困った時の神頼み”人間だ。
だけど、「化学的」には、あり得ないストーリーだけど、人間の欲や業をうまくついていて、思わず見入ってしまった。
終わり方には、賛否両論あろうかと思う。
きっと、毛嫌いする方もいらっしゃるだろう。
でも、私は、サスペンス的には、この終わり方もありね!と思う。
宗教を信じる方がたくさんいる欧米では、どうなんだろうか。
こういうサスペンス物に欠かせない、ジュリアン・ムーア。
彼女の持つ神秘的な雰囲気が、この作品には、ぴったり。
また、多重人格者を演じたジョナサン・リス・マイヤーズ。
彼の、人格の演じ分けも見応えあり。
音で2回びっくりして、飛び上がってしまった。
映像は、大丈夫だった。
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