「THE・アメリカンラブストーリー」バレンタインデー わたぼうさんの映画レビュー(感想・評価)
THE・アメリカンラブストーリー
クリックして本文を読む
まず広告の時点で、見なければならないと思える。
特に面白いCMをしているわけでもなく、何かの賞を取ったという話も聞かない。
ただ、無駄だと思えるほどに豪華すぎるキャスト陣。こんなに豪華なら見ないともったいない。やたらめったら知った顔、よく聞く名前。
作品としては、アシュトン・カッチャーが主役的立ち位置で、その他の面々が周りで恋愛模様を展開させる多人数型ラブストーリー。
正直、誰がなんて俳優かは分からないが、各々が個性を持ったキャラクターとして居場所を確立しているので既視観はあまりない。
主要人物だけでなくサブの人物までも愛せてしまう。比較的丁寧な脚本だと思うのだが、どうだろうか?
キャラクターが色々と差別化されているのでショートムービーを連続で見ているようで、小気味良いテンポ。
各キャラは、陸軍女性士官、ゲイのアメフト選手、浮気性の医者、恋に盲目気味の小学校教師、プロポーズを断られた花屋と、なんだか温かく見守りたい面々だ。
これは、恋人に振られた独り身くんも、熱々カップルも、熟年夫婦も、人生ずっと独り身野郎にも、万人受けする恋愛映画だった。
切り替えが早いのがアメリカ恋愛映画の良いところである。
コメントする