「「子どもと遊ぶ体力がある人」と「優しい笑顔」」マイレージ、マイライフ shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
「子どもと遊ぶ体力がある人」と「優しい笑顔」
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映画「マイレージ、マイライフ」(ジェイソン・ライトマン監督)から。
主演、ジョージ・クルーニー演じる、年間出張322日、
企業のリストラ対象者に解雇を通告するプロフェッショナル、
いわゆる“リストラ宣告人”―ライアン・ビンガム。
そんな彼の前に、2人の女性が現れる。
彼と似た境遇のキャリアウーマンと、会社から期待された女性新入社員だが、
気になる一言は、ひょんなことから2人が語る、結婚相手に望む条件。
若い女性は、いろいろな条件の次に「優しい笑顔」を挙げた。
年を重ねた女性は「子どもと遊ぶ体力がある人」の次に「優しい笑顔」。
この違いが面白かったが、注目はどちらも口にした「優しい笑顔」。
単なる「笑顔」ではなく「優しい笑顔」というところが、どうも気になった。
「笑顔の似合う人」程度なら、なるほど・・と思ったのだが、
「優しい・・」となると、男性本人はなかなかわからない。(笑)
この感覚を女性は、どう嗅ぎ分けていくのだろうか。
会話の途中、熟女から新人に、アドバイス。(仕事なのか、恋愛なのか)
「若いから、妥協が負けと感じるのよ」は、
なかなかパンチの効いたフレーズとなって、私にメモされた。
やっぱり私は、ヒューマンドラマが好き、と再確認させられた映画となった。
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