劇場公開日 2010年6月12日

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ケンタとジュンとカヨちゃんの国のレビュー・感想・評価

全21件中、1~20件目を表示

4.0一瞬見えた光の正体を掴め

2024年2月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

キャストの気合いがこっちまで伝わってきそうなほど熱かったね。作品がではなく演技面ね。
特に、今まで演技が上手いと思っていなかった松田翔太の熱演にはビックリした。
押し潰されていく水風船のような役柄を緩急をつけて、破裂した瞬間は最高の迫力で演じたと思う。

作品の内容については、よってたかって安藤サクラ演じるカヨちゃんを罵りまくるだけの青春ものかもしれないと一瞬考えたけど、いくら役とはいえ余りの扱いに安藤サクラが可哀想になったので、ちょっと真面目に考えてみる。

人は壁にぶつかった時それを壊して乗り越えようとする。その先に自分がなりたい姿、目指したい事柄があるからだ。
だけど、壁の向こうに何があるのかわからない場合はどうだ?
作品の中では頭が悪いから、育った環境などのせいで価値観が狭いから、としているが、今の苦難を乗り越えたら良い未来が待っているかもしれないと漠然と考える人がいても、その人が特別おかしな人とは思わない。

壁とは己に課せられた障害である。その障害が何であるかさえ理解できていないケンタは、盲目に壁の先に何かがあると信じている。
信じているからただ壊そうとするが、壊しているものが自分に課せられた障害なのかどうかすらわからない。
しまいには自分が壁を壊しているのかどうかすらわからなくなって、壁を壊し向こうを見た兄に会いに行こうとする。

ジュンは壁に囲まれた世界の中でケンタと共にいることを望んだ。
何があるのかわからない壁の向こうには興味がなく共に育った兄のようなケンタにすがるように生きている。
終盤の公園での一幕で言う「俺にはケンタくんしかいないから」と、その行動は壁の中の今を、ケンタと離れずに済む未来を守ろうとしたジュンなりの精一杯だった。

なりたい自分、目指したい事とは、夢または希望という。
夢や希望を抱かずに現状に不満を募らせるだけでは破滅的な結果しか得られない。
まずは夢や希望が何なのか、から知らなければいけない。そして安藤サクラはそんなにブスではない。

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つとみ

2.0出演者が豪華だけど、何も無い映画‼️

2021年9月30日
PCから投稿

脚本とセリフがほぼ、無意味。
なんだか、疲れてしまいました。
何かと言えば、バーカとか。
シュールなんでしょうか。
アバンギャルドなんでしょうか。
よくわからない。

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アサシン5

4.0行き止まりの世界に生まれて

2020年11月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

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せつこん

2.0ぶっ壊した先に

2020年10月4日
Androidアプリから投稿

何かあるはず。今よりマシなはずだ。何か変わるはずだ。別の世界に行けるはずだ。そう思いたい。

でも、そんなのは幻想である。彼らを待っていたのは地の果て。信じていた救世主は生きる屍。結局何も変わらないどん詰まり。楽園なんてどこにも無い。

何か虚しいよ。

ケンタがちょいちょい言ってた『俺とお前は違う。』

何が違う?何も違わないよ。所詮同類。

この作品のカヨちゃんの役割って何だったんだろ?
愛に飢え、誰にでも股開く尻軽。ノリで言った『愛してる』を本当バカみたいに信じる痛い女。
結局この子もケンタとジュンと同じ、自分じゃなく他人に希望を見出だす人間なのかね?

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カミムラ

4.0安藤サクラのための映画。

2019年10月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

素晴らしいブスっぷり。しゃべりかた、行動、服装、表情、セックスのリアクション、全てが百点満点。

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いつこ

3.0私たちが望むものは

2019年6月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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kossy

2.5好きな役者さんが出てたら見るべき

2017年8月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

高良健吾さんはバカっぽいけど無邪気な役がほんとに似合う。ヤクザ役でも隠せない素直でピュアな所が垣間見えて、どうしようもない人なんだけど、なんかほっとけない…と思わせる。高良さんの人柄なんでしょうか。罪な男ですね〜笑
だからこの作品のジュンに対しても、不思議と怒りが湧かないのかもしれません。カヨちゃんに対してブスブス言ってる時も、小学生が好きな子に言うブスと同じくらいピュアに聞こえる気がします笑
安藤サクラさんは私の中で演技派女優部門第2位に値する女優さんです。
あんな風に自分をさらけ出して演技をすることは出来ないと思うからか、安藤さんを見てたら胸がスッキリします。
感情を抑えられないケンタと感情を抑えてるジュン、自由だけどいつも独りぼっちのカヨちゃん。ケンタとジュンは最後に一緒に進むべき道を決めますが、カヨちゃんは置いてかれて、また1人で自分の居場所を探す日々が続くのだと思うと、理不尽な終わり方だなと思います。あと、裕也は轢かれる前にケンタを撃つことが出来たのでは?
ストーリーは、モヤモヤする部分が多々ありましたが、役者さん2人の演技に星2点、裕也の痛ーいに0.5点付けたいと思います。

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yoppi。

4.0心の闇

2016年12月23日
iPhoneアプリから投稿

世の中には色々な立場の人がいる。

どこにでもありそうな、どこにもないような、だけど、誰でも持ってるそんな心の闇や弱さをズシンと感じました。

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Yumi

3.0それをやってみせてくれてるのがこの映画。 そしてその末路もみせてくれています。

2016年7月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

キャッチコピーは「三人なら、生きられる」。
これがあまりに的を得てなくて残念です。
こんなコピーならない方がマシ。
この三人の心が通うことが、劇中ではありません。

ちょっと度の超えた若者が、今ある自分の国を壊してみたら、
新しい国がきっとあるはず!ってことで旅に出るお話です。

誰でも一度は、すべて投げ捨てて、どこかに遠くに逃げたいなーって考えたことがあると思います。
それをやってみせてくれてるのがこの映画。
そしてその末路もみせてくれています。

人生において、恣意的な劇的な変化ってなかなか難しいことだなと。
ちょっとずつ意識して変えていくのが理想ですね。それもまた難しいけど。

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うえあおい

3.5ずしん、、、

2015年10月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ひどく悲しい映画でどうしてやることも出来なかった
「SR2」に出てた安藤サクラがいいんだよね~だんなさんになった柄本タスクもチラと出てる
松田翔太はなにやっても決まる!DNAだね
監督は大森南朋のお兄ちゃんで麿赤兒の長男
「まほろ駅前多田便利軒」とかも撮ってる

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mamagamasako

3.0好き嫌いが別れる内容

2015年3月25日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

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松井の天井直撃ホームラン

3.5私たちの望むものは

2013年10月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

邦画のロードムービーってなかなかないような気がする

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消されるので公開しない

5.0衝撃的でした。

2013年5月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

難しい

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ShiHo

4.5重いが、映画館で観たかった。

2012年6月3日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

怖い

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hiro

4.5五感で観る。

2010年7月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

最近思う、映画館で見るべき映画とは何なのかを。
DVDリリースの期間が早い現代、DVDで事足りてしまう作品も溢れる。
そんな中で、この映画はまさに映画館で見るべき映画な気がした。

DVDで見ていたとしたら、退屈で一時停止したり、
流してみたりしてしまうかもしれない。
この作品は、映画の世界に没頭し、全身を使い感じ取る映画だ。

正直よく解らない。
あまり多くの語らない。

破壊と虚無の世界。
光と影と、爆音と無音。

五感を使い、感じるとしか言いようがない。

出演者の演技も狂気じみていて、素晴らしい。
宮崎将のあの虚無な演技は、凄まじいし、
カヨちゃんのウザさも凄いし、
松田翔太の鋭さも、高良健吾のユルさはあれはもう生まれつきか、
多部未華子だけがなんだか浮いていた気もする…。

映画好きはぜひ映画館で。
大衆向けな解りやすい映画が好きな方はやめておいたほうがイイ、退屈なだけだから。

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TOKUSHI

4.5岡村信康の主題歌がずしーん

2010年6月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

病気や事故などで幼い頃に両親を亡くしてしまった人は多いと思う。両親がいてもパチンコ屋の駐車場で車の中に詰め込まれていた人もいるだろう。それでも、この映画のケンタとジュン、小さい頃から施設で育ってきた2人を見ていると、子どもの将来にとって親の存在はとても重要だと思わされた。帰る場所がないというのは、とても寂しくて悲しいものだ。

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brick lane

4.5深く刺さる

2010年6月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

難しい

久しぶりにこんなに深く自分の感情に突き刺さる映画を観た。

観た後、すぐに消化できるわけではないけど、ずっしりとくるものがあった。

でも、今、こういう時代にこの映画を観ることができてよかったと思う。

今、自分が感じている閉塞感とか、抜け出したいもの、壊したいもの、立ち向かっていきたいもの、たくさんあるけど、そう簡単にはいかない。それでも、希望を抱きたい。壊しても壊れないものがあるのかもしれないけど、何事も自分自身で納得いくまでやってみて見いだせることこそが大切なんだと感じた。

この映画の細かいこととかはよくわからないけど、何か深く感じられる、そしてそれが心に残る、そんな映画だった。

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ウルトラ

3.0アイコン化されても困る

2010年6月20日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:試写会、映画館

悲しい

怖い

難しい

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もっちりもっちり

4.0ぶっ壊そうとしたところで。

2010年6月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

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ハチコ

4.0たとえぶっ壊せなくても、ほかに道もない

2010年6月2日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会
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ikuradon