君が踊る、夏のレビュー・感想・評価
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やや無理はあるけど・・
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主人公と恋人は共に東京に出る予定だったが、突然彼女が取りやめる。
そして主人公は一人で東京に行きカメラマンになった。
5年後、母の病気で高知に戻った主人公は彼女と再会する。
そして実は5年前、彼女の幼い妹がガンになったために残ったのだと知る。
言うと主人公が同情して東京行きを辞めそうなためあえて伏せたのだとか。
妹は比較的元気で生存しており、よさこいを踊りたがっていた。
彼女は5年前の伝説のチームの再結成に向けて動き、主人公もそれを手伝う。
やがてみんな集まるが、主人公の写真が東京で賞を取り、急遽帰京。
しかし賞を取った写真のモデルは5年前に撮った彼女だった。
主人公は賞を棄権し、すぐに高知に戻りよさこいに参加した。
そして夢を諦め、彼女と共に高知で生きて行くことにした。
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実話ベースの話みたい。
ベタな展開ではあるんやが、結構おもしろかった。
でも東京で写真の賞を撮ったクダリは多分創作でしょう。
授賞式に出ないと棄権と見なされる、なんてそんなアホな(場)
しかもこれからって時に、夢であるカメラマンを諦めるなんて(場)
ヒロインが素朴で可愛かった。
ってか、おれは九州や中・四国の方言に弱い。
自分にとって大切なのは。
チラシやポスター等で、初めてこのタイトルを見た時、
ん?と思った。別におかしなタイトルではないのだが^^;
映画のタイトルというより、違うもののタイトルのような
感じがしたのだ。で、後半「あ~なるほど」となった時、
作品につけるタイトルの種類ってやはりあるんだな、と
それでどう鑑賞者に訴えるかって部分もあるんだな、と
妙に納得してしまった次第^^;…明らかに余談ですが。
で、肝心の内容は、、
話題の高知県を舞台によさこいと恋愛と難病を見事に
ミックスさせた青春映画?といったところ。
本編の前に実在の少女を基にした物語だということが
流されるが、その少女が主人公という風でもなく^^;
古典的な内容に古臭いプラトニックな台詞、必ずしも
巧い!とは言い切れない踊り方…など、突っ込み所は
満載なのだが、これがまた意外に爽やかで好感触!!
(おそらく観る年代にもよるとは思うのだけれど^^;)
昨今の殺伐or過激化した映像世界に辟易した身には
なんとも爽やかな心持ちになれる良作だった。
主人公は田舎を出て、都会でカメラマンを夢見る青年。
学生時代に恋人や友達と踊ったよさこい祭りの想い出
をカメラに収めて一緒に上京するはずだった恋人と別れ、
(その恋人の幼い妹が難病に侵されているとは知らず)
たまたま母の病で帰省した折に全てを知ることになる。
互いに想いを残し、誤解が元で親友とも素直になれない
主人公のもとへ、難病の妹がよさこいを踊りたいという
願いを叶えるべく、もう一度チームを再結成させたいと
彼女が切り出すのだが…。
青春映画につき物の、キュンキュン♪する場面はあるが、
とにかくこの二人の恋愛を見ていると、ある意味イライラ
する。なぜ彼女は彼に本当のことを言わないのだろうか。
好きだからこそ言わない(言えない)という我慢強さが、
却って苦しくなるほど相手のことを思い遣る意思の強さに
後半はグイグイと引っ張られる感じがした。私だったら、
あんな時どうしただろう…。彼の夢を遮ることができたか。
彼にしてみれば、彼女がいてこその夢であったのかも
しれない。。まぁそれは、あとで気付くことになるけれど。
とりあえず若い頃は、そこですぐ結論を出すのではなくて、
何でもやってみる方に賭けるべきだと私も思う。
やらずにグチャグチャ後悔するくらいなら、やって自分の
才能のなさに泣いた方が潔い(あ~自分で言ってて辛い)
ラストの選択は、まぁ…ドラマ的だとしても^^;
このタイトルが意味を成す、あのシーンにはグッときた。
なにが自分にとって一番大切なものだったかは、だから、
いろんなことを経験したずっとあとで分かってくるのだ。
自身にとって当り前の風景や物が、他人に感動を与える
のにはワケがある。作り手の愛情が伝わるのは、案外
何の計算もない素顔に愛着を持っているからなのかも…?
(キレイに撮ってね。なんて言うとレンズを外されるかしら)
☆インプレッション☆
最後の夏といわれた少女の夢を叶える為に自分の夢を犠牲に出来るか麗央には判らない
多分、麗央は夢を追うと思う
何故なら少女の夢は自分が居なくても何とか叶えられそうだから
でも大人になってからの夢…この道でご飯を食べれるか食べれないかの賭けに出ることはそうそう無いと思う
しかも感性が十人十色有る芸術を武器とする仕事なら尚更
だから今回のこの映画は麗央とはかけ離れた世界なのでとても楽しめました
よさこいについてもほぼ無知だったのでしっかり知ることが出来て嬉しいです
麗央の出身が山口県なので比較的近い高知県には興味も有ったので
何より日本特有の芸術が好きなので
高知県やよさこいに興味の有る方は是非観てみて下さい
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