劇場公開日 2010年1月23日

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「ロケ地、新潟県民なので一足お先に」手のひらの幸せ agehachouchouさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5ロケ地、新潟県民なので一足お先に

2010年1月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

地元ロケ(私もエキストラ参加)ということで、全国に先駆けて1月16日、新潟で鑑賞ました。舞台挨拶も見れてラッキーでした。新潟県民としては、まず背景の美しさに目がいきました。普段なにげなく目にしている田んぼ、夕焼け、レトロな商店がスクリーンに映し出されると、実はとても味わい深い景色なのだと改めて気がつきました。ストーリーは、とても感動して何回もなきました。観客席もすすり泣く声がこだまし、もらい泣きしました。あたたかい家族っていいなと思わせるシンプルなストーリで、考えさせられました。たとえば高度経済成長を支えた名もなき人々の存在や、新潟を離れる選択をする学生の台詞など。。。特に少年時代の回想は、ほほえましく笑える場面があり、話は決して暗くはありません。「自分はついてない、不幸だ」と思っていたときみたので、余計タイトルの意味が心に残りました。

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agehachouchou