(500)日のサマーのレビュー・感想・評価
全142件中、61~80件目を表示
人間の成長をちゃんと描いている
ただ好き、嫌いの恋愛物語ではなく、恋愛を通してナルシズムを克服して、努力や決断をして人生をすすんでいく姿を描いた作品だと思う。
しかも、最後はトムとサマーそれぞれに合わせた方法で二人がちゃんと成長するので二倍の感動がある。
トムはやりたい事を諦めて入った会社で仕事にやりがいが見出せない。これは努力しない自分のせいだが、自分は悪く無い、社会がおかしいと思ってる。
サマーは天性の愛嬌でなんとなくで上手く生きてきたが、両親の不仲を経験して、愛なんてものは偽り、どうせ別れるのになんで真剣な付き合いなんてする必要があるの?と思ってる。
本当は誰かを信じたり愛する努力をしないだけ。
そんな2人が恋をする。
最初は良い所だけが見えて楽しく付き合っていたが
段々とお互いに自分勝手になってくる。
トムは「サマー大好き、ちゃんと付き合ってくれ!俺はまだ君のことめちゃめちゃ好きなのに、君は冷たくなったな!前は買い物や映画見てももっと楽しそうにしてたのに!なんで俺の気持ちを分かってくれないんだよ!ほら、他の男からも君を守れるぜ、俺は!」
サマーは「トムにときめき感じなくなったわー。つまんないなー。まぁ、でも私のこと好きだし、優しいし、一緒にいるのはいいんだけどねー。」
この状況を打破して最初に行動したのはサマーだ。
そのきっかけはトムと観に行った映画だった。
そこで、サマーは映画から衝撃を受ける。
多分、人生のなかで自分の大切なものに気付いたのではないか。そして、涙が止まらなくなったサマーにトムが言い放った言葉は、
「ただの映画じゃないか」
この言葉にトムの駄目さが詰まっている。
映画を含めたすべての芸術はただの暇つぶしではなく人生そのものを豊かにする可能性を持っていることの素晴らしさを改めて感じた。
男女の想いの差をコミカルに描く
運命を信じる主人公トムと運命を信じないヒロインサマーの恋愛模様を時...
恋愛映画かと思いきや……
タイトル通りモテナイ男がサマーという女の子に出逢い過ごした500日を描いた作品。
映画の冒頭部分で「この映画は恋愛映画ではない」という文章から始まる。最初はそれに違和感を覚えたけど映画を見ていくにつれてなるほど〜って納得できる😁
ラストシーンでサマーとうまくいかなかった主人公は、オータムという女の子に出会うというなんとも洒落のきいた映画だと感動してしまう😂😂😂
そこで始めてこの映画は恋愛映画じゃなくて、出逢い系の映画なんだと分かった。
時系列はバラバラだけど、混乱せずスマートに演出されているのでとても見やすかった。
キャスティングと内容が本当にピッタリで、見ていても感情移入しやすく目にもたのしむことができオススメ。
タイトルも邦題を大幅に変えずに、そのままを使用しているのも好感度が上がるポイントだと思う。
何度も観たくなるような、そんな映画に出会いましたとさ🎥🎦🎬
さらっと観よう。
百年の恋も冷める要素が散りばめられている映画
途中トムが幸福な気持ちを表すダンスシーン。
モテキで大根監督がオマージュするくらい印象深いシーン。
他のシーンにも日常の中のキラキラを集めた映画。
普通の恋愛映画に比べると、日常感が強い映画。
そしてラストシーン。次は秋かーい!と心の中で突っ込んで終わる。
日本でも出来そうな構成。
ジョセフ・ゴードン演じるトム!
いるいる。こういう人いる。
踏み込めないし、勇気がないタイプ。なのに立ち直り早い。
ズーイー・デシャネル演じるサマー!
まず可愛い。そして可愛い。んでもって可愛い。
小悪魔でありながら周りを引き寄せるタイプの人。いるいる。
個人的に「うん、あなたの気持ちは分かる。」と思う点が多々あった。
そして(個人的に大好きな)マシュー・グレイ・ギュブラーも出てる❤
単なるオシャレ映画だと思っていたけど、確かにオシャレ映画。
あと、みんな何故か憎めない感じ。
夜中にDVD見ながらネイルしたい系映画。
結果WOWOWで録画しBlu-rayにも焼いたのに、DISCも買いました。サントラも買いました。
世界観にハマったのかもしれない。
恋って…
的を射てる
振られた腹いせに勢いで書いた本
演出なのか現実なのか、映画は過激なメッセージから始まる。しかし、サマーは一方的な悪として描かれている訳ではない。書いている最中に冷静になったかw
この映画は恋愛における理想と現実を描いていて、恋愛の予習には良さそうだ。でも、この程度が恋愛の現実などと思ってはいけない。現実では、お互いに運命を感じ相思相愛になっても簡単に醒めてしまう。
カップルで見ないほうが良いかもですw
全142件中、61~80件目を表示