マイレージ、マイライフのレビュー・感想・評価
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飛行機で様々な所へ行きながら何かを感じるロードムービー。 ジョージ...
飛行機で様々な所へ行きながら何かを感じるロードムービー。
ジョージの価値観が変わりアレックスとハッピーエンドかと思いきやアレックスはただのビッチだった。
その代わり仕事は元通りになりそれはそれでハッピーエンド。
まあ何を伝えたいのかはちょっと分かりにくい。
マイレージ、あるある
マイレージあるある、の話。自分は貯めずに旅行に還元してますが。。そういう意味で珍しく原題より邦題の方が的を射ていてナイスだわ、と拍手。でもラストの展開で、ああ彼の居場所、失業している人の居場所、のことなんだ。。やはり原題の勝ちだわ。終わってみれば大半の勢いが一転しんみりと。嫌な仕事もあったもんだなあ。日本でもこんな請け負い業務があるのかしら?
マイルも良いけどワイフも良いよ
マイルの上級会員特権を活かし、空港で待つ事なく、旅慣れした所作で颯爽と出張を続けて国内外を飛び回り、解雇宣告の仕事を請け負うスマートなジョージクルーニー。でもそれは、誰かと深入りする事なく家を空けている方がしっくりくる宙ぶらりん体質だから。
やっと人間関係に本気になれたのに、恋愛相手は既婚者子持ち、大ショック!しかも、自分が重ねてきた人間関係の中で1番深く考えた女性との関係は、相手にとっては、息抜き、はけ口だったとは!
そんな中、ずっと人生の目的にしてきた1000万マイル達成を飛行機の中で迎えるジョージクルーニー。なんだか虚しさ漂う上に、夢見てきた、機長と会話できる貴重な時間も、機長の「よくお時間がありましたね」の言葉でなんだか一気に空虚に感じる。かつての日常の多くを、飛行機に乗って、言葉巧みに人を解雇する事に費やしてきたけれど、同じく国内を飛び回る仕事の女性と出会い、新入社員を連れて仕事し、妹の結婚式を経て、自分自身の人生の密度を高めても良いのかなとやっと気づいた。貯めたマイルは妹夫婦に捧げ、辞めた新入社員の転職サポートをし、ドライだった暮らしが少しだけウェットになった。
そりゃ、綺麗で仕事もできて楽しくて成熟していて気がきく女性が、34まで独身だと思い込む方が子供だわ。周りがほっとくわけないもの。相手役の女性は、デスパレートな妻たちのリネットみたい。
結婚は墓場だけれど、1人より2人の方が楽しい、副操縦士が必要だっていうのは、ほんとそうだなと思った。
結婚反対だったジョージクルーニーもなんだかんだで、幼少期を過ごした故郷を女性と共有できてとっても楽しそうだし、妹の結婚式すら1人で出るのに気が引ける寂しがり屋。心は本当は求めているのになぜ結婚嫌いになったのかは、父親がいなかったことが原因なのかな。姉も結婚生活がうまくいっていないし。
自身もドライに見せて実はそこはやはり年配者。人との関係性は、チャットや一方的なテレビ電話では成り立たないことを、身を以て新入社員に理解させたジョージクルーニー、さすが。
ジョージクルーニーが渋い!
ジョージクルーニーの渋さがいいですね。なんかうまくいかない感じ。そういうことってあるんだよね。傍から見ると羨ましいような人生を送っているけど、どんななのかな。派手じゃなくて、いい。それにしてもジムの説得や、リストラ対応など、本当にいい言葉と態度してる。見ていて気持ちがいいなぁ。スッと入る。
こだわりの目標設定
ます、ジョージ・クルーニー演じる主人公のリストラ請負人としての仕事が、垣根涼介の『君たちに明日はない』シリーズ(NHKでドラマ化、坂口憲二が主演)を彷彿させた。この手の仕事はアメリカが主流なのかな。
マイルを貯めることを目標、生き甲斐にする様が面白い。地に足を付けず、人間関係も希薄でカジュアル。そんな彼が、鳴り物入りで入社した新人女性との出張と、妹の結婚式を通じて、大切なものに気付き始める訳だが、彼を受け止めるべき彼女には別の人生が。変化する前の彼だったら1000万マイル達成をどのように喜んだのかな。気になるところ。
まあ、当然このリストラ請負人としての仕事は、性質上、ネットを利用する等の効率化、マニュアル化は馴染まないよな。
レビュー
安定のジョージクルーニーと可愛すぎるアナケンドリック。本当の意味で心を開けないベテラン社員と理想の結婚を抱く女性新入社員が、意見を衝突させながら人生観について考えさせられる映画。アナケンドリック可愛い…笑
普通に楽しめる
終始落ち着いた雰囲気の映画。
人を切る仕事をして1人で生きている男が2人の女性との出会いで変わって行くお話。
あ、アレックスそうなんだ…っていう驚きはあった。
でも登場人物みんな魅力的で、少し考えさせられた。
ちょっと切ない。
社員のクビを切るのが仕事で、アメリカ中を✈で飛び回っている男ライナ...
社員のクビを切るのが仕事で、アメリカ中を✈で飛び回っている男ライナス。
なんでもそうだけど、苦情係って大変なんだよね。
理不尽なことも言われるし、こっちも毅然とした態度をとらないといけないこともあるし。
正論だけが仕事ではなく、相手の顔をみながら対応する。仕事にはそれがどんなにPCや技術が発達しても、大事な部分なんだろうなぁと・・・。
てか、主婦だったなんて裏をかかれた。
家族の大切さと独りの楽さ。どっちを選択か。
ま、ボクの場合、独りなのかもな。
面白い!時間もちょうどいい!
スーツ姿のジョージクルーニー素敵です(当方男ですが)。
こういう落ち着いた雰囲気の映画は寝起きか寝る前に見るのは本当にもってこいです。
寝起きに見れば1日落ち着いて過ごせそうな感じがするし寝る前に見ればよく眠れそうになるそんな映画。
ただちょっと切ないですが。
小説より好き
なかなか原作を超える映画って少ないと思うんですが、この作品は映画の方が面白かったです。
小説は無駄な描写だらけなのが特徴なのにこちらミニマルな作風で、映画だからこそできる表現をしているなと感じました。
あと、俳優が良いですね。ジョージ・クルーニーはこういうサイズ感の映画だと良作多い印象あります。
食わず嫌いだった
ジョージ・クルーニーがなんとなく苦手だったのだが、ふとできた暇をつぶす目的で気まぐれから鑑賞した。
結果、ウェルメイドな小品として十分楽しめた。
彼氏に振られたアナ・ケンドリックに対し、その経緯を皮肉ったクルーニーの一言には爆笑した。
そんなに深くもなく、過去にも似たようなテーマの作品がいくつもあるが、少しばかり設定をいじると、まだこれだけ気軽に楽しめる作品を作れる。
こういうワンパターンが、何となく安心できる作品を提供できるうちは、ハリウッド映画も悪くないと思えた。
アナ・ケンドリックが見ごたえあり
ミュージカルに出てるイメージだったけど出来るエリート女子も演じられるんだという意外な発見があった。
ジョージ・クルーニーが淡々とリストラの仕事をこなしているのとは対照的に、アナ・ケンドリックのシーンになるといかに人を切るのが辛いことか、想像させられる。
無駄な描写がほとんどない。素晴らしい映画。
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