劇場公開日 2009年8月15日

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「真っ赤な雨!美少女アイドルの血飛沫合戦!」吸血少女対少女フランケン ratienさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5真っ赤な雨!美少女アイドルの血飛沫合戦!

2024年5月31日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

幸せ

萌える

ホラー映画の醍醐味は、逃げ惑う美女にあると思ってます。そういう意味では、ホラー映画にアイドルが出演するのにも納得ですね。
当時は、ホラー映画もスプラッター全盛で、必然的に可愛い娘が血しぶきにまみれながら頑張るってのが多かったかな。まぁ、新手のアイドル映画、アイドルの登龍門って感じですかね。そんな作品に結構はまっていて、見漁っていた頃の一本です。

ジャケ写とは、全く違います。キリリとした川村ゆきえさんの凛々しい姿から、重い内容かとイメージできるんですが、大違い!
一言で言うなら・・・「くだらねぇ~~~~!」。お笑い要素満載の作品でした。監督曰く、『ラブコメ・スプラッター』ということでしたが、上手いこと言うな~って感じです。

本編に関係なく、リストカット部だとかガングロ部だとか、何それってヤツの出番多すぎ!こんなところで特殊メーク使う!って感じです。 そして出血量も半端なし。最近のものは、CGに頼りすぎ(本作でもそういうところはありますが)の面がありますが、この作品血しぶきだけはグッドです。まさに赤い雨!この赤い雨に打たれるヒロイン、川村さんがホンっと可愛らしい!
それから、もう一人のヒロイン、乙黒えりさん。ゴスロリの衣装の時は何にも思わなかったんだけど、フランケンになってからが良いです!はだけた着物、鬼気迫る演技も結構はまっちゃいました。
ただね・・・

基本的にコメディが、どうかってことです。
自分のなかでは、面白かったっていうイメージが強かったんですが、今回、見直してみたら・・・
えっ、こんなもん?
全然笑えませんでした。ファンの人には申し訳ないですが、はっきり言ってつまらない。
川村さんの可愛らしさだけで、面白いっていうイメージを植え付けていたのかもしれない。若かりし頃の斎藤工さんも、良い味だしていたんですが。
最終的にもうちょっとエロの部分が欲しかったかな~って想いもちらほら。

やっぱり、その時々で感じかたって変わるんですよね。

ratien