「花よりチョコレート。」バレンタインデー ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
花よりチョコレート。
バレンタインデーには観そこなったけど(爆)
まぁいつ観ても大丈夫な映画には間違いない、と思う^^;
好きなヒトと観てもいいし、ひとりで観てもいいし、
気に障るならムシしても…あ、この言い方はまずいか(汗)
オールスターキャストよろしく、アチラでもコチラでも
いろんな出来事が起こるのでせわしなくて面白さはある。
一応バレンタインデーにそれらは起こっているけれど、
ごく普通にさまざまなシーンでこんな恋愛を観る気がする。
恋人にプロポーズした途端に逃げられてしまうA・カッチャー、
実は妻子持ちに騙されていたJ・ガーナーのパートなどは、
よく考えればもっと早くに気付けただろうに!?とも思うが、
A・ハサウェイのぶっ飛びアルバイトとか(爆)
J・ロバーツの大切なヒトは誰?というオチとか、
意外性もあってそれなりに楽しいアンサンブルドラマだった。
物語にもっと深みがあるか、考えさせられる場面があれば
そう軽くはならなかったと思うが、それだとバレンタインに
ふさわしくないので^^;きっとこんな感じに仕上げたのだろう。
とはいえ各パートがダラダラと続くシーンも多く気になった。
S・マクレーンあたりがもっとなにか違うことをするのかと
思いきや、墓地をわめきまわる単に迷惑なお婆さんだった^^;
この背後に昔の彼女のラブシーン映画が流れて重なり、
あんなに可愛かったのにな~♪と過去の彼女を想い出す…。
随所に監督の遊び心が見てとれて、楽しい作品。
そりゃまぁ恋愛にはいろいろあるけれど、花束を贈る相手が
(日本だとチョコですが)いるだけでも幸せ♪ってことですね。
彼女にしろ、奥さんにしろ、秘書にしろ、軍人にしろ、
皆それぞれの形で頑張っているんだぞ。というのが伝わり、
(J・アルバだけ可哀相だったけど)励ましにもなる?作品。
J・ロバーツのパートが、いちばん納得がいって巧い演出。
女性に大人気のB・クーパーをあの扱いにしたのはさすが^^;
(ワタシ日本人でヨカッタデース。ハナよりチョコのがスキネ♪)