ソフトボーイのレビュー・感想・評価
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やってみなけりゃ始まんねえ〜
佐賀のがばい男子ソフトボール。これぞソフト版“ROOKIES”。
しかし、あちら程平凡な中身では無く。寧ろ『ひゃくはち』に迫る熱い青春野球映画。
「やってみなけりや始まんねえ〜」
佐賀には男子ソフトボール部が無いから、試合をしないで全国大会に行ける…良いところに目を付けたもんだ(笑)
かくして短時間で部員を集めなければ認めない!
まるで『七人の侍』の様に部員集めが始まる。
…あ?もう集まっちゃった(苦笑)
この辺りまでは少し馬鹿にして観ていたかも知れない。
部員1人1人に個性が有ってキャラが立っていて、その事でギャグが上手く生かされている。
更に、暴力的な描写全てを省略化する事でギャグに転換させる巧みな編集。それでもまだ半信半疑だったが…。
お定まり通りに数多くの難題が全国出場に向けて立ちはだかる。まぁ、よくよく考えるとそれほど大した理由でも無いのだけれど(苦笑)
顧問を担当するのが大倉孝二。この先生は元高校球児で、甲子園への予選決勝まで進んだ事を自慢する男。あの『デトロイト・メタル・シティ』でのキャラクターが、そのまま先生になったらどうなるか?…を見る思いで、かなりの儲け役。
いよいよ試合のシーンとなるが、当然の様に全員が素人なのだからまともな試合になる筈も無く…。でも『ROOKIES』よりもめちゃくちゃ熱いんだこれが!最後は少しウルウルしてしまった。良いなあ〜青春。
これ秀作だと思いますよ、
こら〜!“全国大会をなめんなよ!”
(2010年6月30日新宿バルト9/スクリーン4)
期待しなかったが…
前宣伝もなく、全く期待しなかったのですが。
単純に面白かった。
スポ根ものでもなく、主人公も成長もしないけど。
登場人物が結構ユニークでいいキャラ。
決して泣くような映画ではありませんが、
笑える、楽しい、青春グラフィティ。
満足感が得られたいい映画でした。
ただ、あの点数はいただけない。へたさ加減もありえない。
そのあたりをうまくすれば満点だった。
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