劇場公開日 2010年5月1日

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「脚本にもうひとひねり欲しかった」ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲 k.moriさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0脚本にもうひとひねり欲しかった

2010年7月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

前作がかなり好きだった(という以上に三池監督が好きである)ので楽しみにしていたのであるが、前作ほどの出来ではなかったかも。チープ風のエンタメを装いながらも、結果的にはきちんとまとめてくるところは、三池監督らしい。昨今の日本の国情を皮肉っているのであろうけど、脚本的にあと一歩繊細さが欲しかった。合体すると鋼色になるところと、最後に膨らんで宇宙に行ってしまうというあたりも、もうひとひねりあれば世間の評価はもう少し高かったかもしれない。とはいえ、公開直後の評判はあまり良くなく興行収入もいまひとつであったらしいが、一般的な評価ほど悪いとは思わない。仲里依紗が思い切った演技で芸域を広げた。

k.mori