「感動作だけど、意外とドライ」すべては海になる 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
感動作だけど、意外とドライ
佐藤江梨子演じる書店員は、暗い過去を本によって救われた。
柳楽優弥演じる悩みを抱える高校生の唯一の救いは、本。
そんな二人がある事をきっかけに親しくなっていくが…。
一見、ハートフルな感動作のように思えるが、映画はなかなかにドライ。
本のハッピーエンドに違和感を覚えたり、“手を繋いだだけで繋がっていると思いたくない”だったり、辛辣にかつ的確に人と人の交流を描いて、説得力と納得感を覚えた。
もはや高校生に見えないが、柳楽優弥が高校生役を繊細に演じる。
でも終始、サトエリのナイスバディなスタイルに見とれてたけど。
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