天使の恋のレビュー・感想・評価
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佐々木希のかわいさが天使過ぎる!
佐々木希のかわいさの威力がすごい!!
棒読みだな〜と思いつつも「やっぱかわいい」に気持ちをすぐコロッと変えさせるられる!
恋をしたりお(佐々木希)が、天真爛漫にまっすぐ好きをぶつけてくるので、これにやられない男はいない。
物語でも女子高生に恋する成人男性は、気持ち悪くて受け付けないのに、こればっかりは仕方ないと思ってしまう。だって、天使だし!
りおの悪行の数々を見てたら「何が天使だよ!」と言いたくなるけど、この顔は天使だわ。
恋する天使になったら、過去の事は不問になってしまう。
過去観たレビューの書き忘れなので、覚えてるのはここまで。
悪行はこの年代の流行りで、りおと先生?の恋はなかなかよかったと思う。
けっこうエグい話なのだけれど、女優パワーでメジャー感のある作風にな...
けっこうエグい話なのだけれど、女優パワーでメジャー感のある作風になってる。
谷原章介もよかった。
佐々木希の可愛さは必見だが…
”エンコー”やってる今時(?)のギャルが、純愛に目覚めて変わるのが愛らしい。佐々木希の可愛さは必見だが、演技がダメで気持ちが覚めるのが残念。北川景子なら、名作になったのでは?
恋がしたくなります
中学生のときにみた作品で、
この映画をきっかけに映画が好きになりました!
感想は、佐々木希がかわいい!
ほんとにキラキラしていました(^^)
原作も読みましたが、
ラストは映画のほうが断然いいですね!
友達も号泣していました(笑)
それと、音楽がとてもよかった!
ぜひサントラオススメします!
想定外の良作
はじめは、佐々木希の美しさを鑑賞する程度の気持ちで観はじめた作品であり、確かに、佐々木希による佐々木希のための映画であることは間違いない。しかし、単なるアイドル物(彼女がアイドルかどうかは別として)の範疇を越え、想定外に良い作品であった。
極悪少女が、一人の男性と出会うことで、女性としてのやさしさや愛情に目覚めるというストーリー。昔のハリウッド映画のように、いまどき珍しいくらいの、ド真中ストレートなドラマだが、それがかえって新鮮な感覚を与えている。
彼女の演技は、決して上手いとはいえないが、普段の彼女のイメージとは違い、しっとりとした、深い味わいがある。東北女性的な控えめな感情表現がこの作品の奥深さを増す役割をしているように思われる。
撮影は、北野ブルー系で美しく安定感があり、お金をかけて撮影しているなと思わせる。
他のレビューで、映画館で観た人の話として、終わった後、観客の女性の多くが泣き、ほとんどの人が満足して帰って行く様子が語られているが、そういう状況が理解できる作品である。
青春だね~
援交だの脳腫瘍だの出てきますが、それらは、付録なだけで、
これぞ、甘くすっぱい恋物語
今思い出すとこっぱずかしい、淡い思い出とオーバーラップしちゃいましたな。
現実の恋物語は、大抵の場合、淡く悲しく雪解けか、
はたまた、雪崩のように崩れてしまうものですが、
これは映画ですから。しかも、携帯小説だそうで。
携帯小説=予定調和 の公式はすでに確立しているようです。
だいたい、ラストで多少の味付けはありますが、
安心して予想通りのストーリーを楽しめます。
ところで、
アメリカンハイスクール並みの状態でしたが、
しかし、最近の高校生はあんなに老けているんでしょうか?
うちの息子と同い年の設定なんだけどな~
なかなか普通に面白かった。
携帯小説原作という事で、なんかそういうベタなのを観たくなって観て観ました。予想通りの展開と出来事が潔く割と心地いい(^^)
各出演者も音楽もはまっていて、とても良かったです。
佐々木希満載
全編佐々木希がいっぱいです。
制服姿から様々なドレス、背中だけどセミヌードも!
髪型は一種類しかなかったけど、それを観るだけでも
男子は楽しめるはず。
反対に酒井若菜は歳をとって劣化が目立ちました(笑)
内容は、レイプにイジメ、援助交際に自殺など
過激な内容が多く結構刺激的です。
そして例によって不治の病の展開です。
ここまで揃うとさすがに現実感は薄れます。
なぜちょっと会った程度の愛想のない大学教授に
高校生が惚れてしまうのかは、説明があっても
共感や納得はできませんでしたね。
ただ刺激がそろっているので長くは感じませんでしたし
退屈と思ったり観るのを止めたいとは思いませんでした。
泣ける場面はなかったですけどね。
オンナノコの区別がつかないことがあったのは
僕が歳をとっているからでしょうか。
可もなく不可もなく、3.0くらいの映画ですが
佐々木希のかわいさに+0.5点でしょうかね。
関係各所との悪戦苦闘は報われたと言えるのかな
なかなかタイミングが合わず、
観られませんでしたが、ようやく鑑賞をしてきました。
劇場は、
若いカップルから、
おば様ペアまで、予想よりも
幅広い年代のお客様がつめかけていました。
更に意外だったのが、
女性客のほうが多かったこと。
佐々木希さんファンかな。
それとも原作ファンかな、ちょっと気になりました。
そんな中、
私のお目当ては、山本ひかるさん。
『仮面ライダーW』
コミカルな女性探偵役を演じられています。
どんな演技を魅せてくれるのか、
携帯小説原作だけれども地雷ではないだろうか、
期待と不安を交錯させながら、上映開始を待ったのでした。
★彡 ★彡
山本ひかるさんは、よかったな(笑顔)
でも、作品と、佐々木さんの芝居は、ちといかがなものかと・・・
しかし、上映後の反応は、
わたしのうしろの女子は感涙を流し
ハンカチで目元をふいていましたし、
おば様ペアも「クリスマスキャロルじゃなくて
コチラを選んでよかった」と笑顔で話していました。
他の方々も、大多数の方が満足しているように観えました。
よかった、よかった(笑顔)
と、いうことは、
私だけかい!置いてきぼりを食らったのは!!(苦笑)
谷原章介さんと音楽が鍵を握る
原作が携帯小説、
佐々木希さんの演技力への不安から、そう睨んでいました。
残念ながら不安は的中(泣)
①携帯小説
飛び降りるシーン『赤い糸』そっくり。
一瞬、桜庭ななみさんの姿が重なりました。
悲鳴を上げる演技は、南沢奈央さんのほうが上だな。
クライマックスのオチ。
『キャッツ・アイ』最終話の男女を
入れ換えて少し変化を加えただけですよね。
元ネタも漫画読みながら泣いてしまったほどですので、
今作も眼が潤みましたけれども、ウルウル感動しながら、
うわ~ん、やっぱり携帯小説だぁ~。冷静な自分も小脇におりました(苦笑)
②佐々木希さん演技力の不安
一生懸命、カバーをしようとする
演出側の苦労は垣間見えましたが、
隠し切ることができていませんでした。
東京国際映画祭公式プログラムによると、寒竹ゆり監督。
岩井俊二監督に師事されていたようですので、
『リリィ・シュシュのすべて』市原隼人くん戦法を
もしかしたら、取るのかな?なんて思っていたんです。
主役は佐々木さんだけれども、
佐々木さんのセリフは削れるだけ削って、周囲の役者に託す。
その役を、谷原章介さん、山本ひかるさんに割り振るのかな、と。
序盤、山本ひかるさんが
主役の如くセリフが多いんです。
このまま行くのかなと思いきや、
すぐに佐々木さんのセリフオンパレード(泣)
一番、監督の苦肉の策を感じたのは
終盤、佐々木さん、谷原さんが二人きりになる病室のシーン。
お二人の表情のアップだらけなんです。
「なんで、こんなにアップにこだわるんだろ?
『余命1ヶ月の花嫁』みたいに、ここは盛り上げどころなんだから、
できれば通しの一発勝負くらいの勢いになるまで、感情を作ってもらって、
お二人のショットを若干引き気味に撮り、視線や仕草の絡みあいを見せたほうが、
イインじゃないかな。お二人にとっても、ここは最大の見せ場でしょ??」と疑問に。
でも、少し冷静に考えてみて、
ある可能性にぶち当たったんです。
「いや、そうしたかったけれども、
それをお客様に魅せきるだけの、
演技を要求するのは難しいだろう」と判断したのかな、と。
勝手な解釈かもしれませんが、
そう考えると辻褄があうような気がしました。
あと、
佐々木希さんのとき、照明の明度を
他の役者さんよりも、若干強くし、
白色系の色彩を比較的多く用いたのは、
「天使」を表現しようとしたのかな、なんてスクリーンを眺めていました。
★彡 ★彡
寒竹ゆり監督。
映画初監督作品が、携帯小説と、
ある意味ハードルは高かったと思いますが、
なんとか無難にまとめられたのではないでしょうか。
大人の関係も無事クリアしていました。
どうせなら、木村佳乃さんに「私を殺しなさい」と叫ばせて、
ナンパする役は成宮寛貴さんにしてもらえばよかったのに(苦笑)
佐々木希さん、
一生懸命さは伝わりましたし、
エビちゃんの初ドラマよりは、抜群によかったです。
次回は、関テレ火曜日22時枠、
『白い春』尾崎将也さん脚本のドラマ出演が決定済み。
貫地谷しほりさんも出演されるみたいなので観させていただきます(笑顔)
よかったです。
佐々木希さんの演技力がすごいなぁ~と思いました。
恋をしているかわいらしさと、恋をしている切なさとがすごく素敵でした。
感動して涙が出てきてしまいました。
とっても心に残るラブストーリーでした。
本当の気持ちを告白するときの谷原章介の表情が素晴らしい。何とか大人の鑑賞にも耐えられるレベルです。
「恋空」「赤い糸」を超えるアクセスを誇るケータイ小説の金字塔を小説化。「赤い糸」は見ていますので、小地蔵なりにこの手の作品に共通するのは、観客対象となる携帯世代に密着した凄くリアルな存在感がある主人公なんだけれど、ストーリーの方はアリエネェ~と思うくらいの偶然が重なっていく、ぶっ飛んだ展開が目立つと思うのです。
本作も、高校生を娘に持つ親世代から見たらぶっ飛びそうだけれど、現実にはどの学校でも居そうな理央が登場します。理央は援助交際を自分だけでなく、クラスメートにまで様々な謀略を使って、仲間に引き込む小悪魔のような悪女なんです。
生活は贅沢三昧で、援助交際の相手から豪華なマンションをあてがわれていたり、高級ブランドを着飾ったり。理央と仲間の女子生徒4人が原宿を闊歩するところは、セックス・アンド・シティをぱっくったような映像でした。
いまこんな女子高生が現実にいて、映画の世界だけではなくなっていることが、恐いことですね。
ただ理央は好きでこうなったのでなく、ちゃんとした理由がありました。後半明かされる彼女の身の上を聞くと、3年前にレイプされて、妊娠までしたというのです。気丈にも出産を決意したものの、女子中学生に子供は育てられないと両親が反対し、やむを得ず卸してしまったことを語ります。
それ以来理央は、苦しめられる立場から、苦しめる立場になっやろうと決意。不良仲間と連んで、毎晩援助交際をした相手を揺すって、まとまった金額を脅し取るような修羅場を続けていたのでした。
そんな荒んだ生活を唯一慰めてくれるのが、親友の奈緖子でした。彼女との親密度は、キスし合うレズに近い深いもの。しかし、奈緖子は、毎晩義理の父親に犯されていて、挙句の果てに父親を殺し、理央の目の前で飛び降り自殺してしまいます。
何ともシリアスなストーリーです。
こんな汚れ役をよく佐々木希が引き受けたものだと感心します。彼女がこの役を演じるには、「天使」過ぎます。またストーリー配分も、佐々木希のために用意したようなブランドを着飾るシーンが長すぎたと思います。
もっと理央の過去を暴き立てて、強烈な恨み心の描写と際立つ悪女ぶりを描くべきでした。それを佐々木希に求めるのは酷なこと。冒頭タイトルシーンで背中をはだけたセミヌードを披露するのが精一杯というところでしょうか。
そんな小悪魔が、写真店の手違いで手した同姓のある男の写真に一目惚れしたことから、態度が豹変します。今時銀塩カメラで同時プリントするのかという疑問もありますけどね・・・。
クールで表情を出さない援助交際グループのリーダーが突然援交から足を洗い、恋する乙女にキャピキャピとヘンシ~ン!しちゃうのは、ケータイ小説ならではの展開でしょうか?
理央は写真の主と知り合うため、直接プリントの袋に書かれていた連絡先に電話して、光輝と出会うことになります。ホントならプリントを渡してねそれまでになるのに、わざと持ってきたヴィトンの傘を赤の他人に譲り渡して、光輝の傘のなかに潜り込むところが微笑ましいです。
このシーンは、もう一回クライマックスの駅ホームでの場面で、リフレインされるので、覚えておいてください。全く記憶をなくした光輝の傘のなかに、理央は初対面の振りをして潜り込もうとするところは、ぐっときましたね。
本作が大人の鑑賞に堪えるレベルまで引き上げたのは、光輝役の谷原章介の演技が素晴らしかったからだと思います。
光輝は凄く複雑な設定で演じるのは難しかっただろうと思います。
理央にキャピキャピに迫られたら、35歳のおじさまだって目尻を下げて交際に応じるではありませんか。なのに意味深に光輝はクールに撥ね付けるのです。ストーカーみたいに後を付けられても平然と無視。こいつ歴史オタクだから女に興味がないのかと思っていたら、大間違い。後で告白するのですが、理央に言い寄られて、実は嬉しかったのです。 でも、撥ね付けたか、そして突然理央の前から消えてしまうのか?それは光輝も3年前にある人物からあることを宣告されたことで、御先真っ暗の絶望状態となり、毎日をニヒルに生きていたのでした。
理央に自分の置かれた境遇と、本当の気持ちを告白するときの谷原章介の表情が素晴らしい!本当に暗闇のなかで、天使と出会って救われたというような至福の顔つきでした。
さしてラストの感動シーンへ。後半部分は、一般の映画ファンの鑑賞に充分堪えられるレベルです。期待をはるかに上回る出来でして、構成面で修行を積めば寒竹ゆり監督は、西川美和監督に匹敵する評価を得ることになるでしょう。
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