食堂かたつむりのレビュー・感想・評価
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人を幸せにする料理
人を幸せにする料理・・・そんなテーマの映画は今までも数多くあったが、どことなくメルヘンチックで、不思議な世界から抜け出せない作品。波乱万丈な展開を予測させるも、中学時代のクラスメートであったミドリ(満島ひかり)によって料理の中に虫を入れられただけ・・・
母親ルリコ(余)が処女?などという奇想天外な発想はいいのだが、一緒にオッパイ山のバンジージャンプを飛んで失踪した先輩シュウ(三浦友和)が医者となって故郷に帰ってきて、癌であることが発覚したのに、そのまま結婚というクライマックス。最後は豚エルメスに乗って空を舞う・・・
ファンタジーならファンタジーらしく、人間ドラマならドラマらしく、なんだか全てが中途半端なような気がする。一番印象に残ったのは、ルリコの経営するスナックの常連である田中哲司が「こんなに時間かけやがってお茶漬けかよ」と言いつつもお茶漬けを食べてから1万円札を置いていったところだろうか・・・それに彼は飲酒運転になるからと、馬に乗って飲みに来ている(笑)
雰囲気は嫌いじゃない
監督が撮りたかったものを全部寄せ集めた感じだろうか、全体的にもっと整理できると思う。所々飽きさせないような演出はあるけど、虫のくだりが終わった辺りから退屈に感じた。原作は未読なので内容について文句は言いにくいが、もっとさくっとやってほっこりする感じを期待していた
おいしそう
原作を読んでいないので無知なまま柴咲さん見たさで見ました。
かもめ食堂の雰囲気かと思いきや、嫌われ松子っぽい(映画みてないけど)感じ。
ゆるい映像ではなかったので
めっちゃ好み!というわけではないけど、嫌いじゃないかなといった感じでした。
出てくるお料理が素敵なのと
りんこの食堂かたつむりのキッチンが素敵。
あんなキッチンでお料理したい。
あとブタがいた教室のテーマをさらっと入れていた。
切なかったけど、食べるって生きることなんだなと思ったり。
ファンタジックなおとぎ話といった印象。
最後の親子のお話と
白い鳥の食事のシーンがいろいろとぐっときます。
かたつむりのあゆみのように。
失恋のショックで失語症になってしまった倫子は田舎の母の元に帰り『食堂かたつむり』を開く。
原作読破済みで、気になってたので。
柴咲コウがハマっていて良かった!服とか食堂作ってるシーンすき。
残念だったのがファンタジーな映像。
かわいいんだけど…実写とあんまりマッチングしてない感が拭えなかった。
母が自由すぎて笑える…エルメスかわいい。
きっと心配してるんだろうなー
倫子が食材と向き合ってるシーン好き。
人に合わせてつくるのはほんと至難の技だよなぁ
料理を通してあったかい繋がりを感じられる作品。
気持ち悪いガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル
俺はモンティ・パイソンが大好きです(´∀`)
アニメーションとかCGのシーンがこのモンティ・パイソン風なのが正直「古い!!」とは思ったけど期待させるものがありましたよ(^O^)/
ところが話が進んでくうちに・・・・
( ゚Д゚)ハァ?( ゚Д゚)ハァ?( ゚Д゚)ハァ?( ゚Д゚)ハァ?( ゚Д゚)ハァ?
インド人の彼氏に裏切られて声が出なくなるっていう設定もどうかと思うけど、その後食堂を開いてから出す料理が全然うまそうじゃない(;´∀`)
ジュテームスープ?だっせ~名前(゚∀゚)アヒャ
何で年寄りに肉料理を出して高校生のカップルにまずそうな流動食を出す???(;・∀・)
何でお母さんが豚を溺愛してるのかも分からんし、それとの心の妄想会話も何ともドラッギーでクレイジーワーイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーイ
満島ひかりの役どころの意味が分からん┐(´д`)┌ヤレヤレ
サンドイッチに虫を入れたのを自分で暴露するのもますます意味が分からん(;´д`)=3トホホ・・
客が1日1組???それでどうやって食っていけるんだ??一体いくら取ってんだ???
田中哲司は嫌そうな役?悪役?みたいなのを演じてるけど、外連味を出すつもりなんだろうけどスーツを着て馬に乗って移動してんのはどうなんだ???\(◎o◎)/
おかんの店に来てる客の役者の演技は素晴らしいんだけどねえ~
ブラザートムも無条件で倫子を色々手伝ったりしてるけど、この人普段何やって食ってる人なんだろ?
このあたりの生活感が全然見えないファンタジーっぽさがどうにもこうにも受け付けない。
おっぱい山でバンジージャンプ・・・まあ一応男女のメタファーのつもりなんだろうけど大の大人が考えた発想としてはかなりださいし恥ずかしい(/ω\)
不倫で生まれた子供ってことにしといたけど実は・・・っていう下りで真相が水鉄砲で精子を打った???
処女懐妊ってことで聖母マリアとキリストのメタファーってことか?
それで倫子が神がかった力を持ってて、作った料理を食えば願いが叶うという設定にしたいわけか??
つうか水鉄砲で精液が打てるか!!!一体どれだけの量を打つんだ???ヽ(`Д´)ノ
天井のフクロウがどうこうっていう話も全然意味分からん(;´д`)=3トホホ・・
おかんは倫子が子供の頃に手紙を差し込んだらしいシーンが出てくるけど・・・あの手紙にはっきり「食堂かたつむりの繁栄を願ってます」とか書いてあるのおかしいだろ???まだ子供の頃だったのにそんなこと分かるか!!!!(゚Д゚)
おかんが余命いくばくもないって中で豚のエルメスを食べちゃおうかとか抜かして・・・唐突過ぎてなぜだ???という疑問を禁じ得ない。
それでエルメスがドナドナよろしくトラックの荷台に乗っけられて・・・心の中で勝手な妄想会話をしてたにもかかわらずここでなぜエルメスの台詞が一切ない???
それで肉になって料理をして・・・おかんの結婚式で豚の料理を出して・・・
ガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル
恐過ぎる(;´Д`)
そしてその披露宴に来てる面子がこれまでの登場人物のみっていう非常に狭くて限られた世界観なのが良く分かる( ゚д゚ )
サンドイッチに虫を入れた満島ひかりが何でそこにいる?????
さらにアニメーションとCGでおかんと倫子がエルメスの背中にまたがって空を飛んで・・・何だこの身勝手かつ自己満足満載のシーンは?????
そしてラスト
今までちょこちょこ出てた鳩が食堂のドアにぶつかって死んで、それを見つけた倫子がその鳩の死骸を料理して自分で食って・・・・
「おいしい・・・」
ゴ━━━━(# ゚Д゚)━━━━ルァ!!
まず死骸を料理するのも( ´Д`)キモッ
そして声が出なくなった切っ掛けと声が出る切っ掛けが全く対比になってない!!!!
主人公が一切の関係ない他人が介在することを拒否して、何もかも自分中心の語り口で進めて行って、最後に都合良く自己完結させるという心底むかっ腹の立つ映画です。
そしてサイコホラーと言ってもいいくらいのクレイジーさ。
つうか「食堂かたつむり」っていうネーミングからして( ´Д`)キモッ
自分の世界に浸って、他人を一切寄せ付けず、自分が心地よければそれで万事OKという身勝手かつ一人よがりのオナニー映画。
この映画の制作陣はファンタジーをファンタジーの精神で作るという映画製作にあるまじき愚行を見事にやってのけてる。
お勧めできん!乂(´Д`;)
かたつむりのあゆみのように
映画「食堂かたつむり」(富永まい監督)から。
心因性失声症になってしまった倫子役は、女優・柴咲コウさん。
作品の中でも、ほとんど台詞はない。
しかし、なぜだか、彼女の表情に、いろいろな声が聴こえた。
特に「おいしかった・・」と言われた時の、彼女の幸せそうな顔は、
手垢のついた「嬉しい」「幸せ」では表現できないほどだ。
静かな映画だが、観終わって、こちらも幸せな気分になれる作品。
気になる一言は、彼女が開いた「食堂かたつむり」の意味。
たぶん、ほんの少ししか画面には出ない、看板に書かれた文字。
「おっぱい村のめぐみを、かたつむりのあゆみのように
ゆっくり時間をかけて、お届けしたいと思います。
ご希望をお聞かせください。」
1日1組のお客のために、どんな料理を作ったら幸せになるか、を
じっくり考えながら、料理を作ると言う意味なのだろう。
この作品、女性が観たら、また違った感想なんだろうな、と思うが、
料理を作っている時の女性(妻)って、美しいな・・って感じたのは、
きっと私が男だからだろうな。
料理って、不思議な力があるな、と実感した作品である。
男目線で,観に行ったら,隠れていたかもしれん乙女子(オトコ?)がッ!?…
御多聞に漏れず、
女優陣が、好きな人ばっかだったので、つい、「目の保養に(!?)でも…」,と出かけたハズだったんだけど…
「そんなに、不幸かぁ?」
と思えてしまう程の設定を前説やら、つなぎ(?)で、ミュージカル仕立てコラージュ風(?)にて、ハショってしまうあたり、
「いただけんなぁ〜」などと思いつつも、その日常的(?)食材の持つカラフルな色彩に、身を委ねていると、ナゼかしら、"ワクワク"してしまっている,乙女な(!?)自分を発見してしまい「ドビックリ!!」
一応の一波乱は、有りつつも、
「こんなイイ人ばっか(いないよねぇ〜?)だったら、イイヨねェ〜?」的、有り得ねー設定に、ツッコむ前に、だいたい、小さな幸福感(?)の方が、湧き出してきて、勝ってしまうという
"(料理を)食べたくなる"映画というよりも、
普段,料理をしない人でさえも、
"(料理を)創ってみたくーなる(させる?)"映画かと…
ストーリーは、ともかく(?)、我々人間の食材(自然?)の持つ豊かな色彩の洪水に、乱れまみれて、「ウキウキ」、「クラクラ」とか(?)、してみたい方には、超オススメかもッ?!
極私的には、意外な発見の出来た作品でした…
美味しい人生。
なんとも不思議な世界観を味わった。
原作は読んでいないし、これが食に関する話なのか、
親子愛を念頭に描かれた話だったのか推測が難しい。
おそらく監督自身がどう描こうかと迷ったような、
そんな足跡すら感じとれるファンタジー系ドラマ。
まず冒頭の、絵本のような可愛らしい描き出し。
女の子ってこういう系好きだよな~なんて思ってたら
フワフワとした唄まで流れ始める。
極彩色が見え隠れし始めて、あ、そういう系ですか?
と思っていると、後半でグッとくるドラマに早変わり。
今作自体が料理のようにコロコロと味わいを変え、
観る側の驚きを誘うが、そこで好き好きが分かれそう。
この映画を美味しいと思えるかどうかに…。
私はこの世界観が美味しいと思えた方だった。
想像力を掻き立てるものが様々に配置され、
エ?と思うような描写が絵本仕立てに見えてきたり、
かと思うと昭和ドラマのような色合いも見え隠れする。
幸か不幸か、人間は美味しいものを口にすると
ホッとできて幸せを満喫できることを再認識する。
そもそも私が食べること大好き♪なせいもしれないが
命の源はそこにあるのだから感激せずにいられない。
とはいえこのドラマは、
ほんわかした雰囲気のまま終わるのではなかった^^;
うわ、そうきますか?という展開が後半に用意され、
不意をつかれて涙が出てしまった。
余貴美子の怪演は本当に素晴らしく、彼女の饒舌と
柴コウの無口がいい比率でこの親子に配分されている。
眼力(かなり強いですからね)だけで演技のできる
柴コウの巧さはなかなか。料理の手さばきも良かった。
エ?食べちゃうの!?的なショックを感じる人もいる。
似たような作品が最近もあったけれど…^^;
が、私には残酷というより全てに感謝せよ。の気持ちが
料理に表れていたと思うのだけれど…これも様々かな。
(ジュテームスープっていう、ネーミングが素晴らしい。)
柴コウ可愛い
ほんわりと『生と死』に
ついて考えさせられる
映画だった。
なんとなしに見た映画だったが十分楽しめたので満足。
お茶漬けに1万円払ったおっちゃん(笑)
かっこよかったよ(^-^)/
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