劇場公開日 2009年8月29日

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「三人の個性が光る韓流ウェスタン」グッド・バッド・ウィアード りりーさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0三人の個性が光る韓流ウェスタン

2009年9月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

まず、ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ウソンの三人の俳優さんが共演したことが、映画を盛り上げたと思う。

GOOD→良い男の賞金稼ぎのパク・ドウォン(チョン・ウソン)
BAD→冷徹非道のパク・チャンイ(イ・ビョンホン)
WEIRD→変な奴のユン・テグ(ソン・ガンホ)
この三人のキャラ設定が良い。

三人が、宝の地図を奪い合い、そのお宝とは??という実に簡単なストーリー。
それに、闇市のギャングや日本軍が加わり、ややこしくも入り乱れて大銃撃戦。
はちゃめちゃぶりがエエわ~。

走る列車の中、闇市、砂漠と場所を変えて、銃撃戦は終わることがないかのよう。

この映画で、いったいどれくらいの弾を撃ったのだろう?と途中考えたけど、考えても無駄ねと気づく。

三人三様の個性を生かした見せ場もあり、飽きないで最後まで見られた。

中でも、チョン・ウソンの、ロープシーンや馬上での銃撃シーンはカッコいい。
イ・ビョンホンの冷徹ぶりも、「アイ カム ウィズ ザ レイン」の時と同様、良かった。
小さな表情が、実に良い。
CGなし、生のアクションは、見応えあり。

途中、目をそらしたくなるシーンがあるけど、大体は大丈夫。

口笛に、ジュリアーノ・ジェンマを思い出したり、
島田紳助さん似の俳優さん(紳助を少し太らせるとホントにそっくり)にニンマリしたり。

女性がほとんど出てこず、エロいシーンがないのも良い。
ストーリーにもうひとひねりあってもよかったかな。

りりー