「三人の個性が光る韓流ウェスタン」グッド・バッド・ウィアード りりーさんの映画レビュー(感想・評価)
三人の個性が光る韓流ウェスタン
まず、ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ウソンの三人の俳優さんが共演したことが、映画を盛り上げたと思う。
GOOD→良い男の賞金稼ぎのパク・ドウォン(チョン・ウソン)
BAD→冷徹非道のパク・チャンイ(イ・ビョンホン)
WEIRD→変な奴のユン・テグ(ソン・ガンホ)
この三人のキャラ設定が良い。
三人が、宝の地図を奪い合い、そのお宝とは??という実に簡単なストーリー。
それに、闇市のギャングや日本軍が加わり、ややこしくも入り乱れて大銃撃戦。
はちゃめちゃぶりがエエわ~。
走る列車の中、闇市、砂漠と場所を変えて、銃撃戦は終わることがないかのよう。
この映画で、いったいどれくらいの弾を撃ったのだろう?と途中考えたけど、考えても無駄ねと気づく。
三人三様の個性を生かした見せ場もあり、飽きないで最後まで見られた。
中でも、チョン・ウソンの、ロープシーンや馬上での銃撃シーンはカッコいい。
イ・ビョンホンの冷徹ぶりも、「アイ カム ウィズ ザ レイン」の時と同様、良かった。
小さな表情が、実に良い。
CGなし、生のアクションは、見応えあり。
途中、目をそらしたくなるシーンがあるけど、大体は大丈夫。
口笛に、ジュリアーノ・ジェンマを思い出したり、
島田紳助さん似の俳優さん(紳助を少し太らせるとホントにそっくり)にニンマリしたり。
女性がほとんど出てこず、エロいシーンがないのも良い。
ストーリーにもうひとひねりあってもよかったかな。
コメントする