「漫才刑事」コップ・アウト 刑事(デカ)した奴ら odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
漫才刑事
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ニューヨーク市警の刑事の相棒もの、ブルース・ウィリスだからハードボイルドを期待してしまうが相棒がコメディアンのトレイシー・モーガンだからか、とんだ漫才映画になってしまいました。
二人が停職中にひょんなことから麻薬がらみの事件に巻き込まれるプロットだがほとんど下ネタでドジばかりではダイハードファンは怒るでしょう。
娘の結婚費用を工面するのに必死なウィリスと妻の浮気が心配なモーガンと背景はまるでホームドラマ。
本作の脚本のマーク・カレンが脚本・監督の「バッド・ウェイヴ(2017)」のブルース・ウィリスが全裸でスケボーと余りにも破天荒だったので、同じカレン兄弟の書いた本作に出演理由があるのではと気になって鑑賞。
やはり、下ネタで笑いをとるやり方はカレン兄弟の常套手段だった、もっとも下品なお笑いは相棒のトレイシー・モーガンにお任せでブルース・ウィリスは余りのっていない印象。
ウィルスはコメディもできるが根っからのコメディアンでアドリブ全開でいちいちオーバーアクションのモーガンとは波長が合わないのでしょう。
ウィルスは監督のケビン・スミスとも折合が悪かったようでレンズのことも知らないへぼ監督とこき下ろしている。おそらくウィルスを支持したのが脚本のマーク・カレンだったのかもしれません。もっともCMでドラエモンにまで扮しているブルース・ウィリスですからギャラを積まれればなんでもOKなのかもしれませんね。
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