「根性で翻訳して読んだ最後の26ページ・・・」ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 yoyomanmaさんの映画レビュー(感想・評価)
根性で翻訳して読んだ最後の26ページ・・・
駆け足で終わった最終章でしたが、きちんと終わらせるというのは、
シリーズ物の持つ宿命として、とても苦しい作業だと思います。
子どもがごく小さいころに
毎晩読み聞かせをしていたハリーが、子どもたちが自分で読むころには、たくましく成長して、長い時間の経過を感じることができます。
スネイプ先生の秘密を知るとき、それは、私や子供たちにとっても、
いろいろな余韻を残してくれるものでした。
今までやったことのない挑戦でしたが、
連続夜更かししてやっと翻訳した最後の26ページを読み終えたとき、
映画を観に行く約束の前日の真夜中になっていました。
原作のラストは、より胸を打つ描写があり、大満足でした。
映画では、隠し続けられてきた秘密が明かされたり、激しい戦いの痛々しさより、ハリーやハーマイオニー、ロン、仲間たち、先生、ハグリットととの別れがひどくさびしく感じられました。
一つ少しだけ残念だったのは、3D仕様になっていたので、
私たちは2Dで観たのですが
明らかに3Dで観るための構成になっていて、本来のハリーの
ストーリー完結のためのディテールが逆に薄くなったような気がしました。
それでも大好きなシリーズ、もう一度、全部劇場で初めから観たい作品です。
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