劇場公開日 2010年9月25日

十三人の刺客のレビュー・感想・評価

全81件中、61~80件目を表示

4.0戦闘ナガッ!!

2010年10月14日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

仕事の取引先が丁度舞台になっており(岐阜)身近に感じる。
極悪殿は13人を引き立たせるに、十分な役割を果たしてましたね!ちなみに、山猿最高です!
戦闘シーンは迫力満点!でも絶対300人以上いたでしょ~!
一人当たり30人以上切ってましたもんね!・・・って、これは内容がわかる部類のコメント??

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えいきち☆

3.0稲垣吾郎の存在が大きい

2010年10月13日
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鑑賞方法:映画館

興奮

冒頭の内野聖陽の切腹シーンから力が入る。
蝋燭の明かりを演出した薄暗い映像、嫁いだ女のお歯黒など、往年の時代劇を彷彿させる。スコープサイズで奥行きもある。キャストも豪華だ。平幹二朗や松本幸四郎が作品に重厚感を持たせる。刺客13人のバランスもまずまずだし、稲垣吾郎の暴君ぶりも面白い。松方弘樹の殺陣は相変わらず健在で見応えがある。
残念なのは役所広司だ。「三匹が斬る!」の頃に比べ荒々しさが影を潜めてしまった。優等生な部分だけが前面に出てきたのが残念でならない。もう三船敏郎のような役者は現れないのだろうか。
それに比べると、山田孝之に若い魅力を感じる。弱さと強さを演じ分けられ、おどけた味も持っている。山田孝之で「椿三十郎」なら面白そうだ。
本格時代劇を装った展開だが、13人対300人の死闘を繰り広げる落合宿は、まさに要塞。いったいどういう仕掛けかと訝るほど大掛かりだ。一転してエンターテインメントの様相となる。これはこれで楽しめるが、爆破シーン頼みなところが垣間見えて単調で荒い。
また、この手の映画につきものなのが、少数派のひとりひとりの最期を描く段だ。「七人の侍」の倍近くあると、さすがに少しくどい。
観て損はないが、格別いいデキかと言われれば、そこまではいかない。ただ、こういう作品が繰り返し作られるようになれば、近い将来、ほんとうに見応えのある時代劇ができる人材(スタッフ、キャストともに)が揃ってくるだろう。
撥ねられた首が厠に転がるような役を引き受けた稲垣吾郎の存在は大きい。アイドルの域を脱した。何を考えているのか分からない現代風の悪人ぶりで存在感が出た。
日本を代表するバイプレーヤー、岸辺一徳。本作では裏技あり!?
吹石一恵が初の二役を演じる。新六郎(山田孝之)の恋人・お艶と、野人・小弥太(伊勢谷友介)が惚れた女ウパシだが、小弥太が新六郎に浴びせる台詞に笑わせられる。

いつの世も、上に立つことの自覚を持たぬ者がその場に就くと民が不幸だねー。

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マスター@だんだん

4.5泥だらけ、血だらけ過ぎて、逆に痛快

2010年10月11日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

古田新太さんのファンなのと、スキヤキウエスタン・ジャンゴの伊勢谷友介さんが素敵だったという2つの理由から、自分ランキングでは「必ず見る」の位置にあったので、楽しみにしていました。
先に読むか迷った小説も、我慢できずに、よんでしまい、ストーリーを把握した状態での鑑賞でした。予告にあった「切って、切って、切りまくれ!!!」のシーンで、松方弘樹さん、役所広司さん、古田新太さんの3ショットは、重量感たっぷり!(体重でなく。。。)
小説を読んで、一番の心配は稲垣吾郎さん。。。悪役って大丈夫?と思っていましたが、まさか、まさかのハマりすぎ!!!

とりあえず、ドンパチしたり、切りあっておこう!みたいな、殺す理由がどこにあるの?見たいな映画が結構あって、いまいち、ストーリーに置いていかれる事があったのですが、
「十三人の刺客」は違う!

自分で、あの暴君は殺さないとダメだろう!
と納得してしまうほどの悪党でした。
目や耳を覆いたくなるようなシーンも覆いし、ろうそくの明かりを再現しているので、
映像的には暗いですが、闇が更に濃く、多きなものに感じました。

すっかり吾郎ちゃん目線になっていた自分の本性には反省するところがありますが、殺陣の気合が凄いです!!落合宿のシーンは1日で撮ったとは思えないけど、体力の限界を感じる演技に感動し、暗殺計画で狙われている『吾郎ちゃん』にシンクロして、すっかり楽しんでしまいました。
つけたしのようで申し訳ないですが、古田さんがスクリーンに映って、セリフを喋るだけで喜んでいました。ほとんど古田さんに触れてないけど、心の中で大はしゃぎでした!

伊勢谷友介さんの13人の中にある異物感。
もちろん、一人だけ侍ではないので、すでに人種が違うのではと思わせるほど、
山の民としての古い血の違いが、しっかりと出ていたと思います。
だた、「ジャンゴ」の時のしなやかな、美しい伊勢谷さんも、また拝見したいです!
あ、古田さんのファンなのに!
古田さんは舞台の方が、かっこ良すぎて、コメントできない!!!!!

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洋名:ストレチア

3.5じわじわよくなった!

2010年10月9日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

前半の最後くらい!いかにごろうが悪い奴か!その説明に幸四郎様一家の下り圧巻!戦闘シーンにいくまでに刺客やごろう市村のキャラクターをもっとほりさげなくちゃ!せっかく伊原のキャラクターが(スーパーサイア人と呼ぶ)最高やのにいかせてない!山田達と最後の最後まで生かせて役所とほぼ同じくらいにしんだら!いいのに。18歳以下はみない方がいいよ!伊勢谷と岸部のシーン意味ないわ!戦闘シーンながすぎ!役所の台詞まわしカヂュアルすぎだよ!何路線ねらってんの!松方さん映画とかけ離した世界では最高だけど、松方弘樹ショーだっけ?とおもっちゃいました!全体にはよっかただけに残念!いっそあずみの方がよっかたわ!

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かよざうるす

4.0ケンカ祭りだ。

2010年10月2日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

ケンカ映画を撮らせたら天下一。サスガである。
説明不要。この豪華キャストでただ戦うだけ。贅沢である。
山田風太郎風の作品世界。出鱈目な設定に引き込まれる迫力がある。
ダイナミックなアクション大作。気取りなく、ただ、暴れるのみ。泥臭いが、徹底していて逆に爽やかである。

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小太郎

2.0『みなごろし』…意外に達筆⁉(笑)

2010年9月30日
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鑑賞方法:映画館

殺陣シーンが長く感じて
途中で飽きちゃいました。

設定人数の倍はいる感じ(笑)

その他、ツッコミどころ満載‼

リアリティあるシーンもあるけど、
拍子抜けした感が否めない。

キャタピラー観た後だからかな⁉
(比較対象が違うか…。)

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きりすぎ

3.5ゴローちゃん版 映画「悪人」

2010年9月30日
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鑑賞方法:映画館

単純

普段、時代劇や冒険活劇、特に西洋チャンバラが苦手なのでこの手の映画はあまりみないのですが、ダイワハウチュの役所さんは最近気になる役者の一人になっていますので、観に行きました

とてもおもしろい映画です

全体的には、もう少し、派手でも良かったのではないかと思います
宣伝で散々ラスト50分と煽られていますので、期待感も相当アップしていますから

ゴローちゃんの残虐さもほんの短時間での表現でしたし、
戦のシーンも、せっかく要塞を造ったのだからもう少し旨く戦えるんじゃないのかと感じてしまいました

この手のちゃんばらは、敵はどんどんと非現実的な切られ方をするのは仕方ないことですからそこはかまわないのですが、斬られている人たちは、本当に悪い人達なんでしょうか???
悪いのってゴローちゃん一人なんじゃありませんでしたかね?
侍、武士って可哀想ですね

下ネタは別に必要ありませんでしたね

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赤いおじさん

4.5「残虐!」覚悟で観に行きましたが、「見ごたえのある立派な」作品でした。

2010年9月30日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

かなり残虐で、観終わった後は食欲も無くなるのではと心配していましたが、
 とても立派な作品で、観た甲斐があったと思いました。
 それでも、RATE4.5にしたのは、ただ死闘になじめなかったから。

 私は役所広司さんのファンだから、彼がリーダー役だったから、
 それぞれの持ち味をうまく引き出せたのだな!と思っています。
 それにしても、監督、出演者の演技の素晴らしいこと。
 特に、井原剛志さんの成長の著しさに感心しました。
 (ちょっと偉そうですみません。)
 そして、吾郎ちゃんの、あの役の、あの無理のない演技に、
 却って怖さを感じたのは私だけでしょうか!

 この作品も是非劇場で観てもらいたい作品ですね。

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ucchi-

4.5見ごたえあり

2010年9月29日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

リアルすぎて思わず顔を背けたくなる場面や、
思わず「え~っ」と声がでそうになる場面がありましたが、
迫力もあり結構見応えのある映画でした。
最後の戦いの場面は凄かった!
緊張感もあり、肩に力がはいってしまいました。
でも、伊勢谷さん演じる木賀小弥太って死んだはずでは・・・
あの状況であそこまで元気はありえなさすぎ。
そのへんもリアルであって欲しかったかも。

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hirabo-

4.5十三人の刺客

2010年9月28日
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鑑賞方法:映画館

興奮

稲垣吾郎の演技が評判でしたが、個人的には、松方弘樹と市村正親が
光っていたと思う。

太刀さばきといい、存在感といい、目力といい、やはり、場数をふんでいるからでしょうか、
迫力が違います。

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テンピン

4.5ただただ圧倒されました

2010年9月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

時代物はあまり観ないのですが、これには強く興味を惹かれ劇場で観ました。

感想はというと・・・タイトルどおりただただ圧倒されました。
役者陣の演技はどれも素晴らしく、気迫が画面を通してビリビリと伝わってきました。そのせいで観ながら思わず背筋伸ばしちゃいましたw

話上正義の味方である13人の刺客の演技も素晴らしいですが、殿を守る側である鬼頭半兵衛(市村正親)や出番の少ない牧野靭負(松本幸四郎)にも注目。鳥肌ものです。
防衛側も刺客側もその周りの人々も、誰もが「侍として生きる意味」を求めて行動する。その気迫は圧巻です。

流血や残酷描写に免疫のない人は少々つらいかもしれませんが、そうでなければぜひ観ていただきたいですね。熱くなる映画です。

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よいち

4.0本格時代劇活劇、再び!

2010年9月27日
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鑑賞方法:映画館

興奮

久々に活劇魂に溢れた映画を見た。本作を見た後、オリジナル版も見、どちらが素晴らしいかと問われたら、やはりオリジナルだろう。監督の工藤栄一も片岡千恵蔵ら出演者も多くの時代劇を経験している為、こればかりは仕方ない。しかし本作も、本格的な意気込みは伝わって来たし、興奮もした。己の命も顧みず、使命を全うする十三人の男の姿は、生き方に迷う現代人に熱い鞭を打つだろう。

血まみれ泥まみれの大殺陣シーンは、三池崇史らしい演出が冴える。本物の戦もこれほど血まみれ泥まみれだったろうし、妙にリアリティを感じた。
出演者では、松方弘樹、伊原剛志、市村正親が特に印象に残った。
松方弘樹はさすが多くの時代劇経験者らしく、余裕の貫禄。
伊原剛志も助演ながら存在感が光り、思わずこの人主演で一本時代劇を撮って欲しいと思った。「硫黄島からの手紙」でも良かったし。
市村正親は最も哀愁漂う役。暴虐と私欲の限りを尽くす主君に振り回されながらも、命を懸けて守り抜く板挟みの姿は、さながら中間管理職。

満足した作品だが、大殺陣以外のグロいシーンや、伊勢谷友介のアホっぽいギャグシーンには少々興ざめした事も付け加えておく。

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近大

4.0圧倒する迫力は必見 残忍さには閉口

2010年9月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

怖い

興奮

ラスト50分の死闘はキャッチコピーに嘘は無く、乱れる画面、ひたすら続く切り合い、誰が誰を切りつけているのか判らない状況は、想像を超える戦いでした。
こちらも観ていて疲れました・・・。

でも、リメイク、時代劇、一切関係ないですね。
非常に面白い作品でした。
特に宿場町での死闘シーンと仕掛けは面白かった。

少しではありますが笑える所もあり、映画館内が和む感じもありましたが
出だしから続くエグイシーンの数々に、少々滅入りました。

そんなエグイシーンの中心に居る吾郎さん、中々のはまり役だと思います。
冷酷さ、ナルシスト感、世間離れ感、口が開いたまま塞がらない発言
最後の最後に見せる情けなさと、この期に及んでも構う余地無しの発言
全て雰囲気がはまっていたと思います。

その他の俳優陣も、平幹二朗氏、松本幸四郎氏、松方弘樹氏などの脇を固める方々には
安心感がありました。
また、岸部氏、伊勢谷氏のシリアスな中での笑いを取るシーンには
心から笑わせて頂きました。
劇中に気になったのは一つ。
役所さんの台詞がやけに現代劇的過ぎな点。
観た後に評論を見ると、それを意図していた感があるようですが
私的には時代劇の世界から急に気持ちが冷める感じを与えられる感がありました。
私の中では、それが無ければもう0.5、エンディングが違えばもう0.5Upでした。

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くろすけ

4.5凄い迫力でした

2010年9月26日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

稲垣五郎の悪役殿様ってどうなの?って思ってたけど良かったです。
谷原さんのほうがはまるでしょ?って思ってたけど稲垣良かった!えげつなかったorz

アクション物が苦手なので、殺陣のシーンが50分もあると事前に聞いて「寝てしまうかも」と思ったけどとんでもない。
面白かったです。

キャスティングも良かった。

けど、殿様が酷い人すぎてイライラして肩がこった映画でした。(笑)

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tama.eiga

4.5久々に、本気の大作日本映画!

2010年9月26日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

凄い映画になった!

『ヤッターマン』とかの監督だろ?みたいな理由で鑑賞を控えている方がもしいたら、考え直してほしい。
「今の時代に時代劇をリメイクしたって面白くはならないよ」と思っている方も、考え直してほしい。
この映画は本気だ。
久々に本気で作られた大作日本映画だ!

圧巻は本作の仇役である、稲垣吾郎演じる明石潘藩主。
稲垣吾郎が仇役ぅ?と物凄く不安だったが……驚愕。これが近年稀に見る、凄まじい悪党になっていた。
気の赴くまま、虫けらのように人を破壊し、殺し、畜生のように飯を喰らう。
そして何より恐ろしいのは、その気違いじみた行為の数々を歓喜も恍惚も感じることなく、ただただ無感動にこなしている点だ。
原始的(動物的)な衝動を満たせば『何の為に生きているのだろう』という虚しい心を埋められるとでも考えているのだろうか?
もはや狂人なんぞという言葉では物足りないほどに狂っているのに、そこにやはり“人間”を感じるこのおぞましさ。

それと対峙する、役所広司演じる島田新左衛門が率いる一団も、「何の為に生きているのか」という問いを振り払う為に戦う。
彼らが計画を練るまでの前半は並々ならぬ緊張感に満ちているし、満を持してのクライマックス50分の迫力は半端じゃない!
刺客達がスキルを発揮する様や奇策の数々に目を見張る前半と、見栄も誇りもかなぐり捨てた、泥塗れ血塗れの醜くも凄絶な後半。

そう、この戦いは酷く醜い。
「道場では五分五分だったな」
長い戦いの終盤、ある人物がそう薄く笑った後に取った行為に泣いた。
好敵手として互いに尊敬しあっていた者に対し、そこまでしなければならなかった哀しみ。

どれだけ正当化しようが、戦争は、人殺しは、汚く醜い。良いか悪いかはもう関係無い。ただ事実としてそういうものであって、それを美化して描こうというのが一番間違っているのかもしれない。
戦う以外の道だってあるだろ?とでも言いたげに飄々とした笑みを浮かべる山男の存在が、重苦しい空気を僅かに払ってくれている。

物語中盤での中弛みは否めない。
刺客13人をきっちり描き切れたとは言えない。
感情表現がやや露骨な部分もある。
不要に思えるキャラもいる。
あと三池監督お得意の下ネタも若干……(これは好き好き)。
不満点はあるが、この満足感に比べりゃ些細な事だ。

5.0に限り無く近いスコア4.5判定。
これ多分、傑作です。

<2010/9/25鑑賞>

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浮遊きびなご

4.0十三人の刺客

2010年9月26日
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鑑賞方法:映画館

笑える

怖い

今ナイトショーで観てきたところです。久々の男の映画登場と期待しすぎたせいか
後味がいまいちなのはなぜだろうと道々考えながら帰って来た。
(辛口すぎると思ったのか)加えた甘味料や存在感の強すぎる山芋が雑味に思えて仕方がない。しかしながら殺陣は一級、伊原さん、山田さんの殺陣のリアリティに感服。
テロップ過多、タレント芝居のテレビに嫌気がさしたら映画にいきましょう。

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odeoonza

5.0打算なき面白さ!!!!!

2010年9月25日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

正直に白状します。
自分はこの作品のオリジナルを未見です。
時代劇が苦手です。というか邦画自体をあまり観ません。
んでこの作品自体を、しっかり観ようと意気込んで鑑賞に臨んでなかったし、何より…

三池作品が大の苦手です!!!!(言ってしまった…)つか…寧ろ嫌いですw

いや、好きな作品もあるんですよ?ヤッターマンとかジャンゴとかw
ただ、三池作品の繊細なき職人気質の淡々とした残虐性に、嫌悪を抱いているのは事実です。
そして、これからも三池作品の残虐性には嫌悪を抱いていくことでしょう。(これだってPG12で果たして良かったのか??)

でも!ただ!

ただですね!この作品は素晴らしいんです!
三池作品だから?オリジナルが良いから?そんなこたぁ知りません!

これは良かった!

本当に良かった!

面白かった!純粋に!

チャンチャンバラバラが素敵なんです!
泣けるんです!
スペクタクルなんです!
イイんですよ!兎に角!イイんです!
役者の妙を語りますまい!
アクションを語りますまい!
イイんですよ!とりあえず、観てください!
それだけです!
一緒に興奮して語り合いましょう!

いぇあ!!!!ゴローちゃん!!!!!

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ロロ・トマシ

4.0胸に突き刺さる男達の生き様!

2010年9月25日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

興奮

松方弘樹,松本幸四郎,岸部一徳,
役所広司&市村正親の存在感がスゴい!

オリジナル通りの展開で,
非道の限りを尽くす殿を暗殺する13人の刺客の生き様を描く。

広大なセットで再現された宿場街で繰り広げられる終盤の戦闘が大迫力。

容赦のない壮絶な斬り合いは,
娯楽精神と真剣な命のやり取りに満ちていて,
思わず武者震いするほどの興奮!!

現代に向けたメッセージを台詞にし過ぎな印象はあるものの,
戦場の様子から,
譲らぬ正義は不毛な争いに繋がることを明確にし,
力強い反戦を見せつけ,
ただの痛快な時代劇エンタに留めない骨太い秀作。

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AKIRA

4.5怖いけど痛快

2010年9月19日
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鑑賞方法:試写会

楽しい

怖い

興奮

なまめかしい人殺しが冒頭から続いて、帰りたくなり、体は出口に向いたまま観ていた。
内野聖陽の場面は究極だった。
しかし、刺客達一人ひとりの描写に引き込まれた。
格闘シーンが長く、こちらも息切れした。
男子向け映画だなーと思った。
残忍な場面を省いてくれたら何度でも観たい。
されど、松方浩樹の殺陣は素晴らしい!
本人も水を得た魚のように、いい顔してた。

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巻cocoa

4.0衝撃

2010年9月15日
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鑑賞方法:試写会

笑える

怖い

興奮

試写会で拝見させていただきました。

最初のシーンから、ずっと緊張してました、というのも剣を使った人斬りシーンが苦手だからです。

それでも興奮をおさえ観賞したのは、この十三人の刺客の魅力が画面から伝わってきたからです。

キャストが何より、役所広司さん、伊勢谷友介さん、山田孝之さん、高岡蒼甫さん、吹石一恵さん、谷村美月さん…おっと忘れていた稲垣吾郎さんなど、豪華なメンバーです。

内容はかなり私には衝撃的でしたが、期待を裏切らない作品だと思いました。

追記
舞台挨拶つきだったので、沢村一樹さん、古田新太さん、その他豪華メンバー(まるでホストクラブ)たちを真近で、拝見でき、思わず身を乗り出してしまいました;

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amyamy