(500)日のサマーのレビュー・感想・評価
全139件中、101~120件目を表示
アメリカの「モテキ」
サマーに踊らされる500日間、一目惚れして、わーっと燃え上がってしまうジョゼフゴードン。
男の子って単純だなぁと、可笑しかったです。
一方サマーはクールで、どんなに仲が良くなっても恋人関係にはならないとキッパリ。
2人の気持ちは同じように見えるのに、切ないです。
青を基調とした映像、衣装が印象的。
すごく切ない気持ちになる。
純粋なラブ・ストーリーではないのが本作の特徴です。とにかく「リアル」な映画でした。
一人の女性に一目惚れした主人公の500日間を、日にちをバラバラにして描いている点が『いつも2人で』に似ていて面白かったです。
ただ、観終わった直後はかなり切ない気持ちになります。
男はファムファタール的な女性に惑わされる訳で
ギフトカード会社にコピーライターとして勤める文系ロマンチストのトムの職場に同じような感性と自由奔放さを持った素敵女子サマーが入社してからの心踊りつつも地獄のようにもがく恋の物語。
ブルーバレンタインのようにいい時期の二人と関係性が悪くなる様子を交互に見せることによって、鑑賞者はドキドキ、ハラハラ、胸が苦しくなる訳で…
観客の性別やモテ度、属性によってこの映画の見方って変わると思うし、感想については公開当時盛り上がりがあったが、それは立場によって加担したくなる感想は違うから言及をする気はないです。
しかし、どんな立場にしろ恋愛のマジックアワー感、そして恋が終わり行く時の「もうどうしようもない」感を見事に表現した映画だと思う。
映画「モテキ」を先に観た身としてはあのミュージカル演出にあがりました。
アメリカ版「モテキ」!?笑
こりゃ面白い!
ジョセフ・ゴードンのキャラクターは完全に「50/50」のアダム。
彼の素朴で、どこか捻くれたキャラクターが好きな僕には、うってつけの映画でした!
また、独特の技法でストーリーが展開していき、そのどれもが感心するほど斬新で画期的で、とても面白かったです。
クロエは まだ幼いですねえ
よきかなぁ
失恋後すぐ見たせいか、とても響きました。時系列が変わり変わりで進んでいくところ、急に始まるコミカルなシーンなど色々な演出が読み取れる。最終的にはやはり、失恋から立ち直るには次の恋かと思い知った。失恋後の人に勧める映画No.1です。
面白かったです
(500)days of summerをまたもや観てしまいました。
10回近く観たかな?(^^;)
映画のイントロでも語っているようにBoy meets girl Story...
ありふれた…
いやいやところがありふれてはいないのです。
どちらかといえば夢見がちな音楽好きな男の子トムが、現実的な一風変わった女の子サマーと出会う。
ただこの二人を出会ってから時系列で追っていくのであれば、ありふれたラブストーリーになる。
ところが、二人の奇妙な恋をまったく予想もしないランダムな時間の流れで追いつつお話は進んで行きます。
そもそもタイトルの「(500)days of summer」の意味は?
このストーリー展開とタイトルの謎はラストに来てようやく「ああー!」と納得いくという心憎いばかりの筋書き。
サマーという女の子は、絶対同性から嫌われるタイプ。
“愛は絵空事よ”
“恋人になるってことは誰かの所有物になること”
“恋をして傷つくのがいやなの”
なんてことを言いながら友達としてトムと付き合うことになったものの、会社のコピー室で積極的にキスしてきたり家に泊まったり。
言っていることも嘘なのか、本当ななのかさっぱり分からない謎の女の子。
トムくん、弄ばれているとしか思えないのに、キュートなサマーにすっかり夢中。
まぁ、やっていることは酷くても演じているズーイーちゃんのクルクルよく動く大きな瞳とあの表情、カラオケで歌う「Suger Town」のあのキュートな歌声で観ている私たちまですっかり彼女の虜になってしまうでしょう^^
首筋のあのアザもゴキブリではなく、♡の形に見えてくるしね~♪
でも、よくよく考えると若い女の子はサマーみたいに、自分に好意を抱いている男の子の反応を観て楽しんだりする部分ってありますよね。
もう一つ、私がこの映画が好きなのはところどころに出てくるイラストが使われたアートな部分、ミュージカル風に道行く人たちとダンスしたり、「理想」と「現実」が同じ画面で描かれたりするのも面白い。
そして何よりも音楽がまるで私好みの音ばかりなのです。
もちろん、サントラも手に入れました…お安く手に入り、ラッキー!
ここのところ、偶然なのか意識的に選んでるのを自分で気付かないのかジョゼフ・ゴードン=レヴィット主演作ばかり観ております。
彼は演技が巧いだけではなくて人を惹きつける、好感が持てる俳優さんですね。
あの笑顔がいいのかな。
さて、みなさまは人生や人との出会いを「これは運命なんだ」と考える派ですか?
いかがでしょうか??
クロエ・グレース・モレッツちゃんも可愛らしくていい味出してました^ ^
500日のサマーを観た後はきっとサントラを聴きたくなるでしょう!
特にRegina Spektorの「Us」がこの映画にピッタリきます♪
彼女もとてもキュート、なんとなくKate Bush的な雰囲気を醸し出していますよね。
これぞ複雑
役者で選ぶ映画って個人的にはすごく少ないんですが、
ゴードンさんが好きすぎて見たうちの1つ。
これは恋愛映画ではない、
見事な、片思い映画。
なかなか思い切ってるなあと思う。
編集の時間軸もセンスがある。
なんたって、見事に天国と地獄といった主人公の気持ちを交互に入れてくるのだ。
さっきまであんなに輝かしい笑顔ででへへってなってたゴードンさんが、次のカットで死んだような顔しておでこもっと広くなったんじゃない?とかうっかり思ってしまうような落胆っぷりをみせたりするのだ。
この映画は、まず演出が好みですね。
内容は…………とにかくふくざつ笑
恋ってわからないもので、なかなか、映画という娯楽を作るにしては現実的なところをついていると思います。
共感できる人っていると思います、自分にはここまで複雑な経験がないのでなんともだけれど、言うならば、「女心ってワカンネーーー!」ってやつですね。
オチはとても良いと思います。
すっきりと見られるかと言われると悩みますが、見た後いろんな事を考える映画ではあるかもしれません。ズーイーかわいらしいなあ。
コメディー恋愛映画。。
ジョゼフゴードン、この俳優さん凄くカッコ良くて雰囲気だけ昔の窪塚さんに似ているな、と思いながら観ていました。
笑える所もある恋愛映画。こういう事、きっと色んな所であっていそうという感じでした。
キュート、って感じだ
振り回すのも振り回されるのも、期待するのも裏切られるのも、全部が本当にキュート。
彼の素直な表情の変化と、音楽が見事にマッチ。
コロコロと時間軸が変わっていくのも面白い。
とてもキュートで愛らしかった。
共感・気楽・面白い
好きな役者2人の映画のためDVD鑑賞。
ジョセフ・ゴードン=レヴィットもズーイー・デシャネルもやっぱりいい!
なんか好き。
人間のごく自然な感情・態度を描ききってたと思います、題の通り共感できて気楽に見れてそれでいてまあ面白い。
あとやっぱり最後よかったです
恋は運命か?
運命的な出会いに期待する青年とそんなのは信じないという女性の(500)日の物語。
何というかこの映画はすごく気を楽にして観れる作品だ。
冒頭でいうように確かにラブストーリーではない。
またジョセフ・ゴードン=レヴィットとズーイー・デシャネルの二人がいい。はまり役だ。
サマーみたいな女性には自分も気をつけなくてはと思った(笑)
ただ一つだけいうと、無駄に時間軸を飛ばしすぎたかなと感じられた。
時間の空いたときにゆるーく観てほしい。
個人的にズーイーはタイプだ。
男なら共感してしまうのでは?
オープニングの文字で“恋物語ではない”とあったが、確かにその通り。
“恋物語”ではなく、“片思い物語”。
しかも、なかなかに切ない。
だって、報われないんだもの。
運命の恋を信じる男と、運命の恋なんか信じない女。
そんな二人のラブストーリーなんて映画として成り立つのか?と思いきや、映画としては実に軽妙で面白い。
ただ男としては、身に覚えあったり、あるある!と思ったりする点多々。
自分もこうなのかなぁ…?と、つい思ってしまう。
男は意外とロマンチストなのです。
草食系男子のリアルな話。
運命を「運命」と思うかどうかは自分次第
物語は運命的な恋を期待する青年トムが、
愛なんて信じないサマーに一目惚れするところから始まります。
映画の最初の方は観てて悶々としましたが、
途中からテンポが良くなり、笑いを誘うシーンもありで面白くなりました。
終盤は運命とは何かを考えさせられるシーンがあり、
そこが一番共感できました。
友情→恋→結婚へのテスト
2010年に日本で公開された作品の中で1番好きな作品。本作でのトムのような恋の結末を迎えたという人は少なくないはずです。私もの似たような経験をしたことがあります。時々“なぜあの時”ああ“言ってしまったんだろう”とか“なぜ”あんな“行動をとってしまったんだろう”と考え後悔することがあります。本作で学んだのは“女性が男性に恋をした時、女性は男性を常に試しているというかテストしている“と言うことです。本編に出てくるサマーはトムに対して試練をいくつも与え友情→恋→結婚へ辿り着けるかどうかを試しているように思います。そして、トムはそれに気づくことなく失敗。それどころか、自分の気持ちに嘘をついたために本作のような結末を迎えたんだと思います。(特に本編開始30分を観ると私が言わんとしていることがわかると思います。)
グリーティングカードを作る会社に勤めるトムは秘書として会社に入ってきたサマーに一目惚れするところから始まり、彼らの友情から恋そして・・・を描いています。
注目なのは主演のジョセフ ゴードン レヴィットとゾーイ デシェネルの演技。監督のマーク ウェブの描き方。ナレーションの使い方。名ゼリフの数々。名シーンの数々。サントラの使い方。オープニングでのカメラワークの上手さ、何日目かを現す数字の表し方。全ての要素が上手くミックスして見事な作品を作ったと思います。
一人の男性としてこのような経験しているからこそトムに共感できます。このジャンルでここまでの傑作を生み出す事は難しいでしょう。そして、私の中ではこの作品に出会えたことに心から感謝しています。
全139件中、101~120件目を表示