「拾い物でした」孤高のメス 試写会3さんの映画レビュー(感想・評価)
拾い物でした
地方都市の市民病院での現実を衝いた映画でした。
町医者と大学病院との狭間にあって地域医療の現状を巧く現しています。
堤 真一が相変わらず好調です。
でも、手術のときに何故に演歌なのでしょうか。
こぶしがまわったら力が入らないでしょうかね。
回りの人々も理解有る人が多くて安心して観ることが出来ました。
ナースの成長が巧く表現してあります。
人の成長も付き合う人によって、度合いが違うことが良くわかります。
子供は親の鏡と言いわれますが、確かに思える。
人間は近くにいる人に多大な影響を受ける。
一人の大事な子供を亡くす母親役に余貴美子が熱演です。
この人は、何をやらせても巧いですね。
カタツムリの時も良かったですよ。
ラストも最初の伏線から考えさせて、本人の顔を出さずに好い幕切れの印象を受けまた。
本日の試写会は関係者席が多かったですね。
医療関係の人が多く招待されていた感じです。
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