劇場公開日 2010年1月23日

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「これでお金をとるのは反則でしょう(泣&怒)」手のひらの幸せ septakaさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0これでお金をとるのは反則でしょう(泣&怒)

2010年1月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

今作、今年の紅白から出場辞退を発表した
布施明さんの童話がベースになっています。

加藤雄大さん初監督作品で、
新潟でロケが行われたためか、
新潟では1月16日から先行公開されていました。

当サイトでの評価も高く、
公式HPには「涙を誘う」なんて
文言もありましたので、楽しみに上映開始を待ったのでした。

☆彡     ☆彡

1名途中退席
・・・(崩れ落ちる)
・・・・・・・・・(失笑)
・・・・・・・・・・・・(苦笑)
そして、半数ほどのお客さんが姿を消した

え~、上映中から
客電点灯までの映画館での出来事と
わたしの動きを時系列で表現してみました。

オープニングで表示された
“文部科学省選定”で察するべきでした。

小学生のとき(古いなぁ)
学校の体育館で見せられた映画を思い出しました。
いかにも道徳の授業に出てきそうで、鑑賞後に先生たちが
「いい映画でしたねぇ」と判を押したような笑顔で迫ってくるようなやつ。

なんか、お金払って、
先生の、説教を受けているみたいでした(苦笑)

◇   ◇

原作は、まさに良書なのでしょう。

ただ、映画化にあたっては、
脚本に緊張感なさすぎだし、
ストーリー進行にリズム感は皆無。ひたすらダラダラ。

一番、頭をかかえたのは
浅利くん、河合さんの子供時代を演じた子役。

本人や、親御さんが観ていたらごめんなさい。
これ、監督の責任ですから、気になさらないで下さい。

“感想を述べるレベルに達していない
 もう失笑するしかないほどのひどさ“

子役で演技が巧い子
現在はたくさんいるのに
なぜこの2人をキャスティングしたのか。

監督は演技指導をしてあげたのか。

映画は残るだけに、この作品が残ってしまうのは、
2人にとって、可哀想としか言いようがありません(泣)

☆彡     ☆彡

2008年12月に鑑賞した
『ピョコタン・プロファイル』並みに酷かったです。

上記作は、アイドル映画で無名な子ばかりで許す余地がありますが、
今作は、村田雄浩さん、永島敏行さん、仲間由紀恵さん、西田敏行さんといった
ビックネームが、ずらりと顔をそろえていますので、こちらのほうが始末に負えないでしょう。

この展開で、主人公と似た体験をした人ならともかく、
純粋に作品を観に来て、感涙した人は本当にいるのかな。

つまんなかったよ~~~、って泣き崩れそうな人はいそうですけどね(苦笑)

septaka