「重いが、映画館で観たかった。」ケンタとジュンとカヨちゃんの国 hiroさんの映画レビュー(感想・評価)
重いが、映画館で観たかった。
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重い…。
最後まで誰も救われない。
ジュンとケンタが自分達の取り巻く環境を壊す為にジュンのお兄ちゃんに会いに行くが、全て最悪のシナリオに導かれる。
この世界を壊せると思っていたお兄ちゃんに会うが、希望を砕かれ最後は『海の向こうには僕たちの知らない世界ある』と信じていた2人は海に入って行き、カヨちゃん役の安藤サクラさんの印象的な無表情でエンドロールへ。
エンドロールがまた印象的。
主題歌がまた最後に心にのしかかり、最後に歌詞を変えアカペラで『私達の生きる意味はあなたを殺す事なのです』と流れた時には全身に鳥肌が。
劇中の不協和音のようなイヤ〜な音楽が劇中の不安な様子を強調していて、この映画は映画館で観たらもっと凄かったんだろうと思う。
そしてカヨちゃん役の安藤サクラさん本格的には初めて観たのですが、素晴らしい演技でした。いい役者さんですね。
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