劇場公開日 2011年7月15日

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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2のレビュー・感想・評価

全85件中、61~80件目を表示

4.0シリーズ全体として満足度が上がった

2011年8月8日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

毎回、それなりに面白いけれども不満が残ってきたこのシリーズもついに最終作。

ハリーとその仲間たちがいじめられるエピソードがふんだんに盛り込まれ、イライラ感が十二分に高まったところに、“この程度で許しちゃうの?”という軽~い逆襲であっさり終わってしまうため、ハリーのような広い心を持てない私には物足りず、劇場で一回見れば十分、という分類だった。

さすがに今回は最初からスピーディな展開で緊張感とエンターテイメント性がたっぷり味わえる。新キャラクターを紹介する必要も無いため、純粋にvs“あの人”の話に集中。クライマックスの学園内大乱戦シーンも無駄なところがそぎ落とされ(ある意味サイレント映画を見ているよう)、短い時間に焦燥や安堵、悲哀に歓喜を体感でき、最後の戦いの凄みが詰め込まれていた。

それにしても主役3人は本当に成長したと感じる。残念ながら日本の役者で同年代であれほどの演技力を持っている人は簡単には浮かんでこない。あちらの芸能界の底辺の広さと深さを改めて思い知った。それぞれ(特にエマ・ワトソン)の今後も楽しみにしたい。

スネイプ先生の謎であったり、様々なキャラクターにアイテムや秘密など、これまでのシリーズに出てきた要素を総動員してのストーリーのため、全てがうろ覚えの私にはちょっと難しいところもあったのが難点といえば難点だろうか。

全部わかりながら見るともっと満足できるかもしれないので、これから改めて第1作から見直します。楽しめました。

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gsacra

4.5終わってしまった…

2011年8月7日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

原作を読んでいるので、展開は知っていたのですが、終わってしまったという感慨深さと、先生たちの格好良さに感動しました。

学校の先生が生徒たちを守るために立ち上がるのは見ていてとても感動的です。

二部に分けると知ったときは、「今まで二部に分けずに無理やり押し込んできたのに急に二部に分けて大丈夫か?」と思いました。しかし、一部二部を通して観ると、そんな不安を吹き飛ばすほどしっかりした作品になっていました。

改めてこの「ハリーポッター」という作品が映画向けだったなぁと思いました。そして「賢者の石」を観たときの衝撃が頭の中に蘇りました。
魔法の世界を垣間見せてくれた製作スタッフのみなさんに感謝感謝です!

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凡打

4.0これにて完結。

2011年8月2日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

思い返すと・・・
全作品映画館で見てましたよ!
なんとすばらしい☆

10年間同じ作品、前8作品を映画館で観れる事は
この先、あるとは思えないのだ!!
(キャストもほぼ変わってないしね!)
そう考えると、ハリーポッターすごいな★

最強のファンタジー・・・これは語り継がれていくでしょう・・・。

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ラブコメ娘

5.0いい!!

2011年8月1日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

2Dで見たんですが、それでも迫力がすごくて…
インパクトの強い映画でした。
意外なところがあり、良かったです。

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あんにん

4.5暗闇に、面は白く

2011年7月31日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

幸せ

「不死鳥の騎士団」以降のハリー・ポッター作品を手掛けてきたデビッド・イェーツ監督が、責任を持って描き切る堂々の完結篇。

「面白い」の語源は何か?その一つの説を聞いて、驚いたのを覚えている。舞台は暗闇の芝居小屋。舞台に魅入っていた観客が不意に、後ろで観賞している人間の顔を盗み見ると、舞台から発せられた真っ白な光に照らされて、皆顔を白く輝かせ、笑っていたという。「面」が「白い」。だから、芝居は面白い、と。

10年間、様々な事件、事故に見舞われ、多くの人々が心を痛めてきた時代にあって、このハリー・ポッターシリーズはいつも、観客の沈んだ顔を白く、白く染め上げてきた。そう考えただけでも、感慨深いものがある。

一人の監督の出世作として独占する事無く、原作の色や雰囲気に合わせて監督を丁寧に変えてきた本シリーズ。単純に興行面での成功が視野に入っていなかった訳ではないだろうが、これほどまで作風の変化が如実に現れる映画も珍しい。

時代を経るにつれて映画への関心が世界から薄れ始めている現代にあって、映画界が全員野球で挑み続けてきた10年間の軌跡は、まだまだ暗闇の芸術には私達を惹きつけて止まない魅力、可能性が満ち溢れている事を力強く、証明してくれたのは確かである。

どんなにラドクリフ少年が青年を越えてオジサマの薫りを漂わせようと、ロン少年の皮膚が地球の引力に凄い力で引き落とされようとも、キャストを変えずに10年を戦い続けたのも、評価に値するだろう。それはそのまま、作品を経るごとに、嘘無く成長し続けようと決めた製作陣の意欲が反映されるようで、思わず涙が出てしまう。よくぞ、よくぞ誤魔化さずにキャストという素材の力をを信じてくれた。

映画史に残る壮大なファンタジーはひとまず、本作で幕を閉じた。それでも、作り手はまた観客の顔を暗闇で白く、笑顔に輝かせる作品を私達に与え続けてくれる。そんな確信を、期待を、与えてくれたハリー・ポッターという一人の少年の物語に、今はただ、ただ、拍手!!

ハーマイオニーの可憐なまとめ髪がもう観られないのが、心残りではあるのだが・・・ぐるぐるっと、雑な感じ。あの、感じ。

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ダックス奮闘{ふんとう}

4.0良かったよ…

2011年7月31日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

最後は、2部作ではなく3部作でも良かったぐらい。
あの話を映画にするには、時間が足りなかった気がしてならない…

でも。10年のハリーやロンの成長に感動したりと
私には、良い一作品でした☺

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あわあわ

4.510年間楽しませてくれて、ありがとう!

2011年7月31日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

第1作を見たのが、2001年12月1日、公開初日。
(家に帰ったら、愛子様誕生ってやってたっけ…)

それから10年。
ほぼ毎年の様に我々を楽しませてくれた史上最強のファンタジーが、遂に完結。
10年の長きに渡って失速する事なく続いた事自体、魔法の様であり、映画史上屈指のシリーズだ。

PART2だけあって、序盤から怒濤の展開。
全く飽きない2時間半だった。
(個人的に、もう少し長くても良かったくらい)

まるで、“オールキャラクター大進撃”というくらい、シリーズを彩った面々が登場。
さすがに、全員に平等に見せ場がある訳ではないが、それでも皆、“ファミリー”なのだ。
その“ファミリー”の大黒柱でもあるハリー、ロン、ハーマイオニー、本当に成長した。
外見もそうだが、シリーズ当初は、誰か助けが居ないと数々の危機にも立ち向かえなかったが、今やもう、それぞれ自立して立ち向かえる程逞しくなった。
まさしく、子供から大人へ。

そしてこのシリーズには、もう一人、陰の主役が。
敵か味方かミステリアスな存在で居続けた、スネイプ。
今回、彼の真相が明らかになる。
原作を読んだ時から真相が明らかになるシーンが好きであり、映画でも思わず目頭が熱くなった。
時には心底憎たらしく、時には感動させる…これほど心揺さぶるのは、数多い登場人物の中でも、スネイプだけだろう。
それを見事に体現したアラン・リックマンも素晴らしい。

興奮、感動、魅力的な登場人物、迫力のVFXとアクション…映画の醍醐味満載で、フィナーレを迎える。
本当に10年間、楽しませてくれた。
シリーズに関わった全員に感謝。
そして、生みの親であるJ・K・ローリング女史の類い希な想像力に改めて敬服したい。

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近大

4.5なかなかコンパクト

2011年7月29日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

興奮

今回はまさにノンストップアクションといったところでしょうか。
脚本家が1番大変だったのでは、と感じました。

少し欲を言えば、最後にほんのちょっとでいいからフレッドとジョージについて触れて欲しかったのと、19年後ってやつはなくてもよかったのかなぁっと個人的には思いました。 あえて大人になる前で完結させてそのあとは観客に想像を膨らませてもらうって手法もありだったじゃないかなーっと。

まあ、原作通りではあるんですけど、ちょっとオリジナリティが欲しかったですね(^_^;)

でも、最後にハリーポッターの例のイントロが流れ出したらどうでもよくなりましたね(笑)
キャストさん、スタッフさん、長い間お疲れ様でした!

ハリーポッターを踏み台にして旅立っていく俳優さんが大勢いらっしゃいます。
これからのご活躍をお祈りしております

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hans24

5.0素晴らしい!

2011年7月25日
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鑑賞方法:映画館

興奮

映像も音響も最高!戦うシーンは迫力満点。息つく暇もなくあっという間にエンドロールでした。IMAX 3Dで鑑賞。

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ふじくろ

5.0有終の美を飾るのにふさわしい作品!10年間ありがとう。

2011年7月23日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

まず最初に言いたいのは「ありがとう」。
本当に10年間楽しませてくれてありがとう。
これ、毎年リアルタイムで見てた人と、前作まで10年分を一気に観た人で感動が違うかも。

かなりの期待値で鑑賞しましたが、期待値以上でした!!
最終回といえど、後編なので最初からずっとジェットコースターを登っていくような緊張感。
クライマックスに向かっている感じが、嬉し、悲しでした。

ほんの一瞬のシーンでも、多くを語っているシーンがあって、気を抜けない2時間半でした。登場人物が多すぎて「誰だっけ?この人?」ていうのももちろんあったけど(苦笑)

深いし、暗いし、切ないし
本当一つの時代が終わってしまったようで残念ですが、多感な10年間嫌な思いもしながら(ま、大富豪ですが)演じてくれた出演者たちに感謝です。

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かこ_

4.010年分の大団円

2011年7月23日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

拙ブログより抜粋で。
--
 10年も掛けて描かれた大河ドラマな上に、映画化にあたって分厚い原作を端折りすぎで、原作未読の自分には細かい事象を理解するのは相当難しかった。
 名前で言われても誰だかわかんないし、あちこち移る場所もそれがどういう意味のある場所だったかよく思い出せない。キーとなる小物に至ってはもう雰囲気だけですわ。

(中略)

 そんなわけで、実はちゃんと理解できてないかも知れないんだけど、映画自体はそんな自分でも愉しめました。そりゃもう、えらいこっちゃな大団円で。
 シリーズの後半『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(2009年、監督:デイビッド・イェーツ)辺りからなんだか重々しい空気が続いたこのシリーズですが、それもこれもこの最終章のためだったんだと思えるくらい派手に弾けちゃってます。

 いや、今作こそがまさに死闘で、ファミリー向け映画と思えないほど人がばたばた死んでいくし、そういう意味ではやっぱり重苦しいんだけど、序盤のグリンゴッツ潜入から派手な映像の連続で、映画的快感に満ちてるの。
 インディー・ジョーンズばりのトロッコ滑走に始まり、巨大ドラゴン大暴れ、圧巻のホグワーツ魔法学校での最終決戦。あと忘れちゃいけないハーマイオニーの胸の谷間(エッ

 冗談はさておき、ハリーたちがホグワーツに戻ってきたときの高揚感が半端ない。
 10年の最後にホグワーツが決戦場になるのは、そこから始まったシリーズとしては必然でしょう。10年前は幼かったハーマイオニーに今や胸の谷間があるくらい必然(オッ

 ま、さておき、ホグワーツ魔法学校での決戦は今作のクライマックスであると同時に、10年間のクライマックスですからその力の入り方は並大抵のモノじゃない、作った方も観る方も。

 城を守る神秘的な美しさをたたえた結界に、思わず「おお、バリアだバリア」とマジンガーZ世代のおじさんははしゃいでしまうわけです。
 だがやがてその結界も破られ、見慣れた学校が見るも無惨な姿に壊されていく破壊のカタルシスは怪獣映画にも負けてない。
 戦争映画のごとき悲壮感漂う闘いの中にあって脇役たちの活躍には嬉しかったり。

 そして遂に明らかになるハリー、そして彼の母親リリーにまつわるメロドラマも真っ青の驚愕の真実。
 ただこれ10年間掛けて描かれた大河ドラマの一番大事な点だと思うんだけど、正直原作未読だと一回観ただけじゃかなりわかりづらいのがなぁ、ちょっと惜しい。

 わかりづらかったといえば、“駅みたいなところ”以降のハリーも、なんでそんな簡単に?って思っちゃったんだけど、これも原作知らないとわかりようがないですわ。
 ネット上の情報でいろいろわかったので、確認のためにももう一回劇場で観たいと思ってる。

 物語的にはところどころ子ども騙しなご都合主義を感じたり、原作未読の者には辛い詰め込み感もやっぱりあるんだけど、それでもそんな不満を吹き飛ばしちゃうほど見応えは充分。この夏必見の一本には間違いないでしょう。
 そして最後に、キャスト、スタッフの皆さん、10年間ありがとう、お疲れ様でした。

 さて次はいつ観ようかな、ハーマイオニーの胸の谷間(もうええって
--
全文は『未完の映画評』にて。

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かみぃ

4.0完結編として内容は申し分なし

2011年7月21日
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鑑賞方法:映画館

興奮

10年をかけて完結したこのシリーズ、子供の頃から観ている人ももう大人になる。きっと作品に対する思い入れも強いことだろう。そこに苦言を呈するのは心苦しいがひとこと言わせてもらう。3Dの面白みがまったくない。それでなくても暗い場面が多いのに、3Dでは明るさが不足し、まるでコントラストがなく色彩に欠ける。2Dできれいな映像を見るほうがはるかに見応えがあるだろう。Part1のVFX映像のデキが最悪だったのに対し、今作はかなりこなれてきて6作目までの水準にかなり近づいただけに、無理に3Dにする必要はなかった。監督がVFXを使い込まずに3Dに挑戦すると失敗する見本になってしまった。

さて本題の内容だが、シリーズを通して敵か味方か、そのミステリアスな雰囲気を醸し出してきたアラン・リックマン演じるスネイプが、その心情をついに明かす。このシーンは今作のなかでも大きな見せ場であり、その切ない告白はシリーズを通した根幹の謎に触れるものだ。

また、ジュリー・ウォルターズ演じるモリー・ウィーズリーが“母の強さ”を発揮するほか、ほんのちょっとしか出てこないが、ジョン・ハート(高級杖店主オリバンダー)、ゲイリー・オールドマン(ハリーの名付け親シリウス・ブラック)、デビッド・シューリス(ハリーの父の学友ルーピン)、エマ・トンプソン(「占い学」教授シビル・トレローニー)といった贅沢な布陣は、メガヒット・シリーズの最終話にふさわしい顔ぶれとなった。

そして観てのお楽しみになる最終エピソードだが、ここはエンドロールの後にしたほうがよかった。本篇のエンディングは、未来を見据えた3人が手を繋ぐシーンこそ相応しい。

音楽担当のアレクサンドル・デプラは、シリーズのオリジナルであるジョン・ウイリアムズの楽曲をうまく引き継いでいるが、エンディング・テーマが10年、8作続いたシリーズの壮大な終わり方としてはちょっと物足りない。

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マスター@だんだん

5.0大団円(T_T)

2011年7月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

原作を読んでる人のほうが、より楽しめる構成だったと思う。

慌ただしい展開の中で、思い切ってエピソードをざっくりカットしたかと思うと、
ある場面ではまるで時間の流れが止まったかのように静かになる。

仲間の死、自らに課せられた責務の重さ…ハリーは言葉数も少ないが、「リリーと同じ」瞳はまっすぐで迷いがない。

深い愛で結ばれているロンとハーマイオニー。この三人にpart1のときのようなすれ違いはなく、思春期を超えてすっかり大人になった印象。

あっという間の130分でしたが、満足です。

もうこれでシリーズが終わりかと思うと、胸が熱くなりました…
原作を読み直して、また見たい作品でした。

3Dらしさは皆無。2Dで十分です。
冒頭、part1の終わりからいきなり話が始まるので、できたらpart1を見直した上での鑑賞がベター。

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トライスター

4.0戦闘シーンのかっこよさ

2011年7月19日
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鑑賞方法:DVD/BD

興奮

インディージョーンズのような冒険、スターウォーズのような戦闘、それに恋愛が加わりかなり濃密な130分になっている。悪役も全て倒され最後はちゃんとスッキリして終わる。見る前から悲しい後味が欲しく期待していたが、あまりにハッピーエンド過ぎて逆に期待を裏切られた。

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トーレス

5.0物語が終わった19年後が描かれるエピローグが秀逸。様々な思いを呼び起こし、未来にも希望を灯してくれました。

2011年7月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 10年間で全8作を数えたシリーズもこれで最後と思えば、真っ先に見たくなってしまいました。ファンタジー映画のファンであり、『ロード・オブ・リング』の熱烈にはまり込んだ小地蔵からすれば、ダークに染まっていく本作は、「外道」に見えてしまい、4作目から劇場公開で無視してきたのです。
 それでも前作はポイントの余りで見たものの、逃げ惑うばかりのポッターに幻滅してしまいました。スカッとする場面がなく、いかにヴォルデモートから逃れつつ、彼の分霊箱を探すかという主人公の非力さが強調された余り、映画そのものがつまらなく感じたのを覚えています。

 ところがどうでしょう。満を持したように、本作ではヴォルデモートとの最終決戦が描かれて、前作の溜飲を下げることが出来ました。1作目は、魔法魔術学校での子供たちの点取り競争でしか過ぎませんでした。それが次第にスケールアップし、今回はまるで戦争です。正当な魔法と闇の魔法が正面からぶつかり合い、殺し合う真剣勝負!
 思えば、1作目を見た観客が公開当時10歳だったとしても、もう成人。キャストも観客も作品共に大人となりました。その間にストーリーは子供向けファンタジーにとどまらず、観客やキャストと一緒に成長し続けたのですね。

 シリーズを通じて謎とされた部分も明かされて、最終作品に相応しい大団円に、多いに満足しました。
 特に、物語が終わった19年後が描かれるエピローグが秀逸。次男坊セブルス・ポッターやロンの子供たちを大人になったポッター夫妻とロン、ハーマハオニー夫妻が見送るもの。列車は、ホグワーツ行きの特急列車で乗車した子供たちは、口々にどんな魔法使いになるのか夢を語り合います。まるで10年前の1作目に戻ったようなシーンです。そこに足かけ10年、作品上では30年の年輪を感じ、感慨深かったです。こうして歴史は次世代に受け継がれ、新たなポッター家のストーリーが始まっていくのでしょう。ロンの娘にセブルスが恋しているようで、もう既に物語は始まっているようです。
 ずっと原作に親しみ、シリーズを見続けてきた人にとって、このラストシーンはこの10年に、ポッターと共に経験してきた様々な思いを呼び起こし、ご自身の未来にも希望を灯す印象深いものとなることでしょう。

 さて物語は、前作に引き続き、ハリーとロン、ハーマハオニーの3人が、悪の魔法使いヴォルデモートの魂のかけらを納めた七つの分霊箱を探し、そのうち三つを既に前作までに壊し、四つ目を探すところから、始まります。
 永遠の生命を分霊箱に託したヴォルデモートは、箱が壊されるごとに力が弱まり、すべてを破壊すれば、命を落とす仕組みになっていたのです。

 ハリーたちが分霊箱を探しに、小鬼たちが管理する魔法銀行に潜入する場面は、ファンタジーらしい想像力に満ちていて、ファンタジー好きには見応え充分。
 ジェットコースターのようなカートに乗って滑っていくのは、ファンタジーではお決まりのシーンですね。そして辿りついた洞穴の中の金庫室には、大きなドラゴンが金庫番の睨みを利かせます。そこをすり抜けると、今度は美しい黃金色の宝物の数々。だが、宝物は「双子の呪い」で増殖し、ハリーをのみ込もうとします。細かく考えられた仕掛けで、まるでアトラクションを楽しむようかのように映画の世界に引き込まれていくシーンでした。

 次にハリーたちは、魔法魔術学校へ向います。騎士団と死食い人との二重スパイとなっていたスネイプは、ヴォルデモートの後押しで、ホグワーツの校長に就任。前作では、ポッターたちを学外追放するのですが、本作では逆に生徒達の支援によって、スネイプを逆に追放し、見事に凱旋したのでした。

 その結果ヴォルデモートの軍団はそれを察知し、学校へ総攻撃をかけてきます。それに対し、ホグワーツ側は、これまでのシリーズに登場したキャラクターが集合し、命懸けで対決します。魔法によって動かされる石の衛兵を動かし、軍団側の巨人や巨大なクモが戦うなど戦闘シーンは、「ロード・オブーザーリング」を思わせるほど、壮観でした。改めてホグワーツが本格的な城郭だったことに気付かされます。しかし、この聖域の机や椅子が壊れて散乱し、壁や天井が崩れ落ちるなんて、これまでのシリーズで想像できたでしょうか。杖を持って戦っているのは、大人の教師ばかりでなく、学園の子供たちもなのです。みんな血と汗にまみれ、傷付き、何人かは死んでいきます。これまでは、いたずらのような魔法しか使わなかった先生たちが、相手を倒すため本気の力を見せるのです。魔法が武力となったことで、もうファンタジーの領域を大きく超えていきました。

 但しバトルに重きが置かれた結果、前作のような主役3人の感情描写がなくなってしまったのは残念です。

 クライマックスは、ヴォルデモートとの決闘シーン。しかし、最終対決に向けてポッターは自信を持ちませんでした。何しろ相手は最凶のニワトコの杖を手に入れています。しかし、幻影として登場したダンブルドアは、ポッターに「魔法は言葉である」と奥義を教えるのです。聖書でも「初めに言葉ありき」という啓示から始まります。自らを信じ、強い言霊を押し出せるならば、どんな最凶の呪文も跳ね返せるとダンブルドアは悟らせたのでした。

 ここで明かになるのは、最後の分霊箱はポッター自身であったこと!このシリーズなかなか曲者です。ヴォルデモートを倒すには自身の命も犠牲にしなくてはいけません。ただの対決でなく、ポッター自身の生存まで絡ませてくるとはも憎い伏線です。どうりで、分霊箱の存在がポッターには分かったわけですね。
 そしてもう一つ、明かにされるのはスネイプのずっと隠してきた秘密と心情です。それを知ったならば、思わずクグッと涙されることでしょう。今まで嫌われ役だっただけに余計にです。案外本作はスネイプが影の主役だったのかも知れません。ポッターの実の父親は、スネイプだったのかもしれないと小地蔵は思ったほどです。
 皆さんは、どのように解釈されましたか、ぜひスネイプの秘密についてお聞かせください。

 なお、今回シリーズ初の3D版が公開されました。小地蔵は2Dを選択しましたがこれで充分だと思います。見てきた人によるとどうも画面が暗くて見づらいらしいのです。立体効果もあまり感じられなかったとか。2D変換作品なので、3Dには余り期待しないほうがいいかも。小地蔵は、トランスフォーマーを3Dで見てきます!

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流山の小地蔵

4.0原作に愛あるつくりになってるかと・・・

2011年7月17日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

私は原作が大好きで、映画は時としてがっかりしたり、
この程度に収められていれば良しだよね!!
という10年でした。

スネイプの思いは、原作を読んである分、胸が熱くなりました。

ハリーポッター好きなら、まずまずのグランドフィナーレではないかと思いつつ、

1つの作品としては、下地なしでは、
内容に追いつけないかも??と少し辛くしました。

10年の月日は、子供達を大人にしすぎてしまったし、
マギースミス・・・いやー年月は辛い。

3D作品の意義を確認したくて観ましたが、

2D鑑賞がお勧めです。

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たむさん

5.0有終の美

2011年7月17日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

ついに映画史に残る偉大なシリーズに幕が降りた。

あっという間の130分。
エンディングが流れた時には背筋がゾッとし寂しくなった。

ポッタリアンにとっては納得の最後ではないだろうか。

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おかけん

4.5魔法の時間は終わらない

2011年7月17日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

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思えば最初から7部作でやる事が決定していた映画なんて前代未聞だった。
原作ファンでない自分は『まあ話題作だしィ』と
若干作業的な気持ちで観続けていたのも確かで、
1、2作目を観た時などは「これで7作もつの?」とまで考えたものだった。
(3作目以降はそこまで悪くなかったけど)

そんな醒めた観客の僕でも素直に言う。
このシリーズを観てきて良かった。
まったく見事な最終章だった。

『PART1』での伏線は勿論、シリーズ通してのわだかまりが
どんどん解消されていく展開が気持ち良い。
いや〜、随分長く待たせてくれたもんですね。
まさしく堰を切ったようにエキサイティングでエモーショナルな場面の連続。

特筆すべきは、スネイプ先生とハリーの○○との過去を描いたシーン。
暗く冷たいスネイプは、実は誰より熱い男だった。
今までのどっちつかずな態度にはそういう理由があったのね。
その想いの深さと高潔さに、思わず目頭が熱くなる。

もちろん他にも見所は満載。
ホグワーツ魔法学校が破壊し尽くされてしまう、
フィナーレに相応しい大スケールの戦闘シーン。
“キングスクロス駅”における、恩人との思いがけぬ、そして最期の邂逅。
ハリーを「いつも傍で」支え続けてくれた人々の優しい言葉。
ロンとハーマイオニーも……ちょっと唐突な気もしたけどまぁいいや!
そして、宿敵ヴォルデモートとの正真正銘の一騎討ち。
どちらがどう勝つかは観てのお楽しみ。

あ、そうそう、一作目からドジばかりしていたネビルも八面六臂の大活躍!
カッコ良くなったなあ、成長したなあ、ネビル。
マルフォイ坊やが最後までアレだったのは残念だけど。

過去シリーズを観る度、
「話の展開が遅い」だの「エキサイトするシーンが少ない」だの
なんだかんだ文句を言ってた自分だが、
クライマックスが近付くに連れ、「遂に終わっちまうんだなあ」としんみり。
シリーズのファンでも無い僕がそう感じたくらいだから、
ファンの方々はホント、ものすごく哀しいんだろうな。

けれど、あのエピローグ。
個人的には「ちょっと見せ過ぎ?」と感じたけどね、
あのシーンのお陰でシリーズが終わってしまう寂しさは軽くなるかもだ。

——魔法の時間は終わらない

そう思わせてくれるから。
この10年間、摩訶不思議な魔法の世界を信じ続けた
ファンの方々を裏切らない、優しく温かなカーテンコール。

<2011/7/16鑑賞>

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浮遊きびなご

5.0人生で最高作かも。。。

2011年7月16日
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10年の歳月とこの壮大で奇抜なストーリー。最高です。久振りにエンドロールで今までのストーリーを振り返りました。この作品の偉大さは時間軸の長さと人気があるから続編を続ける邦画でなく、紆余曲折があっても長編作品を纏め上げるプロデュース力は真似出来ません。こんな壮大で偉大な作品集はこれからも生まれないと思います。この作品に接したスタッフと企画立案者に感謝、感謝。最後1点、19年後の数分間は最と手短にエンドロール中かコマ送りでもいいのでは?また、三人の橋の上で終了でナレーターだけでもとは思いました。しかし、これほど感動が続き、興奮した映画は皆無です。名残惜しいですが、又、DVDで懐かしみましょう。もう一度最後に関係スタッフに感謝。

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ごえもん

4.0やっぱ最終回は盛り上がった

2011年7月16日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

最初に続けて観てしまったので、一応観ながら最終回に至りました。5,6作目はつまらなかったので、見届ける目的で初日に行きましたが、今回は楽しめてやっぱり最終回は心得てるんだわと思えました。字幕で観たくて2Dとなりましたが、3D向けかなぁと感じました。絶対観るべしとは言えませんが、話題作のシリーズ最終回ですから観に行ってもさほど不満ではないと思います。

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プリン3
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